魔法使いと無限ラビリンスと歌の女神2
無限ラビリンスに入るために女神エラトを召喚してラビリンスの中に入った拓実達は違和感を感じた
無限ラビリンスの解放、
朝食を終えた拓実達は、、探索の準備をしていた、、、
「さてと、キリア王女、あの無限ラビリンスに行きますか」
「ええと、ミールさん、ウオーカさんは大丈夫ですか、、、」
「ああ、、、魔法使うのは拓実さん、ですから大丈夫ですよ」
「拓実さん、お願いいたします、、みんな行くわよ、、」
拓実は目を閉じると魔法を念じた
「神聖の瞬間移動魔法、、、」
拓実達全員は、異空間に消えた
南の砂漠の森の穴の入り口に拓実達は現れた
拓実が使う瞬間移動のスピードが早いのか、リリムは、バランスを崩した
「リリム、大丈夫か、、」
「ええ、大丈夫です、でもやっぱり拓実さんは、凄いです、、移動の時間が早いわ」
「うん、、リリム、何かあったら俺に言ってくれよ、、」
「はい、わかりました、、、」
「ええ、、、拓実、私の時と全然違うじゃない、、、どうして」
アリスは、不満である、、、
それを見ていたマリンは、、、
「私もわかるような気がする、、、だってリリム、可愛いもん、、」
「えっ、マリンまで、、何で、、」
「あのね、アリス、、おとなしい方が受けが良いのよ、、マリンも、それで損しているわ、、こんなに可愛いのに」
「、、、、、自分で言うの、、」
「タマミだって自分は美人と言ってるわ」
「、、、、、、まあ、多摩美さん本当に美人だし、、、」
ウオーカはみんなに気合いをいれた
「おい、これから強い魔力の場所に行くんだぞ、、大丈夫かお前達、、、」
「わかってるって、叔父様」
「まあ、お前達、全員強いからな」
拓実が全員の前に出ると、、、
「全員、魔力の影響を受けない様に魔法をかけるよ、、、」
「タクミさん、私も大丈夫ですか」
「ああ、キリア王女、大丈夫ですよ」
拓実はみんなの前に立つと、、
「神聖のシールド魔法、、、」
全員の体に、光の膜のような物がおおった
「さあ、これで魔力の影響は受けないよ」
昨日と違い今日は雲っている、そのため
穴の先が薄暗い、すると扉までを拓実が、光りの魔法で明るくした
「拓実のやつ、、昨日は光の魔法をどうするなんて聞いたのに、今日は何も言わないのに
もう、魔法をかけているじゃないか、、、
どうも最近ワシの扱い方が雑だぞ、、」
少し不満げのウオーカだった
拓実達は穴の中に入って行った、、、
「あっ、、本当に、、穴に入ったのに苦しくないわよ、、」
「拓実お兄様、、本当に凄いわ」
「お兄様か、、なんか変な感じだな、俺は兄弟がいないから、妹が出来たみたいだ」
「そうでしょう、、拓実さん、リリムが可愛いでしょう」
拓実は美幸に言われて、リリムを見てそう思った、、、
「うん、、子どもが出来たら、こんな感じで可愛いと思うんだな」
「そう、、じゃあ、結婚する、、、」
「美幸、、、ちょっと待って、俺はいいけど、、、」
美幸はニコニコと微笑んだ、、、
「冗談よ、、まだ、後でいいわよ、、、まだまだ、先は長いわよ」
無限ラビリンスの扉の前、、、
昨日来た、扉の前に着いた、、
「ここだ、、さてと、扉の前に着いたぞ、、、美幸さん、エリスを召喚してくれ、、、」
「はい、、、聖なる女神エリス降臨、、」
美幸の体の後ろに輝く大きな紋章が現れ、、
美幸の体が浮くと、、輝きだして、
次の瞬間、異空間から、エリスが現れた
エリスは上の方からゆっくりと舞い降りた
「美幸、、なにかしら、今回の用件は」
キリア王女は、もぞもぞして、落ち着かない
「ああ、、エリス様だわ、、本物なの、、」
「えっ、キリアどうしたの」
「えっ、エリス様よ、私達、オリンピアの守護神よ、、会うことが出来るなんて」
エリスにキリア王女の声が聞こえ、エリスは恥ずかしそうに、、
「えっ、そんな、、私は、、たいした事はしていないわ、、」
「キリア、、話が進まないわよ」
「ごめんなさい、気が動転して」
美幸はエリスに刻印の事の説明をした、、、
「あのね、、エリス、この扉知ってる、、開ける事が出来ないの、台座に女神の歌声って刻印されているのよ、わかるかしら」
エリスは扉と台座の刻印をずっと見ていた
扉と台座の気を感じると、、、
「えっ、、これは魔法じゃないわ、、この結界、誰かの気と似てるわ、、、ああ、エラトよ、、美幸知ってるでしょう」
「ええ、、じゃあ、エラトが封印したの」
「違うわ、、エラトのお父様、ゼウス様よ」
「えっ、またあの、Bチョコの神様」
拓実は多摩美に口止めをした
「多摩美、、それはやめとけ、、俺たちしかわからないぞ」
「じゃあゼウス様しか解除できないの」
「でも台座に女神の歌声と刻んであるよ」
「じゃあ、ミューズ事よ、、ゼウスの娘のミューズ、、エラトは歌の女神よ」
美幸はどうやってエラトを呼んだら良いのか迷っていた
「エラトを呼べばいいのね、、、、でもどうやって」
「美幸、あなた、エラトとも契約したじゃない、、召喚出来るわ」
「えっ、、そうなの、、」
「もう、美幸ったら、、忘れたの」
美幸は目を閉じると魔法念じた
「聖なる歌の女神、エラト降臨」
美幸の体の後ろに輝く大きな紋章が現れ
どこからともなく、心地よい音楽が聞こえ
輝く空間から、エラトが現れた、、
久しぶりの召喚にエラトは、キョロキョロして、美幸とエリスを見ると近付いた
「美幸、エリス、どうしたの、、、そうだ
美幸、やっと呼んでくれたわ、、、もう
ずっと待っていたのよ」
美幸はエラトの手を握ると、、、
「ごめんね、エラト、、忘れていた訳じゃないのよ、あなたと契約したとは、思わなかったわ」
「契約したわよ、、私が美幸にまた呼んでね友達よって言ったでしょう、ところで美幸、エリス、私に何か用なの」
エリスは台座を指差した、、、
「これよ、、エラト、この扉の台座の刻印された文字知ってる」
エラトは少し考えると思い出した様に話した
「ああ、知ってる、少し前お父様が話した事があるわ、、、強い怪物を、遺跡ごと封印をしたって、、でも、その怪物が復活するかも知れない、でもそれを倒せる勇者が現れたら、エラト゛が、封印を解けと、、お前の歌声で封印が解けると、たしかそこにいるのは大魔王ブンゲだと言ってたわ」
多摩美とマリンは間抜けな名前だなと思った
「ブンゲ、、なんだ、ふざけた名前は、、」
「変な名前、、きっとまぬけな魔王ね」
美幸はエラトの手を握ると、、
「ええ~、じゃあエラトの歌声で封印解けるの、、、」
「たぶん、解けるわ、、美幸、どうするの
扉を開けるの、エラト、どんな怪物がいるかわからないわよ、、美幸に危険な目にあって欲しくないわ」
エラトは心配そうに、美幸を見つめた
美幸はこのままじゃ、進展しないと思い始めた、、、がエリスもまた美幸の事を心配した
「そうね、エラト、開けなければ何も起こらないのね、、じゃあ美幸開けない方がいいわ、、、」
ただ、、エラトはあることに気がついた
「んん~、でもね、もう扉の、封印が解けかかっているわ、、、中の怪物達が外に出るのも時間の問題だわ、、、」
「じゃあエラト、中の怪物達をどうせ退治しないといけないじゃない」
するとエラトは、開ける方が良いと思った
「そうね、、、じゃあ封印を解くわ」
ウオーカも心配そうに、していた
「拓実、、大丈夫か、、」
「ああ、、倒すだけだ、、」
エラトは扉の前で、天界の解除の歌を歌った、、、
きれいな女神の歌声が反響して聞こえた
みんなエラトの歌声にうっとりしていた
「ああ、何て歌声、、心に染みるわ」
「気持ちいい歌声ね」
「ああ、、幸せにになる、、、」
「おお、ワシはお酒を飲みながら聞きい、、ああ、いいな~」
すると、台座の刻印された文字が光だし、、扉が大きな音と共に開いた、、、
「あっ、、、扉が開いたわ、、、」
「ねえ、、また一段と嫌な魔力が強くなったわ、、、」
エラトは不思議そうに、首をかしげた
「今の歌声で少しは魔力が収まるはずなのに、、、お父様はどんな封印をしたのかしら、、、」
無限ラビリンスの中は
そこは、、何だか、わからない状態になっていた、、、、嫌な魔力と良い魔力が混ざって感じた、、
ウオーカは全員に注意した
「さてと、ここからは、、どんな怪物が出て来るかわからないぞ」
「ああ、、気を付けよう、、リリム、アリス、俺から離れるなよ、、、」
「はあーい、、拓実、やさしいじゃん」
「ばか、、お前達を、怪我させたら、ラン様に怒られるだろう」
アリスはがっかりした顔で、、
「ええ~、、拓実、、私を好きで、、守るんじゃないの、、、」
「ばか、、、俺は仲間全員好きなの、、、」
美幸は、ラビリンスの中が暗いのを見ると、光の魔法を念じた、、、
「薄暗いから魔法をかけるわ、、聖なる無限光りの魔法、、、」
美幸の体の後ろに大きな紋章が現れた
美幸の体が浮くと輝きだし、迷路全体に光りが広がった、、
エラトは美幸の魔法の凄さに改めて驚いた
「本当に美幸は人族なの、エリス、外の様にラビリンス全体が明るくなったわ」
「エラト、私もそう思うわ、神様じゃないのって、、、」
エラトとエリスは美幸の横に並ぶと、、、
「美幸、私達もこのまま、ついて行くわよ」
「私も扉を開けたから、責任を取るわ絶対美幸に怪我をさせないわ」
「エラト、美幸は私達にそんなに頼らなくても強いのよ」
「え~、、そうなの、、少しは活躍させてよ、美幸いい、私達が守るからね」
美幸はやさしく微笑んだ
「もう、、大丈夫よ、エラト、、」
「ねえ、アリスお姉様、あのエラトさんも女神様なの、、」
「そう、みたいね」
「さっき、ゼウス様の娘何て言っていたけど、、まさかあの、万能の神様ゼウスじゃないでしょうね」
すると、マリンは説明してあげた
「あっ、、リリム、そうだよ、エラトはあの万能の神様ゼウスの娘だよ」
「リリム、そう、らしいよ、有名人だね」
「タマミ、、神様だよ、、」
「私は、神様だろうが女神様だろうが関係ないわ、」
「エラトは、エラトよ、、ねえ、、お友達よ、、」
「ええ、、タマミ、美幸のお友達は私もお友達よ、、、」
「エリスもだよ、、」
「そうよ、、お友達よ」
キリア王女は不思議そうに、していた
「ウオーカさん、、、エリス様はオリンピア王国の守護神ですよね、、それをお友達なんて、、エラト様はあの万能の神様ゼウス様の娘様ですよね、、私、、頭がおかしくなりそうだわ」
ウオーカはうやむやにする様に
「キリア王女、、気にしないで下さい、、、今はこの無限ラビリンスの怪物を退治しないと、、、もう、拓実といい、、美幸さんも、面倒くさいな、、、」
しばらく進むと、曲がり角の方からガチャガチャと歩く大きな音が聞こえた
「あっ、さっそく、魔物があらわれたぞ、
呪いの鎧だ、、ずいぶん大勢だな」
「胸の核を壊さないと消えないぞ」
呪いの鎧達はこちらに気ずくと無限雷撃を放った、、、
キリア王女は驚いて大きな声で叫んだ、、
「きゃー、、大丈夫なの」
「キリア、、大丈夫だよ、タクミのかけたシールドの魔法は、ほとんどの魔法攻撃を防ぐよ、、全然平気だよ」
「あっ、本当ね、、何にも感じないわ」
魔法攻撃は近くで爆発したのに、傷ひとつ付いていない、、、
「よし、まず俺から」
「シン、頑張ってね、、、」
「光りの海王波、、、」
シンの手から水の竜が現れ、呪いの鎧達を飲み込んだ、、数体の呪いの鎧が消えた、、、
「シン、、やったね、、」
「じゃあ俺も光りの海王波でいくぞ」
カズトの手からも水の竜が現れたがシンの魔法より小さめサイズだ、、すると水の竜は
1体の呪いの鎧を消した
「しょぼいな、、カズト何やっているの」
「うるさいな多摩美、1体でも、倒したからいいだろう」
アリスはみんなの前に立つと、残りの呪いの鎧達を見ると、、、
「じゃあアリスが、、天空魔法、、夏の嵐」
無数の雷撃が呪いの鎧の胸の核を貫いた
残りの全ての呪いの鎧は消えた
それを見ていたカズトは情けなさそうに
「、、、、アリスやりすぎだよ、、俺が惨めに見えるだろう」
「ウオーカさん、本当に皆さん凄いわ」
「キリア王女、、ワシから絶対離れないで下さい、、」
「美幸、、私、ここから先、何か知っているわ、、案内するから付いて来て」
「エラト、、何か感じるのね、、お願いね」
ウオーカはみんなに向かって声をかけた
「さてと、、みんな、エラト達の後について行くぞ」
エラトは導かれる様に歩き始めた
「この先右に曲がるわよ、、」
「おお、凄い魔力が渦巻いているな、拓実
大丈夫か、エラトの歌声と、お前のシールド魔法で軽減されているが、それがなかったら立っていられないぞ、、、」
「えっ、、魔力、、まったく気にならないけど、、、」
「あっ、、そうか、、、ならいいぞ」
しばらく進むと、、大きな遺跡が見えた
「わあ~広い遺跡、、本当に迷路ね、、」
「マリン、お宝が、あるかもよ」
少し歩くと多摩美は通路の端に薄く光る物を発見した、、、
「ねえ、マリンあそこに落ちているの、あれ、魔石じゃないの」
「えっ、、そんな事ないやろう、あっ、、ほんまや、、」
「上手い、、私が教えた事ちゃんと使えているわ」
マリンは落ちていた魔石を拾うと、、、
「タマミ、本当に魔石よ、、それも聖者の石よ、、」
「冗談言っている場合じゃないわ、、私達の物よ」
マリンと多摩美は聖者の石を手に入れた
「ロールプレイングゲームだったらここで音楽が入るわ」
「タマミ、、何それ、、、」
「気にしないで、、何でもないから」
遺跡に入ると、嫌な魔力が強まった
「本当に嫌な魔力が収まっていないわ、、、美幸、、結構、嫌な魔力が強いでしょう
私の歌声で嫌な魔力を静めるわ、、、、
天界の魔気消滅の歌、、、」
エラトの歌声が無限ラビリンスに流れると
少しずつ嫌な魔力が消えていった
「凄いな歌声だけで、美幸さんの浄化の魔法と同じ効果じゃないか」
すると遺跡の建物の影からドスンドスンと大きな足音が、、、
「ねえ、、魔物が近付いて来るよ、、凄い足音だもの」
こん棒を抱えた、大きな化け物が現れた
「あれ、、、あの、巨人は誰、、」
「タマミ、、、ミノタウロスよ、、、」
「なんか聞いた事があるわよ」
「大きな怪物ね、、何なのあの、こん棒みたいなやつ、、あんなんで戦うの」
「本当ね、、私達の事、バカにしてるの」
「マリン、、倒そうか、、あのバカ」
「良いわね、、、ダブルで行くわよ、、神聖のっ、て、使えないわ、、光りの冥王波、」
「じゃあ、私も光りの冥王波、、、」
マリンと多摩美の魔法は混ざりあってとんでもない、光りの大光線になってミノタウロスに当たった、、、
以外と凄い魔法で、ミノタウロスは一瞬で
消えてしまった
ウオーカはその威力に驚いた
「えっ、お前達勝手な事するな、、、遺跡の一部が壊れたぞ」
「いいじゃん、ミノタウロス、マリンと私で倒したのよ」
「それは、凄いけど、、んん~、、何であんな賢者クラスの魔法が使えるんだ」
「あああ、、、魔石よ、、、金剛石だわ、
攻撃力アップの魔石よ、」
ミノタウロスが消えた跡には魔石が落ちていた、、、
多摩美は茶色の魔石を拾いあげた、、、
「ラッキー、、私達の魔石よ、、でもあまりかわいくない色ね、、茶色何て、、、アクセサリーには不向きだわ」
「何を言ってるの、タマミ、その金剛石は加工すると、黄金色に輝くのよ、大人気よ」
「えっ、凄いじゃない、、」
多摩美は目を輝かせた、、、
大魔王ブンゲ、、誰、、
遺跡の先の方に進むと、ますます魔力は濃くなってきた、、、
「わあ~、、また魔力を帯びて来たわ、、、美幸、、人族は、平気なの」
「えっ、、、エラト、何、聞こえなかったわ、、何て言ったの」
「何も言わないわ、、本当に美幸も神族じゃないの、、あんな魔力の人族はいないわ
こんな嫌な魔力平気だなんて」
遺跡の先に近付くと、エラトが注意する様に
「美幸、、そろそろ、、お父様が消滅出来なかった魔王の近くに来たわ」
マリンと多摩美の小芝居が始まった
「きっととんでもない怪物よ」
「え~、か弱い私達は、やられちゃうの、」
「えっ、、マリン、悲しくなるわ」
「ええと、タマミ、次のセリフは、、なんだっけ」
「だって女の子だもの、涙が出ちゃうだよ」
ミールは呆れ顔で、、、
「残念でした、、終わり、、多摩美終わり」
「もう、、どんだけ暇なの、、あなた達、、マリン、、大事な時なのよ」
「マリンとタマミで、強い怪物、やつけたでしょう、、次もどうせ、大した事ないよ
あんな変な名前のやつ、、、」
エラトは、、違和感を感じた
「ねえ、エリス、、なんか変じゃない」
「そうね、、おかしいわ、、違和感を感じるわ」
美幸は不思議そうに、2人の様子を見て
「エラト、エリス、どうしたの」
「美幸、、気のせいかもしれないけど、、
誰かに導かれている感じがするの」
「たぶん、迷路は今まで通って来たのであっているわ」
弱めの魔力を感じたエラトは、、、美幸に
「美幸、、もう少しかかるわ、、残りの魔物は弱いみたいだから、私の歌声で全て倒すわ、、、天界の神の慰め」
無限ラビリンス中にエラトの歌声が響いた
遠くで、魔物達の叫び声が聞こえた
「美幸、もう、このラビリンスには魔物はいないわ、、、」
「そうね、、魔物の魔力波動は全部消えたわ」
遺跡も外れの方に近付くと、、、
「美幸、、あそこを曲がったら、大魔王が封印されてるはずよ」
しばらく進むと、、、
「えっ、、行き止まり、、」
「あっ、また扉だわ、、、」
「エラト、、また女神の歌声なの、、」
「違うわ、、この台座には賢者の証って刻んであるわよ」
エラトは、考え込んだ、、、
「何で、お父様は封印解除の方法を変えたんだろう」
カズトはウオーカに聞いた
「師匠、この先に大魔王がいるんだろう」
「う~ん、、魔力波動がわからない、、」
「シン、、俺は何も感じないけど」
エラトは、また不思議そうに、、、
「本当に違和感を感じるわ、、、なぜかしら、、、」
「美幸、、、変よ、ここには、嫌な魔力が感じられないわ」
美幸も、不思議そうに、、、
「そうね、、、エラト、でもその大魔王が復活しようとしているんでしょう」
「美幸、、最初はそう感じたわ、、、お父様もそう言っていたし」
キリア王女も心配そうにしていた
「ウオーカさん、、また扉だわ、、解除出来ますか」
「大丈夫ですよ、、これだけ、凄いメンバーがいるから」
「そうですね、、凄い方々ばかりだわ」
マリンは多摩美の耳元で、、、
「タマミ、、ここに凄いお宝隠してあるんじゃないの」
「みんなに、気ずかれない様に、こっそり探すわよ、、」
拓実は、心配そうな顔のリリムを見て、、、
「リリム、、大丈夫か、、絶対俺から離れるな、、」
「はい、、、」
これを見ていた多摩美は、助言した
「拓実、、あんたといた方が危ないじゃないの、、、いつも、あんたが戦うのじゃない
リリム、美幸といた方がいいよ」
拓実はそうかと、思った
「、、、わかったよ、、リリム、美幸から絶対離れるなよ」
「ええと、、はい、、」
すると横からアリスが、拓実の腕をつかむと
「じゃあアリスが拓実といるわ、、、」
「お前も、、美幸と一緒にいろ」
「優しくない~、、、」
ウオーカは、台座の刻印を見て、、、
「拓実、、この賢者の証、お前の事じゃないのか、、」
「何で、、ゼウス様は俺の事知らないはずだ、、、」
「とにかく、台座に手を当ててくれ」
「もう、、違うよ、、面倒くさいな」
拓実は嫌々、台座に手を当てた、、、
すると大きな音をたてて、、、大きな扉が
開いた、、、
そこは広い神殿の様になっていた、、、
「ほら見ろ、、拓実、お前の事じゃないか」
「何で、俺なの、、意味がわからない」
神殿の奥の方に、大きな檻が見えた
「おい拓実、、あの奥の檻に封印されているやつあれが、大魔王ブンゲか、、大きなやつだ」
全員に緊張が走った、、、
「ミール、結界を張ってみんな待機してくれ、、」
「わかったわ、拓実さん、気をつけてね」
「あいつは、ワシには何も言わないのか」
ミール達は強い結界を張って中で待機をした
多摩美は、マリンに呟いた
「しかし凄いメンバーだわ、、何も待機しないで戦った方がいいんじゃない」
「本当にそうだよ、、女神に聖女に妖精までいるのよ」
マリンの横でキリア王女も、、、
「マリンさん、、私、もうドキドキしてるわ、、だって女神様と同じ結界にいるのよ
エリス様とエラト様、、信じられないわ」
「キリア、、みんな友達だよ、、なにも緊張しないでいいんだよ」
その時、拓実達の前に何かが現れた
動物の様なものはゆっくりと近付いた
「ウオーカ、あれはなんだ、、」
「拓実、、あれは聖獣、ユニコーンだぞ」
「何でユニコーンがここにいるんだろう」
一角獣、ユニコーンは拓実達の前にふさがった、、、
ゼウスの企みと、知らされた真実
その時結界では、、、
エラトが驚いてユニコーンを見ていた
「えっ、、あれはユニコーン、、お父様の使いだわ、、」
「ええ、そうなの、、何でユニコーンがここにいるの、、拓実達が攻撃する前に止めないと、、、」
拓実達は戸惑った、、、
「拓実、、聖獣と戦う事は出来ないぞ」
「そんな事、わかっているよ、、何でここにいるんだろう」
結界の中からエラト達が出てきた、、、
ユニコーンはエラトの前に行くと座り込んだ
「やっぱりお父様の使いだわ、」
すると神殿の柱の陰から1人の男が出てきた
男は、エラトの前に立つと、、
「やあ、、エラト、、ご苦労様、、これで俺も自由になれる」
エラトは、男の顔を見ると驚いた
「えっ、、ヘルメース、、あなたどうしてこんなところに、、、」
ヘルメースは、ニコッと笑って、、
「ゼウス様にやつの見張りを頼まれたんだ」
「えっ、、じゃあ私達が再度、封印しなくても良かったじゃない」
エラトは、不思議そうな顔をしていた、、、
ヘルメースは拓実の方を見ると
「いや、、まだイベントは終わっていないよ、、、あなたが拓実さんだろう、、あなたが来るのを待っていましたよ」
ウオーカは不思議そうに、拓実を見て
「拓実、しりあいか、あの神様と」
「いや、、今、、初めて会ったよ」
するとヘルメースは拓実に握手を求めた、、その後、檻の方を指差すと、、、
「そう、はじめまして、拓実さん、、あなたのしりあいは、あのバカ、大魔王ブンゲだ」
拓実は檻の方を見直して、、、
「えっ、、大魔王にしりあいはいないです」
「じゃあ、、これでどうです、、天界の変化解除、、、」
神殿の奥で封印されてる大魔王が変化していって封印の檻は消えた、、、ただその者の体にはまだ封印がかけられていた
変化が解かれた者の、顔を見て、拓実は驚いた、、、
「あっ、、、お前、、玄武じゃないか、、
だから大魔王ブンゲなんだな、、単純だな」
「ご主人さま、、助けてくれ」
「お前、何をしたんだ、、」
「ええと、、、大した事してないよ」
玄武は、俺は悪くないんだと言わんばかりに
「もう、ゼウス様は大人げない、、大した事してないのに俺をこんな目にあわせて」
すると、つかさずヘルメースが説明した
「何を言ってる、、天界の神殿のお酒を全部飲んだくせに」
玄武は、悪びれる素振りもなく
「、、、代わりに水を入れて置いただろう」
拓実はヘルメースにお願いした
「あの、ヘルメース様、もう1回封印して下さい」
これを、聞いた玄武はペコペコと頭を下げた
「すみません、すみません、、もう二度としません、、ご主人さま、助けてよ」
ヘルメースは呆れ顔で、、、
「拓実様、、私も、もう面倒くさいので引き取って下さい」
「お前はだいたい、東の天界の住人だろう
何で西の天界まで来るんだ」
それを見ていた多摩美も呆れ顔で、、、
「本当に、あいつはバカだな、、」
「多摩美、、一応神に使える聖獣だよ」
「バカはいつまでもバカなの」
多摩美は、容赦なかった
ヘルメースは魔法をかけた、、、
「拓実さん、拘束を解きますよ」
玄武の拘束は解けた、、、
「やった、、じゃあご主人さま、また~」
玄武はあわてて、異空間に消えた
拓実は、玄武はまたやるなと思った
「あいつは本当に反省してるのか」
ヘルメースは拓実に、頭を下げると
「拓実様、手の込んだ事をして、すみません、、、この、神殿の宝はお詫びです、、
まあ、以前からあったお宝ですが、、これで私もあいつの見張りが終わって天界に帰れます」
ヘルメースは異空間に消えた、、、
エラトもまた、、みんなの前で頭を下げた
「もう、、お父様はみんなに迷惑かけて
全部お父様が企んだ事じゃない、、皆さん
本当にごめんなさい」
「エラト様、、もったいない、、私達は
何とも思っていません」
多摩美とマリンはお宝の事しか頭に入っていなかった
「ねえ、タマミ、お宝だって」
「凄いね、、どれだけあるの」
「後で探すわよ、、楽しみね」
すると、ミールが釘を刺す様に、、
「マリン、多摩美さん、この神殿の宝は、オリンピア王国の物よ、これだけ迷惑かけたのだから、、」
エラトは、改めてキリア王女に、、、
「あのキリア王女、、ごめんなさいね、、この神殿の宝を大事に使ってね、ヘルメースが神力を使ったみたいだわ、もうこのラビリンスには魔物は現れないわ」
「えっ、女神様、もったいないお言葉です」
エラトは、美幸の方を見ると、、空間から魔石を出した、、、
「美幸、ごめんなさい、、これお詫びで受け取って、、賢者の石よ、、」
「えっ、エラトいいの、、、リリム、、これで聖女の魔導倶を作れるわ、、ありがとう
エラト、、」
リリムは、満面の笑みを浮かべた
「美幸お姉様、、よろしくお願いいたします、、、」
エリスは美幸に、、、
「もう、全て終わった何もないわ、、私とエラトは天界に帰るわ、、、皆さんお騒がせしてごめんなさい」
エリスとエラトは異空間に消えた、、、
静かになったオリンピア王国、、
ウオーカは疲れた顔で、、、
「なんだか、神様に振り回された感じだな、でもキリア王女、これで終わりですな」
キリア王女は、拓実達、全員に向かって頭を下げた、、、
「でも、私達では、解決出来ないわ、聖女様と、大賢者様がいないと」
多摩美は、思い出した様に、、、
「本当に、玄武の奴のせいだ、、本当に迷惑な奴だ」
マリンはキリア王女の肩に手を当てて
「まあ、キリア、良かったね、、神殿のお宝も手に入れて、、」
「でも、私達だけがもらうわけには、、、
そうだ、ウオーカさん、皆さん好きなの選んで下さい」
マリンと多摩美の目がキラキラとなった
「えっ、キリア、いいの」
「マリン、どれにしようか」
ミールはまた釘を刺す様に、、、
「ねえ、、1人、1つね、、オリンピア王国に悪いわ」
拓実達は、宝が置いてある部屋に行った
そこには、たくさんの宝があった
「おお、以外とあるぞ、、、、」
「わあ~お宝だ、、マリン、早い者勝ちよ、1つだから、1番良い物を探すわよ」
女の子達は、目を輝かせた、、、
アリスはきれいなリングを手に取ると
「リリム、、このリング、あなたは、これがいいわ、、大妖精のリングと記載されている、、、良い魔力を放っているわ」
「ええ、、、アリスお姉様、私も凄い力を感じます」
拓実は、アリスの耳元で、、、
「アリス、、俺はいらない、、俺の分まで、もらっていいぞ」
「えっ、拓実、いいの、、じゃあ、お母様にプレゼントするわ」
カズトもまた、かわいいアクセサリーを探した、、、
「俺はクララにプレゼントするぞ」
シンは、、ニコッと笑ってマリンに言った
「マリン、俺の分も何かもらっていいよ」
「えっ、シン悪いわよ、、じゃあ、マリンの分でこの魔法の短剣、お守りね、回復の効果があるって、、シンに何かあったらいやだもの、、、、」
マリンは魔法の短剣をシンに渡した
「、、マリン、、うれしいよ」
全員、好きなお宝をいただいた、、、
全員、満足そうに、ニコニコとしていた
「さあ、オリンピア王国に帰るか」
拓実達は王様に報告してウィザード王国に帰る事にした
「神聖のゲート魔法、、、」
拓実達はウィザード王国に現れた、、
ウィザードに着くと拓実達は、どっと疲れた様に感じた
「ああ、疲れた、、玄武の奴あいつのせいで、もう大変な思いをした」
アリスはリリムと、拓実達の前に立つと
「拓実、私達もそろそろ帰るかな、あっ、、拓実ありがとう、お母様にプレゼントあげれるよ」
「拓実、じゃあね、私達は帰るわよ」
「あの、、拓実さん、美幸お姉様、また来ますね、、、美幸お姉様、、聖女の魔法魔導俱が出来るまで、もっと修行します」
リリムは深々と頭を下げた
「リリムは真面目ね、、、早く魔導俱を作らないと、、、」
アリスとリリムは異空間に消えた、、、
アリスとリリムが帰ってしばらくすると
「ウオーカ、俺達もそろそろ帰るよ、、、」
「ああ、拓実、、また呼ぶぞ」
「ああ、わかったよ、、、すぐじゃないよな、、、」
「わからんぞ」
拓実は、目を閉じると魔法を念じた
「神聖の異世界転移魔法、、、」
拓実達は、異空間に消えた、、、
ウィザード王国、王宮広間に霧の様な物が漂った、、、
拓実の部屋の空間が歪み、異空間から拓実達は現れた、、、
やはり、拓実は疲れをどっと感じた
「、、、一仕事終わった感じだな、、、」
拓実の横で、能天気に多摩美が
「まあ、私はタダで世界旅行してる感じかな、、楽しいし、、」
「多摩美は気楽でいいよ、、俺なんか現実逃避だな、、この世界に戻って来ると嫌になるよ、バイトばかりで、、、」
多摩美は、ほら見ろとばかりに
「だから、クララと早く一緒なればいいのよ、、簡単な事だよ」
「、、、簡単な事じゃない」
美幸は、考えていた、、、
「私は、次、魔法の世界に行くまでにリリムに聖女の魔導俱を作らないと、、、」
「美幸、、魔力が失くなるといけないからこの魔聖石を使って」
「拓実さん、ありがとう、、、」
拓実はがらくたの様に無造作に箱に置いてあった魔聖石を美幸に渡した
拓実達は少し話した後、、、
「もう遅いから気をつけて帰って、、」
カズトと多摩美は帰って行った、、
拓実もいつもと同じように美幸を家まで送った、、、
そんな頃、、魔法の世界では、、、、
サファイア王国、カインの領地、、、
「いや~、今日は飲んだな、、、」
「お前、大丈夫か、、、」
「ああ、お前こそ、、そう言えば、こんな夜にギルドの冒険者が空に浮かぶ、ボロボロの幽霊船を見たらしいぞ」
「おい、、、あれ、、あれじゃないのか」
「うわ~、本当に幽霊船が空を飛んでいる」
次の日、、
サファイア王国、第2の城、、王宮で、、、
「カイン王子、、、」
「なんだ、、朝から、、」
「昨夜、またあの空飛ぶ幽霊船が現れたそうです、、、」
「またか、、今週だけでもう3回目だぞ、、何が目的なんだ」
「カイン王子、事が起こる前に手を打たないと、、、」
「何も被害がないのに、、、どうする、、」
「シン王子に依頼しては、、ウィザード王国の勇者様も来ていただけるはずです」
「そうだな、、、シンに頼むか」
その日の夜も、、、
2つの月が輝く夜空を不気味な幽霊船が飛んでいた、、、
END
封印されていた魔王の正体は、イタズラのお仕置きで魔王として封印された玄武だった、、玄武の封印は解けて拓実達は依頼をクリアした、、、




