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【異世界転移】をやってみた《4》 ―旅のおわり―  作者: とり
 第4話 はじまりの庵(いおり)
60/82

 60 じょーずに焼けました!




   〇まえの回のあらすじです。

   『フローラが、おやイノシシをくししにする』













 (みっ)つの(てっ)(しん)によって、キングボアはその()にぬいつけられた。

 オーバーキル(やりすぎ)はなはだしいが、もとよりはこうするつもり。「うらむならうらめ」と、()のまえで(おや)を殺された()イノシシらに(ねん)じて、フローラは追加(ついか)魔石(ジェム)をはなつ。


 バッ!

 投擲(とうてき)したのは、(べに)とヒスイの色をひとつずつ。

 ヒスイの石は高圧(こうあつ)空気砲(くうきほう)となり、鉄の(くい)につらぬかれた(けもの)(あぎと)から、内腑(ないふ)へと着弾(ちゃくだん)した。


 ぶおっ!

 ひとまわり(おお)きくふくれたイノシシの身体に、今度は紅蓮(ぐれん)の業火が、(うず)をまきながら被弾する。

 圧縮(あっしゅく)された空気が、火種(ひだね)を受けてイノシシの内部(ないぶ)爆発(ばくはつ)した。

 黒い巨躯(きょく)が、ふうせんのように膨張(ぼうちょう)する。

 (ねつ)ではがれやすくなった毛皮が、うちがわからの衝撃(しょうげき)によって、おもしろいようにはじけた。

 (はやし)のたかみから、(おお)イノシシとフローラの対決を()まもっていたユノのもとに、(はい)色のけむりがのぼってくる。

 ()(にく)めいた、香ばしいにおいも。

「こんなもんかしらね」

 こんがり焼けて、すっかり『(けもの)』から『お肉』へと変わった(しし)。その(はな)づらをぽんぽんたたいて、フローラはひとりごちた。







   ()んでいただき、ありがとうございます。




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