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姉を妬んだ妹の顛末  作者: 乙茂内カズラ
6/8

妹ちゃん、お説教の回です。

他の回に比べて長くなってしまいました。途中で切ることができなかったので。




 ロベリアは限界だった。

 何をしても注意され、怒られ、無知さに呆れられる。さらには事あるごとに姉のヴァイオレットの名を出してきて比べるのだ。

 家に帰る事も許されない。王城で働いている父や兄に会うことも禁止され、手紙すら検閲が入って差し戻された。

 四六時中侍女やメイド、護衛騎士に監視される毎日。講師たちの見下したような冷たい目と、講義内容の厳しさは教育という名の虐めのようだった。

 唯一心休まるのは就寝時間だが、積もり積もったストレスで眠る事すらできなかった。

 その日、ロベリアは講義の途中で部屋を飛び出し、何の前触れもなく王太子の執務室に駆け込んだ。


「ジークフリード様! お助け下さい!! この城では皆がわたくしに冷たく当たり、講師たちは寄って(たか)って虐めるのです! もうわたくしには耐えられません!! お願いいたします! 助けてくださいませ!!」


「…………………………そうか。わかった。

 今夜、そなたの部屋に行こう。そのつもりで待っていなさい」


 ジークフリードは書類から顔を上げず、淡々と告げる。


「……え? 本当でございますか?」


「なぜ嘘を言う必要がある? わかったなら部屋に戻って準備をしなさい。私は忙しい」


「あ、ありがとうございます!! お待ちしております!! 愛しておりますわ、ジークフリード様!」


 ロベリアは涙を拭いて満面の笑みを浮かべると、カーテシーをして部屋を出て行った。

 その後ろ姿を、机に肘をついて手に顎を乗せたジークフリードは静かに見送った。


「…………愛、ねぇ……」


 その言葉に、側近たちはくすりと笑った。






 今夜はジークフリード様が来る!


 夜に婚約者の部屋を訪れるとは、そういうことだろう。

 ロベリアは侍女に命じて昼間から風呂に入り、入念に準備してその時を待った。さっきまでの落ち込んだ気分はすっかり吹き飛んでいた。


 ルミーク公爵邸のパーティーからすでに一ヶ月が過ぎていた。その間、ジークフリードと満足に会うこともできず、会話をすることも、夜の訪れさえもなかった。

 結婚式を挙げるまで待つつもりなのかしら? とロベリアは思っていたが、すでに二人は体の関係を持った仲だ。それは社交界にも知られた事であり、今さら恥ずかしがらなくても、と思っていた。

 その願いが今夜叶うのだ。

 こんな事ならもっと早くにジークフリードの元を訪ねればよかった。王家が付けてくれた専属侍女に「許可なく王太子殿下に近づいてはなりません」と厳しく言われていたため、大人しく従っていた。


 ―――どうして侍女なんかに気を遣っていたのかしら?わたくしはジークフリード様の婚約者なのだから、遠慮なくお訪ねすればよかったんだわ!


 体が透けて見えるのではないかと思うほどの薄い夜着を着て、その上からガウンを纏ったロベリアは、ベッドに腰かけてジークフリードの訪れを待った。




 真夜中近く、ようやく寝室の扉をノックする音が聞こえた。ロベリアは駆け寄って扉を開けると、そこには王太子ジークフリードが立っていた。彼は約束通りにロベリアの元に来てくれたのだ。

 嬉しくて抱き着こうとしたところに、王太子付きの護衛騎士の一人が腕を差し入れ、ロベリアの行動を遮った。

 ロベリアは困惑した。

 夜に婚約者の―――未来の妻の部屋を訪れるのに、なぜ四人もの騎士を連れてくるのか。しかもジークフリード含め全員が昼間と同じ服装のままだ。とても閨に来たとは思えない。

 だが王太子に「中に入れてはくれないのか?」と言われたら従わないわけにはいかない。ロベリアは一歩引いて扉を大きく開いた。

 背が高くがっしりとした体格の黒髪の騎士、中性的な顔立ちの金髪の騎士、粗野な印象の茶髪の騎士、甘い顔に笑みを浮かべた亜麻色の髪の騎士が入り、最後にジークフリードが入室した。

 ジークフリードはドレッサーの椅子を扉の前に置いてそこにドカッと座った。

腕を組み、片足の膝上にもう片方の足首を乗せた彼は、乱雑な態度とは裏腹に優しい笑みをロベリアに向けた。


「ロベリア公爵令嬢。楽にしなさい」


 そう言われて、ロベリアはベッドの端に腰かけた。

 ここは寝室である。ベッドとドレッサー以外に家具はない。

座る場所はここしかなかった。

 帯剣した四人の騎士はジークフリードを守るようにして二人の間に立っている。全員が綺麗な顔立ちをしているのに底知れない圧力を感じた。


「さて、君には王太子妃教育を受けてもらっていたはずなのだが、講師たちが虐めるとはどういうことなのか説明してくれるか?

 王城の者達が冷たく当たるとは、具体的にどんな事だ?」


 ―――あれ? 一夜を共にするんじゃなかったの? なんでその話を今?


 ロベリアは浮かれていた気持ちが萎んでいったが、王太子の質問には答えなくてはならない。

 ぽつり、ぽつりとこれまで遭ってきた理不尽な扱いを口にした。それを黒髪の騎士がメモしていく。

 ロベリアが話し終えた頃には、すでに真夜中になっていた。


「ふむ、なるほど……。

 まめが潰れても剣を振るわされ続け、頭を締めつけるティアラを付けさせられて何時間も歩かされ、水だけを丸一日飲まされ続けトイレに行くことも許されない。計算を間違えれば怒られ、晩餐の席順ごときでメイド長に叱られ、さらにヴァイオレットと比べられる……」


「……はい。わたくしはお姉様ではありません。お姉様と比べられても困ります。このお城の方々はわたくしが憎いのでしょうか? だから皆様はあんなにも冷たいのでしょうか?」


 ロベリアははらはらと涙をこぼした。だがそれも、ジークフリードの次の一言でピタリと止まった。


「お前は馬鹿か?」


 腹の底から出た低い冷えた声、ジークフリードの目は氷の刃のように鋭かった。


「ヴァイオレットと比べる?

 寝言は寝てから言え。お前などがヴァイオレットの足元にすら及ぶわけがないだろ。

 ヴァイオレットは四歳の時から教育を受けて来たんだ。四歳だぞ? まだ親に甘えたい年だったろうに王太子妃に選ばれたからと、本当に血を吐きながらそれらを身に付けていったんだ。

 この王城にいる者は、ヴァイオレットのそんな姿をずっと見て来た者達だ。

 幼子がストレスから血を吐いて、夜も眠れずにすすり泣いて、食事もできないほどに弱っても、それでも一日だって王太子妃教育を休まなかったヴァイオレットに忠誠を誓うのは当たり前だ。

 お前が茶会で笑ってる間も、昼間から風呂に浸かってる間も、寝ている間も、本にかじりついて知識を身に付けていったんだ。それを十四年間も続けて来たんだぞ?

 あいつはいつ王太子妃になってもいい程の教養をすでに身に着けている。それでもまだ足りないと、今でも勉強を欠かさない。少しでも時間ができれば騎士団の訓練場に行って、一緒に混ざって鍛錬を積んでいる程だ。

 だがお前はどうだ? たかが一ヶ月ごときで音をあげるとは情けない。

 俺達は知ってるんだよ。

 お前が茶会やパーティーでヴァイオレットを(けな)す発言をしていた事をな。それだけじゃない。ヴァイオレットの私物を勝手に持ち出して使っていた事もだ。

 ルミーク公爵家のパーティーでお前が付けていた髪飾りは、俺がヴァイオレットに贈った物だ。なぜあれをお前が付けていた? ヴァイオレットが許したのか?

 そんなはずがないだろうっ!!

 ヴァイオレットは王都に()()()()()のだからな。

王太子が婚約者に贈った物を勝手に持ち出して使うなど、王族を侮辱する気かっ!?」


 ジークフリードの剣幕にロベリアは「ヒッ!」と悲鳴あげて体を震わせた。

 ここにきて、自分が何をしたのかようやく分かってきた。


「たまたま同じ年に生まれただけで婚約者に選ばれて狡い、だと? ふざけた事ぬかすな。

王太子妃候補はヴァイオレットの他に何人もいた。その中からあいつが選ばれたのは、それだけの努力をして結果を残したからだ」


 ロベリアは驚きに息を飲んだ。

 他に候補者がいたなどという話は初耳だった。

 そしてヴァイオレットは毎日本を読んでいた。本が好きなのだと、それだけだと思っていた。しかしどんな本を読んでいたのかまでは知らない。だがその本が分厚く何巻にも続く歴史書や法律書だとしたら?

 いつもは聞き流していた夕食の席で姉が話していた内容は……。

 ロベリアの顔からサーッと血の気が引いていった。


「ヴァイオレットは王太子の婚約者で、未来の王妃だ。いくら姉妹でも臣下の娘ごときが未来の王族にそんな無礼をはたらいて許されると思っているのか?

 お前がやったことは、王族に対する不敬罪だぞ?」


 ロベリアは顔を真っ青にして体をガタガタと震わせた。


「それにルミーク公爵邸のパーティーで、お前は俺の飲み物に薬を混ぜただろう? わかっているのか? お前がやったことは王族の暗殺だ」


「っ……なっ! そ、そんなことは、しておりません! わたくしが、ワイン、に、混ぜたのは……た、ただ、の、媚薬で—――」


「ただの媚薬、か…………。やはりお前は救いようのない大馬鹿だな」


 ジークフリードは天を仰いで盛大なため息を漏らした。


「美人で気立ても性格も頭もいいヴァイオレットの妹が、こんな底なしの出来損ないだったとは本当に笑えるな……」


 ジークフリードが低い笑いを漏らすと、四人の騎士たちも一緒になって笑った。


「な、何がおかしいのですか!? 姉のせいで苦しんでいるわたくしを笑うなんて、ジークフリード様は酷いですわ!!」


 ジークフリードは金髪の騎士に目配せをした。


「やれ」


「は」


 次の瞬間、ロベリアは金髪の騎士に両腕を片手で締め上げられ、ベッドに押し倒されていた。


「な、なにをするんですか!? 離してください! わたくしを誰だと思って―――」


「やっぱアンタ、馬鹿だな」


「………………は?」


 金髪の騎士のロベリアを心底馬鹿にした目に、ロベリアはポカンとした。


「ヴァイオレット様だったらすぐに俺の急所を蹴りあげて、顔面に二、三発パンチ入れて、その隙に剣を奪ってるぞ?」


 そう言って酷薄に嗤うと、手を離して元に位置に戻った。

 のろのろと身を起こしたロベリアは、唖然としながら彼とジークフリードを見比べている。


「王太子妃が剣術を習う意味が分かったか?

 王族にはいつでも暗殺の危険が付いて回る。今みたいに男に襲われそうになる事だってある。護衛騎士が付いているが、そいつが裏切らないとは限らない。だから自分の身を守れる程度の武術を身に付けるんだよ。

 ちなみにヴァイオレットは剣術よりも体術の方が得意だぞ? 俺も組み手に付きあうが、三本に一本は取られる。それくらいの実力を持っている。

 お前はヴァイオレットの手をきちんと見たことがあるか? あいつの手は騎士達と同じでまめだらけだぞ? あいつはそれを王太子妃の勲章だと笑っていた」


「僕なんか男なのにヴァイオレット様に負けてばかりっすよ。それでもキン○マ付いてるのか!? ってしょっちゅう怒られてたっす」


 亜麻色の髪の騎士が遠い目であはは、と笑った。


「正装が重いのは当たり前だ。あれは鎧だ。国の権威を見せつけ、相手に侮られないための武器だ。

 同盟国と言えどいつ裏切るか分からないからな。

 各国から来る使者や王族は全てを見ている。

 姿勢、笑顔、歩き方、頭の上から指先、つま先までの仕草、視線の動き、言葉遣いに気遣い、語学力、会話術、それら一挙手一投足の全てをだ。少しでも隙があれば奴らはそこを突いてくる。それだけで我が国は不利になる。

 剣術の訓練で鎧を着るのは、正装に耐える筋力をつけるためだ」


「…………」


 ロベリアは何も言えなかった。


「晩餐会での席順にはそれぞれ意味がある。そんなことは城の使用人ですら知っている常識だ。

 仮にも王太子の婚約者の妹で公爵令嬢でもあるお前が、なぜそんな事すら分からない?

 お前は今まで何を学んできた?何のために親が高い金を払って家庭教師を雇い、学園に通わせていると思っている?」


「……………………」


 王太子の言葉に、ロベリアはぐぅの音も出なかった。


「晩餐会でトイレに行かせてもらえない? そんなの当たり前だろう。晩餐会は外交を潤滑に進めるための大事な行事だ。その途中で席を外す行為は相手への侮辱であり、我が国の負けを認めるのと同等だ。

 食事中に尿意をもよおそうが、腹を下そうが、熱があろうが、骨が折れてようが、そんなのは相手からすればどうでもいい事なんだよ。

 外交は机上の戦争だ。

 相手に背中を見せたらそこで負けだ。そんなこともわからないのか?」


「………………っ」


 ロベリアの目に涙があふれてくる。講師を務めてくれた彼らの言葉の意味がようやく分かった。それを他人に指摘されるまで気付かなかった自分が情けなくて、視界が滲む。

 だがその涙がこぼれることはなかった。


「いつだったかの晩餐会前に、仲間の騎士が差し入れてくれた菓子を食ったら下剤が混ざっていた事があったな。猛烈な痛みと出口まで出かかってるのを、必死で耐えた。死ぬかと思った。色々な意味で」


 メモを取っていた黒髪の騎士がそう言うと、金髪の騎士が腹を抱えて笑い出した。


「あははははっ! あの時はケッサクだったよな~。顔真っ青にして脂汗かいてさぁ、内股でプルプルしてやがんの! 晩餐会が終わった後、一歩でも動いたら中身が出るっつってお姫様抱っこでトイレに運ばれてったのな! あはははははっ! やべー、思い出したら笑い止まんねぇ! ぎゃははははははっ!」


「……まったくですよ。

 はぁ…………。まさか人生初のお妃様抱っこが(ヤロー)だったとは、私も思いませんでしたよ。初めてはヴァイオレット様に捧げたかったです」


 茶髪の騎士がうんざりした顔で呟くのに、亜麻色の髪の騎士が笑顔で手を打つ。


「そうそう! あの時はヴァイオレット様も笑い過ぎて呼吸困難になりかけてたっすね! カンチョーしてやろうか、とか言いながら後をついてって! 泣きそうになりながら「やめてください」って言ってるのが可笑しかったっす!」


「ぎゃはははははっ!! 馬鹿野郎! 思い出させんな! 腹痛ぇっ!! ははははははははっ!」


「うるさいっ! あの時の事はきちんと反省している!」


「反省する前に、よく考えて行動して下さい。同じ騎士だからと油断したのが悪いんですよ。敵はどこに潜んでいるのか分からないのですからね」


「だから今は気を付けてる!」


 ギャアギャア騒ぎ出した四人の騎士に、ロベリアの涙は引っ込んだ。

 そんな彼らだがジークフリードが「うるさい」と一言告げると、嘘のようにピタッと静かになった。

 そこで初めて彼らがロベリアを気遣ってくれたことに気付いた。

 失敗談を話すことで王族を取り巻く状況を教え、ロベリアの意識を変え、さらには笑い話にすることで涙を止めてくれたのだ。

 ジークフリードもそうだった。厳しい言葉を投げかけてくるが、その内容は正論であり、ロベリアに貴族としての矜持を教えてくれているのだ。


「そういうことだ。

 わかったか、ロベリア公爵令嬢?

 お前はヴァイオレットを狡いと言っていたそうだが、今の話を聞いてどこが狡いと思うのか。答えよ」


 ロベリアは項垂れた。

 自分がどれほど傲慢だったか、どれだけ甘やかされてきたか、どれだけ無知だったのか、ようやく自覚した。

 ベッドから降りると床に座り、土下座した。


「申し訳ございませんでした。わたくしが浅はかでございました。

 姉は素晴らしい人です。王太子殿下の婚約者様に……未来の王妃殿下に相応しいお方です。わたくしが間違っておりました。

 これからは誠心誠意、王太子殿下と姉上、王家に忠誠を誓い、身命を賭して尽くさせていただきとうございます」


「……お前がルミーク公爵家のパーティーでしたことの重大さがわかったか?」


「はい……。媚薬は毒ではありませんが、王族の方が口にする物に異物を故意に混入させることは……重罪でございます。もしあれが毒だった場合……今頃は取り返しのつかない事になっていたでしょう。

 あ…暗殺、と取られても……おかしくない事態でございました……。

 穏便に済ませてくださいました王太子殿下と両陛下には……感謝と謝罪を申し上げます。

 誠に申し訳ございませんでした。

 すべては愚かなわたくし一人の罪でございます。いかなる罰もお受けいたします。殿下の婚約者も辞退させていただきます。ですからどうか、我が家には温情を賜りますようお願い申し上げます」


 ロベリアの目から、ボロボロと涙がこぼれる。

 だがその涙は、この一ヶ月間に流し続けたそれとはまったく違う物だった。

 それを見たジークフリードは立ち上り、ドアの前から椅子をどけると「入れ」と声を掛けた。




王太子なのにジークフリードは実は言葉遣いが悪いです。これは彼に付いている護衛騎士たちの影響です。護衛騎士四人の中で貴族出身は一人しかいません。


①黒髪の騎士 → 孤児院出身の大食漢。四人の騎士の中で一番体が大きく、攻守両方ができる人物です。お腹いっぱいご飯が食べられるという理由だけで騎士になりました。食い意地張ってます。ちなみにメモ取ってますが、字は壊滅的にヘタクソで暗号文と化しています。解読できるのはジークと仲間の三人の騎士だけ。


②金髪の騎士 → スラム街でガキ大将だった人物。ケンカ早くて短気だったが、暗殺者に狙われていたジークフリードを助けたことで縁ができました。我流の剣技を使うので、正統な型しか使えない他の騎士たちは自分の剣が通用しないので厄介な相手と思われています。体術も得意。ジークに悪い言葉を教えた張本人。


③茶髪の騎士 → 軽薄そうな見た目に反して生真面目。子爵家の三男出身で、護衛騎士四人の中で唯一の貴族出身。敬語で喋ります。甘党の裏設定。紅茶にはカップ半分の砂糖を入れる派です。ジークや仲間の騎士たちは気持ち悪くなるので、彼とお茶をするときは目を逸らします。


④亜麻色の髪の騎士 → かわいいワンコ系の顔立ち。~っすが口癖。見た目に反してかなり強いです。平民出身。実家は食堂を営んでいます。料理が得意。裏設定では辛い食べ物が大好きで、作る料理も辛い物ばかり。甘党の茶髪の騎士からはいつも文句を言われますが、「嫌なら食うな!」の一言で相手にしません。


なお騎士四人に名前はありません。考えるのが面倒くさかったので。もし良かったら、名前を付けてあげてください。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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