【はじめに】
先ず初めに、作者である東雲未だきから読者の皆々様へ、格好悪く見苦しく情けない長々とした言い訳と、お願いがございます。これらは本来ならば前書きの場で行なうべきところなのですが、とても重要な事柄ですのであえて本編に組み込ませて頂きます。
この小説の設定、ミリタリー関連もですが、特に時代劇パートの登場人物の姓名・生年・役職等々、また登場地域の名称・位置等々、或いは時代考証等々、至る箇所にツッコミどころ満載、且つ、かなりいい加減で間違えまくった描写を多々していると思いますが、作者本人はこれでも極めて真面目な作風を目指しております、本当に。
この小説は、怪獣に翻弄される江戸時代の人々を極めて大真面目に描こうとしています。ですから、作者の無知無学に目を瞑り、「歴史好きでもない普通の小学生児童が思い付きの遊びで夢を語っているようなノリなんだな」と流してくださいますように。そう、「フィクション時代劇というよりも、むしろファンタジー日本史だコレ! まぁ、でも、これはこれで作者は真剣なんだなぁ~。仕方ない。付き合ってやるか!」と割り切ってお読み頂けますよう、改めてお願いいたします。
それでは、「怪獣お伽噺」。寛容の心を持って、広く温かく優しく赦しながらお楽しみください。
東雲未だき