初っぱなから転びやがった
どうぞ(*´∀`)つ
ダンジョンの中は真っ暗だ。何も見えない、明かりがないと何も。
最初に目指すのは一階だ。通称、メンバーの情報交換場。
ダンジョンはとても危険な場所だ。モンスターに襲われたり、金銀財宝を狙う泥棒が成り済ましていたり、最悪なのはモンスターに食べられることだ。
しかしそんな場所に住まう人々がいる。
人種は様々で、人間やエルフもいる。金属加工が得意なドワーフも入れば、凶暴といわれるオークも住んでいる。
大体の人種(とは言うものの、実際は人間とエルフだけだが)が、協力的だ。
モンスターの戦闘力や出現時間帯、ドラゴンが出るエリア。たまに食料や飲料水をくれる。メンバーにとってはとても有難い。
皆は、危険度が低い一階で情報効果などを行っている。まずはそこに目指して、情報を集めなければならない。
しかし土が泥々だ。ぬちゃってしてて、一歩間違えれば滑りそう。
上にはコウモリがとまっているのかふんが落ちてくる。
とりあえず進もう…。
「あぁぁぁ!!!滑ったぁぁぁぁ!!!」
「何やってるんですかぁ!!!!」
「アイちゃあああああああああああん!!!!」
アイさんが足を滑らせたらしい。俺らを抜いて滑り落ちていく。
「レイ!!!」
「うんっ。木の弦の布団!!」
アイさんの手前で太い大きな木の弦が出てきたと思ったら、絡み合い、大きな受け身のベッドが出来た。
アイさんは滑り落ちると無事にベッドに着地した。
「いっつつ…」
「アイちゃん!!」
「ちょっ大丈夫ですか!?」
顔を向けてきたアイさんの顔は笑っていた。額に少し怪我をしている。
「大丈夫大丈夫、軽い怪我だしね。でもしねなかったなぁ、大きい石に頭をぶつけて…」
「何ちょっと悲しそうな顔してるんですか。意味が分からない罪悪感が押し寄せてくるんですけど」
何、この違和感。レイが助けてやったのになんだこれ。
「あっメアさん大丈夫だよ!すぐ止まるよ!!」
アイさんはにこりと笑った。
終わり(*´▽`*)
初っぱなから死にたがりをだすアイさんです。




