本当に暇してみた
暇なんだよな、
リビングに着くと、まずは椅子に座った。
こっちに来たけどめちゃくちゃ暇だな。
学生だから忙しいとか思う人もいるかもしれないが、大学生なんてこんなもん。
暇な事が多いが、家から出るのはめんどくさいので、引きこもりみたいになるんだよな
「南田、やる事なくない?」
「神田君の家は何かないの?」
「テレビはあるよ」
「テレビぐらい何処の家にもあるよ」
「それもカラー」
「白黒の方がレアだよ」
「うちのテレビにゃ色がない」
「隣のテレビに色がある」
「あらま、綺麗とよくみたら」
「「サンヨーカラーテレビ!」」
「「………」」
「本当に暇なんだな」
「一体僕たちは何をやってるんだろう」
「とりあえずコンビニでも行こうかな」
「何処のコンビニに行くの?」
「デイリーヤマザキ」
「珍しいところ行くね」
「ポプラとかの方が珍しくない?」
「そうかな?僕はスリーエフとかそこら辺によく行くけど」
「俺はセブンイレブンとかローソンは逆に行かないし、スリーエフはほぼ行った事ない」
「セブンイレブン、いい気分〜」
「空いててよかったって奴な」
「よく知ってるね」
南田って、変わった奴だけど、ネタも変わってるな。
普通はセブンイレブンのCMなんて覚えてない気がするし、最近はいい気分って言っても若い子には伝わらない気がする。
「何か南田と話してたら疲れてきたな」
「僕は大丈夫だけど?」
「元凶はお前だもんな」
「僕の何処が悪いって言うんだ?」
「性格?」
「神田君がそれを言う?」
「確かにな、いい性格してるだろ」
「逆に尊敬するね」
「まぁそんな事は良いんだよ。暇すぎて与謝野晶子になりそう」
「神田君が壊れた」
「もう寝てこようかな」
「神田君が寝るなら僕も寝るよ」
「なら、もう少し起きてるか」
「僕を寝かせないつもり?」
「死んだらめちゃくちゃ寝れるよ」
「ブラック企業の上司が言いそうな言葉だね」
「はぁ〜就職したくない」
「神田君、会社入ってもすぐにやばい人扱いされそうだよね」
「南田もそんな感じでしょ」
「僕は、変な人じゃないから」
残念ながら南田には自覚がないようです。
これは精神病棟に入院ですね。
俺も人の事はあまり言えないけど。
「南田、病院っていい所だよ」
「いきなりどうしたの?」
「そろそろ南田も精神科に入院かなと思って」
「そんな事は多分ないよ」
「確信を持てないあたりが、もうやばい」
「人生に絶対はないからね」
「そう言いながら人とか殺してそう」
「流石に日本ではやらないよ」
この子怖いな近寄らんとこ。
パスポート絶対に取らないようにしようかな。
とっても南田だけには言わない
大学…受験…胃に穴が開きそう




