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Vtuberをサボってみた  作者: ひな
8/91

配信前に押しかけてきた

もうね、歳だよね

葵が家に帰った後、

流石に夜ご飯にするには早すぎるので、YouTubeでもみておく。

葵の配信を見るのも良いけど、チャンネルを知らないしあまり見る気もないので見てない

てか何時から配信からも知らない

本当に暇だし回覧板隣に回してこようかな。

『回してちょうだい回覧板』なんて歌の中に昔あったけど、一応重要な事書いてある事が多いから早めに回した方が良いな。


そして突然『ピンポーン』とチャイムが鳴る。

インターホンを見てみるとそこには葵が映ってた。

なんか忘れ物でもしたのかな?


「どうした?」


「…問題が発生したので来ました」


「了解、とりあえず部屋来て」


「…分かりました」


正面のドアを開けた、

とりあえずエレベーターの時間も入れて3分後くらいにはくるだろう。

問題が発生したのは一体なんだろうか。


来るまで暇だな、曲でも流すか。

まぁ軽く口ずさむぐらいだけど


【さらば 故郷よ また来るまでは

 暫し 別れの涙が 滲む

 こいし懐かしい あの街 見れば

 山の夜空に 十字星】


そして曲を口ずさみながら聴いていたらまた【ピンポーン】と音がした次は玄関の方からしたのでついたのだろうか。


扉を開けてみると葵がちゃんと居た

部屋を間違えてたら面白かったよね


「それでどうしたのか?」


「…パソコンが…起動しなくなった」


「配信出来なくない?どうする?」


「…直し方が分からないから…聞きに来た」


多分他の人に聞いた方が良いと思う、

特にパソコン得意でもないし


「俺のパソコンで、配信する?」


「…良いの?」


「別に良いけど、立ち絵とか今ある?」


「…メモリを持ち歩いてるから大丈夫」


「うん、落とさないようにしてね。兵庫県みたいになるから」


「…分かった」


家に入れて、配信部屋に連れて行く

さて配信の機材はあるから、立ち絵をメモリからダウンロードして入れるだけで良いかな。


「メモリ貸してくれないかな?」


「…うん」


メモリをパソコンに挿して、立ち絵のファイルをダウンロードする

後は色々準備をして、一応配信できる環境は出来た


「これで配信出来るけど、炎上するかも知れないが本当にここで良いのか?」


「…配信出来るならどこでも良いよ」


「YouTubeのアカウントを間違えないようにしてくれよ」


「…あ……アカウントのパスワードと、メールアドレス知らない」


「えぇならどうしようか、流石に俺のYouTubeで配信すると問題になるしな」


チャット打つだけでやばいのに、配信したらもっとやばそう、Twitterのトレンドにもう乗りたくない。


「…今からアカウント作って…サブ垢として使う?」


「契約的に大丈夫なのかそれ」


「…多分大丈夫じゃない」


「それなら俺のアカウント使うのも大丈夫じゃないでしょ」


「…どうしようか」


「配信って何時からなの?」


「…16時」


「え?もう16時13分なんだけど」


「…流石にこれ以上遅れるの…やばい」


「はぁわかった。とりあえず俺のアカウト使って良いよ。怒られたら俺がどうにかすれば良いし」


流石に視聴者をこれ以上待たせるのはまずい。

企業の人に怒られたら俺のせいにして、なんとかすれば良いし、 

この子がクビになったら俺がなんとかすれば良いか。

知名度があると色々融通が効くので便利。


「…ごめんね。ありがとう」


「まぁパソコンはいつか壊れるししょうがない」


そして葵は配信を始めた。

多分俺はまた、炎上します。

この子も炎上すると思うけど、

最近歳取ったなと感じる事が多いです


皇暦2682年(令和4年)7月30日追加


おもろいな此奴と思ったら★ ★ ★ ★ ★でも感想でもどちらでも良いです。


いつになったら完結するんでしょうね

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