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第29話:フランチュールwith●●

「ちっ・・・どっから沸いてきやがるんだ、こいつ等は・・・!」


俺は人の姿はない街の中、何所からともなく現れる邪族たちを相手に戦っていた。

武器紙は親父からもらったものもあるし、そこは大丈夫だが・・・この数はさすがにきつい・・・。


「急に侵入してきて、どんなやつかと思ったら、意外にやるんだなぁ、おい。」

「誰だっ!」


私は、声の聞こえたほうに銃口を向けた。

銃口の先には黒い服を着た1人の男が立っていた。


「俺か?俺は、アリシア。

しかし、何なんだ?急に現れて。アイツには待機してろって言われただけなのによぉ。」


私はとりあえず銃口をしっかりと男の頭に向けながら言った。

「知るか、んなこと。とりあえず、覚悟しろ。」

「ん・・・俺と戦うのはやめたほうがいいぜ?」

「何故だ?」

「面倒だからだ。」

「それはお前の話だろ。」


私は話しながらももう一方の手に持つ銃で邪族たちを立て続けに撃っていた。

すると、アリシアは手を上げていった。

「もういい、やめやめ。お前らが何匹かかってもこいつには勝てないっつーの。無駄死にだ。馬鹿共が。」


すると、うじゃうじゃと現れてきていた邪族たちは止んだ。

私は両手の銃をアリシアに向けて言った。

「・・・で、一対一で俺とやるのか?」

「・・・お腹減らないか?」


アリシアはグゥーとお腹を鳴らした。それに誘発して俺のお腹も鳴った。


「何か食べものあるのか?」

「この街の食べ物、全てが俺の物。」

「・・・オーケー。行こうか。」


別に誘いに乗るわけではない。敵のほら・・・動向?を探る?みたいな?とか?と言うやつだ。




「・・・ふぅ、お腹一杯。」

「だな。」


・・・まぁ、結果。コイツは・・・麺類が好きって事が動向?として分かったということに・・・。


アリシアは急に立ち上がって、言った。

「よし、じゃあそろそろ・・・。」

「ん・・・やるのか?」

「あぁ、寝よう。」


そういってアリシアはファ〜とあくびをした。それに誘発して俺もあくびをした。


「・・・寝るか。」


まぁ、何だ?寝込みを倒すとかそういう作戦だ。ということだ。




「・・・おはよう。」

「お・・・おはよう。お互い今起きたみたいだな。」


・・・ちっ・・・!何てやつだ。まるで隙がなくて倒すことはできなかったなー。うん。


アリシアは起き上がって、言った。

「よし、じゃあそろそろ・・・。」

「あぁ、そうだな。」


「何かして遊ぼうか?」

「いい加減に、しろっ!!」


するとアリシアは驚いた顔で言った。

「な!じゃあ他にすることがあるのかっ?!」

「俺と戦え!お前、さっきから敵っぽくないんだよ!」

「・・・俺がいつお前の敵だと言った?」


「・・・・・・・・・・は?」


「あのですねいいですか聞いてください?本当に敵だったら、即見えないとこから撃ってるっつーの。本当に敵だったら、変身シーンとか見届けないっつーの。」

「後半は何の話?」

「知るか。まぁ、つまりだ。そろそろ行くか。」


「何処にだ。」

「東のほうにな。」

「何でだ。」

「・・・全部終わらせるために、な。」

「格好良くないぞ。」

「黙れ。」



「・・・まぁ、いい。お前は敵じゃない。って信じていいんだな?」

「あぁ。色々と事情があってな。」

俺は東を見ながら言った。

「・・・そうか。まぁ、じゃあ・・・行くぞ。全てを終わらせに。」

「格好良くないぞ。」




「・・・・・・・・・・黙れ。」

こんばんは、甘味です。

ようやく全員終了です。

アリシアさんは本当は女の方でしたが、男女比率のバランスだとか意味の分からないアレによって、名前のみ受け継がれました。


さてさて、

次回、いよいよ最終回。

本当に最終回になるかどうかは気分次第ですが、大体お話は次回で終わりを迎えます。

その後にエピローグがあったり、執筆後記が存在するというのは内緒ですが。


では、次話もよろしくお願いいたします。

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