朝から行ってみた
残念ながらまだ続きます
次の日、俺は朝起きて、朝食を食べていた。
【ピコン】という音がスマホから鳴ったので、見てみると葵からLINEが来ていた。
内容は単純で『11時に雛罌粟さんの家に迎えに行きます」との事
只今の時間は10時半、もっと早く連絡して欲しいですね。この子は会社に入ったらホウレンソウがちゃんと出来るのでしょうか?
そんな事を思いながら朝食を食べ終わると、俺はYouTubeを見ながら着替え始めた。
やってる事が時間のない社畜の劣化番みたいになってるが、あまり気にしないでおこう。
そして着替え終わった頃には10時47分になっていた。
服を探して着替えるも楽じゃない。
準備しながらまたYouTubeを見る。
マイクラの、隠居の人の動画を久しぶりに見たが、面白いな。やっぱマイクラのMODは偉大なんだなと言う事がわかる、そんな動画を見ながら、簡単な支度をした。
特に持って行くものはないが、最低限必要なものだけ鞄に入れた。
【ピンポーン】と玄関の方から音がしたので、玄関のドアを開ける。
「…雛罌粟さんおはようございます」
「おはよう、それでさ気になる事があるんだけど良いかな?」
「…何ですか?」
「正面玄関はどうやって通ってきたの?」
「…他の人が通った瞬間に入った」
この子、オートロックのマンションであまりやってはいけない行為を平然と行ってる。
オートロックって正直、中に入ってしまえば、不審者なのか、住民なのか分からない。
「そうか、俺はもう行く準備が出来てるけど、もう出発して良い?」
「…うん」
葵が俺の家に特に用事がないみたいなので、また駅に向かって出発した。
エレベーターがここは何台かあるのですぐに来てくれるから便利、
友達の家に行った時にエレベーターはすぐ来るけどめちゃくちゃ揺れて怖いって事があったのを思い出した。
「…ここら辺は駅までバスに乗るのに微妙な距離…ですよね」
「このくらいの距離なら普通に歩けるから、日差しが強い日とか暑い日以外はあまり使わないかな」
「…バスも本数はあまり多くないですし」
【バスは一日一度来る】とか言う田舎もあるみたいだからここは1時間に一回は、来るが都会の方だと本数は少ない方だ。
どっかの鶴見の方の駅は1日数本しか電車が来ない所もあるらしいそこよりはマシだが、バスなので本数は増やして欲しい。
「増やした所で乗る人がそこまで増えるかだよね」
「…雛罌粟って結構考えてるよね」
「Vtuberやってるときに、どうやったら流行るかとか研究したから少しは、考えるようになったかな」
「…そんな話してたらもう駅ですね」
「切符買ってくるから待っててくれ」
「…わかりました」
切符を買って俺と葵は電車に乗った。
この時間帯なのであまり混んでないかなと思ったが、想像以上に混んでた。帰宅ラッシュや通勤ラッシュほどは混んでないので、まだ大丈夫だと思いたい。
そんな事を吊革につかまりながら、考えていたら駅に着いた。
降りて改札から出ると、また前回迷った所の改札とは他の改札から出てしまったみたいだ。
「ここから、行き方って分かる?」
「…案内します」
「よろしく」
今日も葵に案内してもらえることになった。
駅は同じでも改札口が変われば正直言って、行き方なんて分からない。
生き方が分からない人生と一緒な気がする。
「…コンビニよりますか?」
「俺は大丈夫かな、君は寄るか?」
「…私は大丈夫です」
「そうか、てか朝食は食べた?」
「…作り置きの物を食べました」
葵は痩せてる方なので、ちゃんと食べてるか気になってしまったので聞いてみた。
「作り置きか、一週間分ぐらい作り置きしておこうかな」
「…良いと思いますよ」
「あ、本社が見えてきた」
「…二日連続で他会社の本社に来てる、雛罌粟さんはある意味すごいですね」
「あまり来たくないが今回に関しては俺にも責任はあるから仕方ない」
「…着きました」
葵がそう言うと二日連続でここにやってきてしまった。次は、ここの事務所、呼び出しお断り的な事をツイートしようかな。
そんな事を考えながら本社の中に入っていった
評価の★★★★★して貰えると俺に何か得があるのかな。教えてエロい人or偉い人()
てか自分自身が人の作品に評価した事ないから分からん
なんなら小説家になろうの機能もよく理解してない