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タンサちゃんは説明したい5

「エエエエエー」


「うん?どうしたのだ急に?何かおかしな事でもあったか?」


「いやいやいやいや、おかしいでしょ?」


「なにがだ?」


「俺、生死の淵をさ迷っていたんだよね?入院とか手術とかしなくて大丈夫なの?!」


「何をいっておる!大丈夫に決まっておるだろ!」


「えっ?そうなの?ああ、そうか…未来の医療の技術で治したからかあ」えへへ良かったあ


「いや、未来の医療と言ってもな。107号改もホモサピエンスを診るのは初めてだったようだし、ちょっと難しい感じじゃったな」


「え?じゃやっぱり入院とかした方が…」


「心配しなくても大丈夫ですよ洋一様」


人造人間さんが言うんなら大丈夫なのかな?


「ちゃんと脳に機械を埋め込んで補っておいたから大丈夫じゃ!」


「エエエエエーエエエエエ!」


「なんじゃ?」


「いやいやいやいや、いやいやいやいや、おかしいでしょ!!」


「何をいっておる!脳に機械を埋め込むのなんぞ皆やってるじゃろ!」


「タンサ様、この時代では、まだ一般的では無いのですよ」


「そうだよ!そんな事やってるのはアニメとか映画の中だけだよ!」


「まあ、実際には既にそう言った存在も居るには居るようですが…まあ、それは置いといて。たしかに洋一様の仰る通りかと」


ハッキングに続いて、また何か聞きたく無いことを聞いてしまったけど、それどころじゃない!


「直ぐに外してくれ!」


「申し訳ありません…今、外しますと75%以上の確率で脳に影響が出て、後遺症が残る可能性があります」


「そんな…」


「ですが、半年ほど待てば脳が回復して取り外しても大丈夫になる様に調整しております」


「それまではご不便をおかけしますが我慢して下さい」


エエ…まあ、でも半年で治るんなら良いかな?

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