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七月の空  作者: バイパーゼロ
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電車の中

「ったく何なんだよ」

電車の中で祖父に尋ねた。

さっき渋々品川までの電車の路線と時刻表を教えてくれといわれて嫌々スマートフォンで調べ、電車に祖父と乗った。

「まぁそれはお楽しみだ。」

いつものように陽気に笑いながら孫に答えると続けて

「そう言えばお前もうすぐ受験だな、大輔」

と言うと孫の眉間に皺が寄った。

「言うなよ、そんな事。もう嫌だよ。勝手にさせてくれよ。」

と吐き捨てるように言った。すると祖父は一瞬笑って

「お前もまだ若いな。まぁ、今日でそんな不貞腐れた心がちゃんとした心になるといいなぁ。」

この一言で少年の疑問は更に深まった。

心の中でこう呟いた。

「何言ったるんだ?」

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