始まりは
手を挙げろ!
違う!上にだ!
指先を上にして
両手をこうやって…
違う!伝わんねーかな…
LーKEI
「俺の名前はLーKEI。昔で言う警察、警官!?ってのをやってる。今は犯人を逮捕⁉︎する途中だ。」
だから、違うって!
…ちょっと待って。
画像を見せるから!
コレ!こうやって欲しい。
犯人
「あーはいはい。テレビってヤツで見たことある」
LーKEI
「じゃOKだな。もう一回」
手を挙げろ!
LーKEIはバナナを犯人に向けた。
すると犯人は両手を挙げ、観念した。
犯人の両手にはカンピョウが巻かれ車で連行された。
LーKEI
「バナナが昔で言う拳銃、鉄砲ってやつかな。カンピョウが手錠ってやつだ」
時代は流れ230X年
ほんの数百年前に、
国連で相手に危害を加える、
「武器」や「道具」の使用禁止が可決され
善人も悪人も問わず世界中が同意した。
危害を加える道具がなくなり犯罪そのものが減少していた。
昔のレトロブームもあり、
若者の間では悪い事をする真似をし、
それを成敗するのが流行っていた。
2020年頃に流行った言葉でいう
「エモい」ってやつだ。
今回はそんな世界のお話です。
LーKEIは警察官であり
エモい物、エモい事を好む新人警察官だ。
彼の仕事道具「カンピョウ」と「バナナ」が巻き起こす世界観
そう、
「俺たちバナナ刑事」