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魔法使いは憂鬱  作者: 広戸ハジメ
84/89

魔法使いと美しい神姫と草薙の剣

拓実達は、魔法の世界の、エドガー王国から依頼を受けた

内容は負傷者の回復だ





魔法使いと美しい神姫と草薙の剣(エドガー王国)



魔法使いは憂鬱(52)




魔法使いと美しい神姫、、、



ここは魔法の世界だが、何となく、拓実達の

住む世界の少し昔の日本を思わせる国、、

エドガー王国である、、、


そのエドガー王国北の森に冒険者達が集まっていた、、、

ダンジョン攻略を考えているのか緊張した雰囲気だ、、

「おい、今日もあのダンジョンに行くのか

あのダンジョンは、エドガー王国、王宮より立ち入り禁止と言われているぞ」


冒険者達は言葉がでなかったが、、、

「でも、、お宝が凄いと言う噂だぞ」

「中にはとんでもない化け物がいると言う噂もある、、、それも大昔の神話クラスの化け物が出ると言うぜ」


「でも、この間、ギルドのあの中級クラスの魔法使いが、魔聖石とミスリルの盾を手に入れたらしい」

次々と興味を持てる話題が出てきて冒険者達はやる気が出てきた


「凄いな、、俺もそんなお宝と巡り会いたいよ、、、」

「中には、伝説クラスの剣がどこかにあると言う噂もある」

「でも、いい事ばかりじゃない、、ギルドには魔物の犠牲者が、かなりいるらしい」

「うんん、、、やめるか、、」

「もう、ダンジョンの入り口だぞ」

冒険者達は話をしてる間にそのダンジョンの入り口まで来ていた、、、


するとダンジョンの中から、数人があわてて出てきた、、、中には負傷者もいた

「おい、どうしたんだ、、」

「とんでもない化け物が現れたんだ、、犠牲者もたくさん出た」

「お前達も、中に入るのはやめた方がいいぞ、、やられるぞ」

「負傷者をギルドまで運ぶ、手伝ってくれ」



それからしばらくした、、、エドガー王国、王宮、会議室、、、


魔法大臣ハンゾウは、国の魔法使い不足の件を話し合っていた、、、そこに魔法剣士があわてて現れた、、

「魔法大臣、ハンゾウ様、」

「なんだ、、、騒がしい、」

「北のダンジョンで、冒険者がまた犠牲になり、ギルドより回復魔法使いの依頼がありました、それも上級回復魔法使いじゃないと

治せないと言っています」


魔法大臣、ハンゾウは頭を抱えた、、

「何を言っている、、この国に上級回復魔法使いはいないぞ、、あれだけあのダンジョンに入ってはいけないと通達したのに」


つかさず魔法剣士は話した

「ギルドによると、ダンジョンに入れない様にしないのは王宮が問題だと」

魔法大臣ハンゾウは、怒った口調で、、、

「勝手な事ばかりじゃないか、、」

「でも、そのままだと王都の民から非難されますよ」

「どうすればいい、、」

「帝国クラウドに依頼してはいかがですか」

「そうか、、じゃあ依頼書を持ってきてくれ、、」

魔法剣士は依頼書を取りに会議室から出て行った


そんな事とは関係ない、拓実達の世界


「、、、最近、、日本の神様の本とか読んで調べているけど、魔法の世界の神様はなんか人間みたいだ、、俺達と同じ感情を持っているし、、人の話は聞かないし」


この様にずっと独り言を言っている拓実は

実は魔法使いである、しかし自分達の世界では魔法使えない、、、


ウオーカに「俺達の世界では魔法はいらない」そう言ってしまった

するとウオーカは、魔法秘伝書に拓実は自分達の世界では魔法使えないと記載した

ついでに、カズトと多摩美も使えないと記載した、大きなお世話である


しかし、拓実の彼女の美幸だけは記載されなかったため、魔力さえあれば魔法は使える

美幸の魔法で異世界にある、魔法の世界に

行くと、拓実達も魔法が使える


「ああ、、、結構この本、難しいな、、でもスサノオの事やアマテラスの事がわかってきたぞ、、でも全て魔法の世界の神様に当てはまるのか」


その時、拓実の魔導俱のリングが光った

リングから声が、、、

「あの~、拓実さんいるかしら」

「あっ、ミール、いるよ、、、」

「今、大丈夫ですか」

「ああ、、なにもしていない、大丈夫だよ」


「また帝国クラウドから依頼で、今度は

エドガー王国らしいわ、初めての国ね」

拓実は思い出した様に話した、、、

「あっ、この間のサンズ王国のサクラ王女が言っていた国だ」


「すぐに来れるかしら、、、」

「ああ、みんなに連絡してすぐ行くよ」

「よろしくお願いしますね」


しばらくして、、、

美幸達は拓実の家に来た、、、


「本当に暑いわ、、でもこの部屋は寒いし」


美幸が机の上の本を見て、、、

「あっ、、拓実さんこの本、、神様の事が書いてある本ですか」


多摩美は本を取るとパラパラとページをめくって、、見ていたがすぐに机の上に置いた

「あんた、こんな勉強してるの」

「いや、魔法の世界とどれだけ違うのかなって、参考になると思って」

多摩美は呆れ顔で拓実を見た、、、


「本当に、魔法の世界は改めて凄いわ、神様と会えるし、、女神様とお話出来るし」

「私は、もう驚かないわ、、魔法の世界は何でも、アリ、なんだから」

「何か今回も、その神様達と関わっているような気がするよ、、嫌だな、、」


すると、多摩美がアマテラスの真似をした

「お父様、大丈夫ですか」

「多摩美、、、冗談はやめてくれ、、」

「拓実、凄いわ、神様の子どもがいるなんて、、、アマテラス、美人だし」


「うるさい、もう、美幸、魔法をかけて、」





いざ、、、エドガー王国へ、、、




美幸は目を閉じると魔法を念じた

「異世界転移魔法、、、」


拓実の部屋に白い霧の様なものが広がり、、

静電気の弾ける様なパチパチと音が響き、、

白い霧の渦巻くトンネルの中心を抜けると


ウィザード王国、王宮広間の空間が歪み、、

異空間から拓実達は現れた


王宮広間のソファーにウオーカ達は座っていた、、、ミールは拓実達を見ると駆け寄って来た、、

「拓実さん、忙しいのに、ごめんなさいね」

「ああ、大丈夫だよ」


「ご主人たま、、また初めての国だよ」

「ヒエン、そうみたいだな」


そこにマリンも現れた、、、

「拓実達、来たのね、、もう、またシンいないのよ、、、最近お兄さんのカインと魔法の修行中なのよ、タクミが凄い魔法見せるからカインが急に修行を始めたのよ」


多摩美はマリンの側に寄ると、、、

「マリン、大変ね、、どうしてマリンはいかないの」

「だって、、タマミ達といた方が面白いもん、、カインもシンも、真面目だもの」

「ん、、私が可笑しいと言うの、、マリンもかなりの物よ」

「そうなの、、、でもその方が楽だもん」

2人共、お互いの顔を見て、ニコニコと笑った、、、


その時、王宮広間の空間が歪み、異空間からアリスが現れた、、、、


アリスは拓実を見ると駆け寄って話した、、

「拓実、、来たわよ、、」

「早いな、、ゆっくりでいいのに、、」

「何か、、まさか置いてきぼりにするつもりじゃないよね」


「お前、俺の魔力波動でウィザード王国ならどこにいてもわかるだろう」

「それはそうだけど、、拓実、いじわるしないでね、、普通の女の子なんだから」


「普通の女の子がそんな魔力量があるか」

「えっ、ばれていたか、、拓実、人の魔力量もわかるの、、もしかして全部見えるの、、きゃあ~、、エッチ、、」

「そんな魔法があるわけないだろう」

拓実は呆れ顔になった


ミールは美幸に、、、

「美幸さん、アイラさん達はまた全員来れないわ、、最近本当に忙しいのね」

「どこかの国の王女様とは大違いだわ」

ミールはマリンの方をチラチラと見た

「そうよね、、アリス、あなたこんなに国を離れて大丈夫なの、マリン心配だよ」


ミールは呆れた口調で、マリンに言った

「何を言っているの、マリン、あなたの事を言っているのよ」

「えっ、、マリンの事なの、、依頼がない時はちゃんとやっているわよ」


「さてと、お父様は、用意は済んだのかしら、シンがいないから自分の空間保存の魔法を使っているけど全然、保存庫が小さくて、入らないって言ってたわ、、」


そこにウオーカが現れた、、、


「拓実、来てたか飛行船の用意は済んだぞ」

「今から飛べば、明日の朝には、エドガー王国に着くだろう」






奇跡の料理、、、





ウィザード王国王宮広場、、飛行船の前

拓実は飛行船を固定するための鎖をはずすと最後に飛行船に乗った、、


拓実は、船内を見渡すと、、、

「さてと、全員乗ったな」


マリンと多摩美は飛行船の柔らかなソファーに座ってはしゃいでいた

「ああ、いいわ、、本当に飛行船はいいわね、ゆったりしていて」

「本当に、マリンは飛行船が好きだよね」

「だって、王宮と同じくらい広いし部屋もいっぱいあるし、、お風呂もあるのよ、、

一番良いのは、食べて寝てるだけで目的地に到着するのよ、、、こんな良いことほかにあるの、、、」

「まあ、、そうね、、私達が料理しないだけなんだけど、、、」

「だって、ミールが絶対させないからよ」


その頃、拓実は操縦室で目的地の設定をしていた、、、そうは言っても、ただ、地図で調べた場所を頭に思い描いて、飛行船に伝えるだけだ、、、


「ええと、エドガー王国は、ここだ、、よし、セットしたぞ、朝には着くな、、、最近飛行船の状態を見ていないからおかしなところがないか、点検しよう、、夕食が出来るまでには終わるだろう」


飛行船リビングでは、、テーブルのソファーで、、、ウオーカがお酒をテーブルに置いた


「よし、カズト、シンがいなくて2人だけど美味しいお酒、この間の帝国クラウドで、手に入れたから、飲むぞ、、まあ部屋に置いてあったやつだけど、、」

「えっ、師匠、いつのまに、、、まあいい

いただきます」

「ヒエンは、夕食までお菓子を食べるよ」

「ヒエン、、あまり食べたらダメよ」


隣で聞いていたマリンが、、、

「本当にいつの間に持って来たの、、、」

「あっ、それは私がマリンと帝都で買い物をしたついでにお土産で買ったやつよ、、なくなったと思ったのに、、まあ最近、禁酒してるからいいけど、、」

「なんだ、多摩美のか、、、もらうぞ」


ミールは立ち上がるとキッチン向かった、、

「じゃあ夕食の用意するわよ、美幸さんお願いいたしますね、、、」

「あっ、、はい、、」


マリンはあわててミールに聞いた、、、

「ええと、、ミール、マリン達は、、、」

「あら、、やりたいならどうぞ、、誰も食べなかったらあなた達が食べるのよ」

ミールそう言うと美幸とキッチンに行った


マリンは多摩美を見て話した、、

「ねえ、タマミ、あんなこといってるよ

どうしよう、、やるの、、」

「でも、美味しくなかったら、私達が食べるのよ、、大丈夫なの」


マリンは少し考えて、、、

「んん~、自信ないわ、、、そうだ、美味しくなかったら、ヒエンに全部食べてもらえばいいのよ」

「そうね、ヒエンは、味オンチだから、不味くても食べてくれるわ」


「そうよね、ミールにこれ以上バカにされたくないもの」

マリンと多摩美はあわててキッチンに行った

「ミール、やるわよ、、美味しい料理を作ってやるわ」

「はいはい、、どうぞ、勝手にやって」

もうミール達は手際良く、料理を作っていた


早くも1品ができ、ミールはウオーカ達のテーブルに置いた、、

「お父様、、これは美幸さんがおつまみだって、食べてね」


そこには見た目も美味しそうな料理が置いてあった、、、ウオーカはさっそくつまんだ

「おお、美幸さんの料理か、、美味しそうだな、、んん~うまい、うまいぞ」

あわててカズトも箸を取った

「師匠、、俺にもください、、」


この様子をキッチンから見ていた多摩美は、、、

「んん、カズトのやつ、、見てろ、もっと美味しい料理を作ってやるから」


食材の前に立つマリンと多摩美、、、何か考えていたが、、、

「タマミ、、何の料理作るの、、」

「えっ、マリン、考えてないの、、」

「タマミが作るの手伝うだけだよ」

マリンはニコニコと笑っていた、、


多摩美は、マリンは役に立たないと思ったが

自分も同じだと思った、、、

向こうの世界でも料理などしたことがない、お嬢様なのだから、、、


多摩美は、、テレビで見た男が好きな肉じゃがの事を思い出した、、

「前もこんな事あったわね、、、そうだ、

男が喜ぶ家庭の味、肉じゃがよ、、どうやって作るのかわからないわ、、、そうだ、まずはじゃがいもよ」


マリンは不思議そうな顔をした、、、

「何それ、、じゃがいもなんて知らないわよ、、芋はバクダンいもよね、、、ええと

、、あった、タマミこれよ」


今度は、多摩美が不思議そうな顔をした

「何か怖い名前ね、、、いいわ、確か茹でて味付けを、、えっ、こんなに大きいの」

マリンは、、キャベツくらいの大きさの芋を多摩美の前に置いた


「茹でるともっと大きくなるわよ」

「どんな、芋、なの、、いいわ、細かく切るから、、」

多摩美は不器用に包丁で芋を切って鍋に入れた、、


「肉は、、この肉でいいわ、、たまねぎ、ニンジンは、、」

「?、、、そんなの、ないよ、、」

多摩美は、野菜らしい、食材の中から探して

訳のわからない食材を手にした


「じゃあ、この白いやつと赤いやつを入れてと、、、味付けは、なんだっけ」

多摩美は、調味料を見たけど何がなんだかわからなかった、、すると、マリンが勝手に適当な調味料を渡した、、


「タマミ、これでいいじゃん」


多摩美は言われるまま鍋に入れた

「うわ、、どろどろしてきた、何このいも2倍になったわ」


しばらくすると肉じゃが?、、らしき物はできた、、、

「これで終わり、、、肉じゃがってこんな

料理だったかしら、、、カズトなんて家庭料理なんて知らないだろうし、、肉じゃがも

多分知らないわね、、、もういいわ、、」


マリンはニコニコと笑って、鍋ごとテーブルの上に置いて、大きなお皿にどんどん移した


「はあ~い、叔父様、またおつまみよ」


ウオーカは身構えた、、、

「なんじゃ、、マリン、この大きな皿は、、うわっ、、何この量は、、こんなに食べれないぞ」

お皿からは、ほのかに良い匂いがした、、、

「マリン、これは何て言う料理だ、、何か

匂いはいいが、、、」


マリンは得意そうに話した、、、

「タマミとマリン、お手製の肉じゃがって言う料理よ、、心して食べてね」

カズトは首をかしげた、、、

「えっ、師匠、、これが肉じゃが、、肉じゃがってこんな感じだったかな」


ウオーカは恐る恐る、料理を食べた

「んん、、、なんじゃこれ、、うまいな」

ウオーカは驚いた、、、そして美味しそうにまた食べ始めた

「えっ、、師匠、本当に、、だって多摩美とマリンが、作った料理だよ」

「カズト、食べてみればわかるぞ、、」


カズトも恐る恐る箸をつけた、、料理を口に入れると、、、

「んん~、師匠が言うなら、、、、あっ、

美味しい、、多摩美が本当に作ったのか、、美幸さんに手伝ってもらったんじゃないのか、、、信じられない」


マリンは満面の笑みを浮かべた、、、そこにキッチンから多摩美も来た

「やった、、タマミ、初めて料理を誉められたわ、、ミール、参ったか」

「でも、マリン、同じもの二度と作れないわよ、奇跡の料理だもの、もう、材料も作り方も忘れたわ」


それを隣のソファーでお菓子を食べていた、ヒエンがあわてて来た、、


「ねえ、、マリン、ヒエンにもちょうだい」

「残念、お肉が入っているからアリスは食べれないわ、、、」

キッチンからミールも出てきた、、

「マリン、私にも味見させて、、」

「ええ、ミールいいわよ、、、どう、、

マリン達の作った料理は、、、」


多摩美はマリンの耳元で言った、、

「マリン、、あまり調子に乗らない方がいいわよ、、本当に、二度と作れないわよ、その料理、、、」

「うん、わかっているわ、、べつに、私が作った訳じゃないから、、、少しミールにも、私達が少しは出来る事を見せたいだけなのよ、、、、」


多摩美は念を押すようにマリンに言った

「多分、これは作れないわよ、、絶対、たまたまなのよ、この料理は、、、」

「えっ、、それじゃあ、また失敗したら、ミールに嫌みをいわれないといけないの、」

そのうち夕食も出来て、、みんなでいただいた、、


色々と飛行船では起こったが1人だけ忘れられた人がいた、、、、


「おい、、まだ夕食は食べていないぞ、、

俺は主人公だぞ、、、」


飛行船は静まりかえった、、、、


次の日の朝、、、、


「ああ、、美幸がおにぎりくれたからいいけど、、俺の存在忘れていないか、、、

ヒエンのやつ夕食全部食べてしまったし

おにぎり2個じゃ、おなかがすいて寝れないし、、もう朝じゃないか、、、」






エドガー王国依頼の内容、、、



拓実はリビングのソファーでコーヒーを飲んでいた、、そこにウオーカが起きて来た


「おう、拓実、おはよう、今日は早いな

いつも美幸さんに起こされないと起きないやつが、、どうしたんだ」

「寝れなかったんだよ、、、」

「何か心配事か、、、」

「、、、、」


飛行船のリビングに美幸も現れた、、

「あっ、拓実さん、もう起きていたのね

お部屋に行ったら、いないからびっくりしたわ」

「ああ、美幸、寝れなかったんだよ、」

美幸は心配そうに言った

「具合でも悪いの」

「いや、何でもないよ」


次々とみんな起きてきた、、、


しばらくすると飛行船が止まった、、どうやらエドガー王国に到着したみたいだ


拓実は飛行船の大きな窓から地上を見ると

そこには緑が広がるのどかな国が見えた

するとウオーカが拓実の横に来て、、

「拓実、、あれがエドガー王国の正門だな」

拓実は王国の周りを見て、、、

「ああ、、あの小高い丘に飛行船を降ろそう、、、」


飛行船は丘に静かに着陸した、、、


「さてと、全員出たな、、飛行船いいぞ」

飛行船は結界が掛かると静かに地中に沈んでいった、、、


「よし、エドガー王国に行きますよ、、、

神聖の瞬間移動魔法、、、」

拓実達の周りの空間が歪み異空間に拓実達は消えた


エドガー王国正門、、、


異空間から拓実達は現れた、、


拓実達は正門に向かって歩いた、、正門にはエドガー王国に入るための検問に大勢の人が並んでいた、、拓実達もその列の後ろに並んだ、、、

「師匠、、初めての国はこれがあるから面倒くさいですね」

「カズト、しょうがない、面識がないからな、、、」


検問は拓実達の番に回ってきた、、すると門番が拓実達に声をかけた、、、

「おい、通行証を、、、」

「はい、どうぞ、、ワシらは、帝国クラウドから依頼で来たウィザード王国の者です」


通行証を見た魔法剣士はあわてた、、、

「えっ、、すみません、ウィザードの勇者様達ですね、、おい、王宮に案内しろ」

魔法剣士達はあわて出した、、、1人の魔法剣士が王宮に案内すると言った、、


拓実達は王都を通り王宮に案内された

「へえ~、小さいけど栄えている国ね」

「タマミ、、結構お店もあるわ」

「マリン、、でもみんな食べ物みたいよ」

「またか、サンズ王国と同じじゃないの」

「マリン、お買い物に来たわけじゃないのよ、、もうおしゃべりはやめてね、」

「はーい、、、」


拓実達は王宮に着くとさっそく中に通された

王宮、王の間、、、


王様、大臣、魔法剣士達に拓実達は迎えられた、、、


すると王様が拓実達に声をかけた

「いや~、ウィザードの勇者様、ご苦労様です、、こんな遠い国へ、、、」


「さっそく、依頼の内容は何ですかな」

「お疲れでしょう、、違うお部屋で説明いたします」


拓実は王様達の顔を見ると思った、、、

「あっ、サンズ王国のサクラ王女が言ってたけど、本当にエドガー王国の人も俺達、日本人と似ているな」


王様は大きな声で女性の名前を呼んだ、、、

「お~い、スミレ、ウィザード王国の勇者様達に別の部屋で依頼内容を説明してくれ」


拓実は名前を聞いて、不思議に思った

「やっぱり名前も日本人の名前だ、、」



王の間の角の方からきれいな女性が現れて拓実達を別の部屋に案内した


案内された、部屋に着いた、、テーブルの横の椅子に座ると直ぐにウオーカが案内してくれた女性に話しかけた、、、

「スミレ様はエドガー王国の王女様かな」

「ええ、、エドガー王国王女スミレですわ」

ウオーカはスミレ王女の顔を見ると、、、

「スミレ王女も拓実達と、雰囲気が似ていますね」

「そうですね、、この国とサンズ王国とヤマタイ王国の人々は似ていますよ」


スミレ王女は拓実を見ると、、、

「拓実様達は、サンズ王国かヤマタイ王国の出身なのですか」

「いえ、、違います、、、似てはいますけど、、、」



ウオーカはスミレ王女の顔を見て、、ニコニコと笑って言った

「いや~スミレ王女は美人ですね、、お美しい、いや~その黒い髪もお似合いだ」


スミレ王女はクスクスと笑って手を口に当てて話した、、、

「まあ、ウオーカさん、お上手ですね」

この様子を見ていたミールは、、、

「もう呆れてものが言えないわ」

「ミール、落ち着いてね、、あいさつだから、、あいさつ、、、」


何もなかった様にウオーカは話しかけた

「さてと、スミレ王女、依頼の内容ですが」


スミレ王女も真剣な顔をした、、

「ええ、この国の北の森に大きなダンジョンがあるのですが、、凄い魔物が大勢住み着いているわ、、中には伝説クラスの魔物もいると言う文献があるわ」


「その魔物退治が依頼ですかな」

「それも、お願いしたいのですが、強すぎて無理かと、、この国の民もその魔物がそのうちこの国に来ないかと心配しています」


スミレ王女は心配そうにさらに、話を続けた

「依頼とはそのダンジョンで冒険者達が大勢犠牲になっています、ギルドには負傷者が大勢います、、我が国には、回復魔法使いは

少なく、初級クラスしかいません、それで帝国クラウドに依頼しました」


すると多摩美が呆れた様に呟いた、、、

「えっ、またか、ギルドの連中は本当に迷惑な奴らだわ」


「ねえ、スミレ王女、ダンジョンに入らないようになぜしなかったの」

「ええ、ギルドにはきつく言ったわ」


多摩美がきつめにスミレ王女に言った

「スミレ王女、そんなんじゃギルドには無意味よ、ダンジョンに入らないように結界でもかけないと」

「ごめんなさい、この国に結界の魔法を使える魔法使いはいないわ」

多摩美は言いすぎたと思った




聖女の奇跡の回復魔法




話し合いは重い空気になった、、、


するとウオーカが、、スミレ王女を元気つける様に、、、

「スミレ王女、ウィザード王国の回復魔法使いは全員、最上級クラスの魔法使いですぞ

さらに聖女様もいる、負傷者は全員助かりますぞ、、」


スミレ王女は少し微笑むと、、

「ウオーカ様、ありがとうございます、、でも聖女様は伝説の話では、、」

「この、美幸さんは帝国クラウドから聖女の称号をいただいている」


スミレ王女は美幸の顔を見て、、、

「凄いわ、、聖女様は存在したのね」

「スミレ王女、それが済んだら、後はダンジョンの魔物退治をしますぞ」


スミレ王女は驚いた顔をした、、、

「えっ、本当ですか、、中には強い魔物がいてギルドの冒険者も2階が限度みたいです」

「ああ、それも、大丈夫です、ワシらは、もっと強い魔王クラスとも何度も戦っていますから、、」

「ありがとうございます、よろしくお願いいたします」



「さてと、誰がギルドに行くか」

「ウオーカさん、負傷者は大勢います、1人ずつ魔法をかけると、相当時間がかかります回復魔法使い全員で行かないと対応出来ません」


マリンは誇らしげに言った

「あっ、スミレ王女、私達は1回で全員治すから、、」

「えっ、どういう事ですか」

「まあ、スミレ王女もギルドに行けばわかるわ」


ミールは立ち上がるとみんなを見て、、


「じゃあ私が決めるわ、、私と美幸さんは

行くとして、、アリス、あなた複数回復魔法使えるの」

「えっ、そんな簡単な魔法でいいの、、もちろん使えるわよ」

「じゃあアリス、この3人いればいいわ」

「え~、ミール私達は~、、」

「いつも、行かないでしょう」

「そうだけど、、ねえ、タマミ、、」

「あっ、、私はパス、、」

「ええと、、行かないみたい、、です」

「、、、、」


ミールはスミレ王女の顔を見た、、、

「スミレ王女、ギルドに案内して、、、」

「あっ、、、はい、、」


エドガー王国王都、、ギルドの前、、


「ミールさん、ここよ、ギルドは、、」


スミレ王女の案内で、ミール達はギルドの中に入って行った、、、

すると奥の方から体のデカイ男が声をかけた


「おい、何か用か、今忙しいんだ」

「ギルド長、失礼ですよ、」


スミレ王女の顔を見ると男は態度を変えた

「ああー、王女様、、上級回復魔法使いはまだですか、、もう酷いなんてもんじゃない、、奥の部屋の奴らはもうダメだぞ」


スミレ王女はギルド長の前に立つと、、、

「だから、その上級回復魔法使い様をお連れした、、ミールさんお願いいたします」


するとギルド長はミール達の前に立つと

「姉ちゃん達が、上級回復魔法使いか、、奥の奴らはダメだ、手前の奴らを助けてくれ」


ミールは怒った口調で、言った

「あなたは、退いて、全員治すから、、」

「姉ちゃん奥の奴らは無理だって」

「うるさい、、邪魔するな」

「アリス、手前の負傷者全員治すからね、、美幸さん奧はお願いね、、、」


「おい、全員でやらないと時間がかかるぞ」

「もう、本当にうるさいわね、、全員一瞬で治すのよ」


ギルド長を無視してミール達は負傷者がいる

部屋に向かった

中には20人ぐらいの負傷者がベッドに横たわっていた、、苦しそうに叫ぶ負傷者もいた

ミールとアリスは手前の負傷者の前で魔法を掛けた

「光りの無限回復魔法、、、」

「天空回復魔法、、妖精の恵み、、、」

2人の体が輝き部屋全体に光りが広がり負傷者の体に降り注いだ


少しの間光りは降り注いだ、すると、、、

大きな怪我していた人達がベッドの上に起き上がった、、あれだけの怪我が、全員治った、、

負傷者達は次々にベッドの上で起き上がると、、あちこちで歓声が起こった、、、

「えっ目が見えるぞ、、」

「俺は歩ける、痛くない、、」

「本当だ、体の怪我が、全部なくなっている」

中にはベッドから降りて普通に立っている人もいた、、、

「俺はヒドラの吐いた炎の火傷が全部なくなってきれいになっている」

すると介護をしていた、王宮の回復魔法士がミール達を指さし、、

「あの魔法使いが助けてくれたんだ」


部屋のあちらこちらから感謝の言葉が飛び交った、、、

「ありがとうございます」


ギルド長は部屋に入って驚いた

「えっ、、本当に一瞬で治したのか、、この姉ちゃん達何者だ、、、そうだ奥の方に行った姉ちゃんは、、、」


奥の重症者の部屋、、、

さっきの部屋とは違い声も出せないほど衰弱していた、、、

「えっ、、これは酷いわ」


すると介護をしていた、王宮、回復魔法士が声をかけた、、、

「ええと、どなたですか、、私達が回復魔法を掛けたけど、全然ダメです、もう助からないわ」


美幸は回復魔法士達にあいさつすると、、

「すみません、帝国クラウドから依頼受けたウィザード王国回復魔法使いです」

「えっ、ウィザードの勇者様ですか、、じゃあ、お願いします」

王宮回復魔法士は驚いた顔をして重症者の前に案内した、、、


重症者の前に美幸立つと目を閉じ魔法を念じた、、、

「聖なる神の無限回復魔法、、、」


美幸の体の後ろに輝く大きな紋章が現れ、、

美幸の体が浮くと、輝き、柔らかな光りが

部屋中に広がった、、、、

その柔らかな光りはベッドの上の人達を包み込んだ、、


しばらくすると、、、、

死にかけていた人々がベッドの上に起き上がった、、、

「えっ、、俺は生きているのか、、、」

「あああ、、、食いちぎられた脚が元に戻っている、」

「俺だってもう死んだと思ったけど」


みんなが回復したのを確認すると美幸は優しく微笑んだ、、、


王宮回復魔法士が美幸の方に見ると、、

「皆さん、あの魔法使いの方が助けてくれたのよ」

すると、美幸は静かに床に降りた、、、


重症者達は涙ぐんで、美幸に頭を下げていた

「女神様が、俺達を助けてくれたぞ」

「ありがとう、ありがとう」


隣の部屋から来たギルド長は唖然とした

「えっ、、、俺は夢を見ているのか、、あれ全員死にかけた奴らだよな、、みんな何事もなかった様にしているぞ」


そこにスミレ王女も入って来た

「本当に凄いわ、、ウオーカさんが言った様に聖女様なんだわ」


スミレ王女の言葉に反応したギルド長は、、

「えっスミレ王女、、あの女性は、伝説の聖女様なのか」

「そうよ帝国クラウドが認めた正式な聖女様です、無礼があってはいけないわ」

ギルド長は、ポカンと口を開けていた


ギルドを後にすると、ミール達は王宮に戻る事にした、、、

「ミールさん、本当にありがとうございます、、お疲れ様です、王宮に帰ってごゆっくりして下さい」

「スミレ王女、明日はダンジョンの魔物退治をします、拓実さんがいれば、魔王クラスでも大丈夫ですよ」


スミレ王女は立ち止まると、驚いた顔をして見ていた

「えっ、タクミさんは、そんなに強いのですか、、」

「強いわよ、、拓実さんも、帝国クラウドから大賢者の称号をいただいているもの」


スミレ王女は更に驚いた、、、

「えっ、大賢者ですか、、、その称号はもう10年ぐらい出ていないと聞いています

ウィザードの勇者様が、今、魔法の世界で

1番強い理由がわかったわ」



美幸達の魔法で、負傷者は助ける事が出来た、、さらにウオーカは怪物まで退治すると言った

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