表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
リスタート  作者: 陣
1/1

第一話「幸せの今」

処女作品です。温かい目で見てください。

 第一話「幸せの今」



 俺の名前は城崎陣、ごく普通の中学一年生だ。友達もいて、部活もしていて、恋もしている。そんな思春期の中、今は夏休み。毎日部活で忙しい日々を送っている。普通じゃないことは、俺はサッカー部に所属していて、一年生の中では一、二をを争う強さを持つ事だ。大会が再来週あるので皆気を引き締めていた。


コーチ「今日の練習はここまで! 」


 皆「「ありがとうございました! 」」


 今日の部活が終わった。先輩に挨拶をし、帰る準備をする。その時、自転車に乗った友達が二人、話しかけてきた。


友「おい、空が曇ってきたぞ」


友「雨降りそうだし早く帰ろうぜ」


俺「そうだな」


 友達に返事をし、自転車にまたがる。


友「もう夏休みなんだなー」


俺「まだ五日しかたってないだろ(笑)」


友「もう五日だ(笑)」


友「今年も海いこうな!」


俺「夏祭りもな」


友「後、お泊りしようぜ。陣の家で(笑)」


俺「俺んち!? 」


友「おう(笑)」


と、いつもの様に会話をしながら、自転車をこぎ家に帰る。

幸せの時間を過ごしていた。このままこの時間が続くとおもっていた。


俺「また明日、じゃあな! 」


 友達と別れ、家に向かう。曇っていたそれは晴れ、沈んでいく真っ赤な夕日が見える。早く家に帰らなければ、と思いながら自転車のこぐスピードを上げる。今日からアニメの瞬殺教室が始まるのだ。皆録画した中、俺は忘れてしまった。多分後5分ぐらいだろう。さらにスピードを上げた。


 家に着き、急いで自転車をガレージに止めようとしたら、お父さんの車が止まっていることに気づく。あいからずぴかぴかに磨いてあり、黒い車体が夕日を反射し光っている。いつも帰りは遅いのになぜだろう? と、思いながら、すばやく自転車をガレージに止める。

そのまま家に入る。この瞬間からリセットされることも知らずに……



続く



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ