表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔法使いは憂鬱  作者: 広戸ハジメ
82/89

、魔法使いと魔法学院の魔法大会と、紛れ込んだ影の謎

トウマの依頼で、魔法学院に紛れ込んだ魔族を探す事になった拓実達は、、、

魔法使いと魔法学院の魔法大会と紛れ込んだ影の謎(帝国クラウド)



魔法使いは憂鬱(51)





魔法学院の魔法大会開催、、、




帝国クラウド王宮、、、


王宮の一室で作業をしていたトウマ、、、

そこに、魔法騎士団長が書類を持って現れた


「トウマ様、、魔法学院から、依頼が来ています、、、」

トウマは作業を止めて立ち上がり魔法騎士団長の元に近付いた、、


「なんだ、、、騎士団長、、、」

「ええ、年に一度の、卒業生の魔法大会が行われるそうですが」


トウマはまた、椅子に座ると、、、

「ああ、知っているよ、、三賢者が審査委員長だろう、、俺も審査委員だし、、」

「ええ、それはそうですが、、理事会より

変な噂が流れていると、、」


トウマは立ち上がると大きな口調で、、

「なんだ、その変な噂は、、、」

「大会の予選会に紛れ込んだ不審な者がいるが、探せなかったそうです」

「また、幽霊騒ぎじゃないのか」


「もしかしたら、本大会に、紛れ込むかもしれない、、何が目的なのか、、オリンピア王国の魔法大会みたいな事になったら大変ですよ、、、」


しばらく考えて、、、

「よし、、念のため、ウィザード王国に依頼するか、、」

「そうですね、、ウィザード王国の勇者様が、いれば安心です、、、」



そんな事は関係ない、拓実達の世界、、、

「ああ、、、暑い、、まだ7月だよ、、、

8月になったらどんだけ暑くなるの、、

なにもしたくない、、、こんな時に限って連絡がくるんだ、、、」


この様な、独り言を言っている拓実は実は

魔法使いである、、しかし自分達の世界では

魔法は使えない、ウオーカに「俺達の世界では魔法はいらない」そう言ってしまった


するとウオーカは魔法秘伝書に拓実は自分達の世界では魔法は使えないと記載した

ついでにカズトと多摩美も使えないと記載した、、大きなお世話である


しかし拓実の彼女の美幸だけは記載されなかったので、魔力さえあれば魔法は使える

美幸の魔法で、異世界にある魔法の世界に行くと拓実達も魔法は使える


「さてと、美味しいジュースでも飲んで、、部屋でテレビでも見るか」


その時、拓実の魔導倶のリングが光った


「えっ、、やっぱり、嫌な予感がしたんだ」

拓実は椅子に腰かけてリングに話しかけようとした時、、リングから声が聞こえた


「タクミ、、タクミ、、いないの~、、」

「はいはい、、マリンだろう、、何ですか」

「また、トウマから依頼が来たのよ」

「また、、今度は何、、魔物か」


「魔法学院よ、、」

「また、お化け騒動か、、」


「違うわよ、、お化け騒動だったらマリンは行かないわよ、、毎年、魔法大会があるんだけど、予選会にどうも魔族みたいなやつが紛れ込んだみたいなの」

「何で、気がつかないの、、」


「全然、わからないそうよ、、目的も、、この間のオリンピア王国みたいに、優秀な魔法使いの洗脳が目的じゃないの」

「大会、明日だから、すぐに来てよ」

「ああ、わかったよ、、、」



拓実は美幸達に連絡した、、、


拓実が朝食を済ました頃、美幸達は拓実の家に着いた、、


「あ~あ、暑いわね、、えっ、何この部屋

冷蔵庫じゃないんだから、あんた大丈夫なの、こんな部屋にいて」

「そうか、、別に平気だけど、、」


「私、、拓実さんと暮らせるかしら」

美幸は、不安そうな顔をした、、、あわてた拓実は、、、

「大丈夫だよ、その時は我慢して美幸にあわせるから」


「あら、美幸にだけお優しい言葉ね、、少し暑くなったわ、、、」

「美幸さん、帝国クラウドの魔法学院の件だから、クララ達も来るそうだよ、」

カズトはニコニコと笑っていた、、それを見ていた多摩美が、、、

「あら、ここにも、お暑い片がいたわ、カズトまた魔導俱のリングで話したの」

「えへへ、、、そうだよ、、」


「美幸、もう魔法を掛けてくれ、、、」


「じゃあみんな行くわよ、、異世界転移魔法、、、、」

美幸は目を閉じて魔法を念じた


拓実の部屋に白い霧の様なものが広がり、、

静電気のパチパチと弾ける音が響き、、

白い霧のトンネルの中心を抜けると


ウィザード王国王宮広間の空間が歪み

異空間から拓実達は現れた






帝国クラウドの魔法学院、、、



王宮広間のソファーでマリン達は拓実を待っていた、、、

拓実達を見たマリンは立ち上がって、、、


「タクミ、、来たのね、、すぐに行くよ」

「マリン、まだ、アイラ達、誰も来てないじゃないか」


マリンはきょとんとした顔で、、、

「えっ、どうしてアイラ達が来ること知っているの、、、」

「全員、帝都クラウドの魔法学院の卒業生じゃないか、、まあ、カズトからの情報だけど、、、」


マリンはカズトの方に振り返ると、、、

「もう、ラブラブじゃない、、毎日、お話ししてるの、、カズト、、」

「いや、、、クララが、、毎日話しかけるから、、、」


「きゃあ~、、恋ばなだわ、、結婚おめでとうございます」

「あのね、多摩美、、本当に余計な事するなよ、、」

「あら、私は本当の話を、してるのよ」

「それが余計な事なんだよ、、」


その時異空間からアリスが現れた


「あら、、まだ全員きていないの」


広間の空間が歪み、異空間から、、

、アイラ達が来た、、、、


美幸はアイラ達に近付いて、、、

「アイラ、忙しいのにごめんなさい」

「うんん、、私達、最近、参加してないから、、、」

「そうね、、ごめんね、ミユキ、なかなか来れなくて」

「ミュー、いいのよ来れる時だけで」


カズトは、ニコニコと笑ってクララの側に来た、、、

「クララ、、ええと、クラウドの魔法学院は久しぶりだろう、、」

「もう、、カズトさん、昨日たくさん話したばかりじゃない」


そこに、多摩美がわって入ると、、、

「ほお~、、、奥さん、詳しく話を聞かせてください、、、どんな内容ですか」

「多摩美、、余計な事するなって、言っただろう」



全員、広間のソファーに座り話をしていた

そこに、ウオーカとシンが来た、、


「おお、全員そろったか、、じゃあクラウドでお化け退治だ」

「叔父様、お化けじゃないわ、、嫌な事言わないでよ」


シンが拓実に話しかけた、、、

「拓実さん、、クラウドは、久しぶりだし楽しみだよ」

「あっ、そう言えばシンも帝都クラウドの卒業生か、、」

「ははは、、最近目立つ活躍していないからな、、、俺も少しレベルアップしてるのに

女の子達はもっとレベルアップしてるから」


ミューは美幸の耳元で、話した

「あのね、、、ミユキ、、アイラは結構クラウドに行っているみたいよ、、、ねえ、アイラ、、、」

「もう、、ミュー言わないでよ、、、」


「へえ~、アイラ、トウマと婚約したのじゃあすぐに結婚だね、、、」

「もう、何、言ってるの、タマミ、、まだそんな関係じゃないわよ、、秘密よ、、もう~やめて、、、」

アイラの顔が真っ赤になった、、

「奥さん、調べはついているんだ、、白状しろ、、、何てね、、、でもいいな、、みんな彼氏がいるなんて」


近くで話を聞いていたミールはソファーから立つと、、

「あなた達、、もう話はすんだ、、クラウドに行くわよ」


マリンがタマミの耳元で言った、、、

「ダメじゃない、タマミ、、ミールもいるのよ、、彼氏がいない人なんだから」


ミールはマリン方を見ると、、、

「マリン、聞こえたわよ、、、私は、理想が高いのよ、、、」

「あっ、、聞こえたの、、、」


ウオーカはおもむろに立つと拓実に話しかけた、、、、

「拓実、、明日、大会は開催されるから、

ゲート魔法で行くぞ」


拓実は、立つと広間の中央に歩きゲート魔法をかける準備をした、、

「じゃあ、全員、集まって、、魔法を掛けるよ、、、神聖のゲート魔法、、」


ウィザード王国王宮広間にきれいなゲートが現れた、、、ゲートの入り口は光で輝いていた、、、


「さて、、帝国クラウドにいきますよ」


拓実がゲートの中に入って行くとマリン達も次々と入って行った、、全員が入ってしばらくするとゲートは消えた


帝国クラウド王宮広場、、、


広場に現れたゲートから、拓実達は現れた


あらかじめゲートの情報を聞いていた警備の魔法騎士達が近付いてあいさつをした、、


「ウィザードの勇者様、、トウマ様がお待ちしてます」

魔法騎士達は拓実達を、トウマの元に案内した、、、


王宮、、迎賓室、、


大きなテーブルのソファーにトウマは座っていた、、みんなを見ると立ち上がり、、

「やあ、みんな、待っていたよ」


シンがトウマに近寄り、、、

「トウマ、この間のオリンピア王国魔法大会以来だな、、」

「ああ、参ったよ、タクミさん達が出るなんて、でも、参加出来るのは一回だけだから

来年は、またクラウドが独占するから」


マリンはトウマに大きな口調で話した

「ねえ、今度は王族はいつでも参加出来るといいのにね、トウマ、どうにかならないの」

「マリン、無理だよ、、あれの規定はオリンピア王国が全て決めているんだから」


端にいた、アリスを見たトウマは、、

「それはそうと、、そちらの女の子は、この間のオリンピア王国でもいたね、、、誰なの、、、、」


「あれ、トウマは初めてだっけ、、アリスよ、妖精族のフェアリー王国王女なのよ」


「えっ、、妖精族の王女、、最近各国にかなり依頼されて派遣してると言うフェアリー王国の王女なのか、、」

「そうよ、、拓実さんの召喚魔法の妖精女王ラン様とは違う種族の妖精よ」


アリスはトウマにあいさつをした、、、

「はじめまして、、アリスと言います、、

よろしくお願いいたします」

「でも、何となく、聖女様とも似ていますね、、」

アリスはニコニコと笑っていた、、、


「そうでしょう、、マリンも最初、そう思ったわ」

「拓実の愛人という噂もあるわ」

「多摩美、余計な事言うな、、、」

「えっ、、アリスはそれでもいいよ」


トウマは、みんなの方を向くと、、、

「今日は、王宮で晩餐を開く、いっぱい料理を作ってもらうよ、、それにみんな王宮に泊まるといいよ」


女の子達はざわついた、、、特にヒエンはとても嬉しそうだった

「ご飯、、ご飯、、楽しみだな、、、」


マリンは多摩美の手をとると、、、

「ねえ、タマミ、晩餐の前に少しだけ王都を見てこようよ、、どうせ明日はゲートで帰るからお買い物出来ないよ」

「そうね、、少しだけ行こうか」


ミールはすぐに苦言を言った、、、

「マリン、晩餐が始まるまでには帰って来るのよ、、」

「はーい、、タマミ、、行くよ」





帝都クラウド、夜中の変





拓実達は王宮の贅沢な晩餐で料理をいただくと、、各自、用意された部屋で休む事にした


遅い時間の帝都、、、、


薄暗い帝都の路地に酔っ払った2人の男が歩いていた、、、

昼間は華やかな帝都も真夜中となるとお店の灯りもあまり無い、、街灯の灯りと、二つの月明かりだけである、、


「おい、まだ開いてる酒場はあるか」

「えー、お前、まだ飲むのか」

「確か、あの酒場はまだ開いてるはずだ」

「よし、そこに行こう」


その時誰もいないはずの路地に足音が、、

「おい、、俺達の後ろに誰かいたか」

「こんな遅い時間、歩いているのは俺達だけだよ」

「どうしたんだ、、、」

「さっきから、足音が聞こえるんだ」


男が振り返ると、、、

「ええ~、、、いないぞ、、、あっ、、

足音だけ、聞こえる、、、」

その時、月明かりが、、、


路面に月の明かりに照らされた人影の様な物が、映っていた、、、

「うわ~、、影だけが歩いていいる」


この夜は、帝都のあちこちで、叫び声が

聞こえた


クラウド王宮、寝室、、、


その頃拓実は寝ていたが、、魔力波動は勝手に動いて、、、拓実の分身を造った、、、


寝ている拓実の横に、分身は立っていた

「帝都が何か騒がしい、何か嫌な魔力が感じる、、、神聖の瞬間移動魔法、、、」

拓実の分身は寝室から消えた、、


帝都の路地、、、


3人の男が歩いていると、またあの人影が現れた、、、

「うわ~、、なんだ、あの黒い影は、、」


「おい、、どうしたんだ、、」

「今、そこの角を黒い影だけが歩いていたんだ、、かなり大きな影だ」

「お前、、寝ぼけているんじゃないのか」

「お酒、、飲み過ぎだろう」


遠くの方でまた、悲鳴が聞こえた、、

「あっちの方だな、、、」


拓実の分身はすぐに追いかけた、、、

しばらくすると移動する黒い影を見つけた


「あいつだな、、」

影は、瞬間移動しながら拓実から離れて行った、、、


「やるじゃないか、よし、魔力波動を探して先に瞬間移動するぞ、、」

次の瞬間、拓実は影の前に現れると、影を捕まえた、、、


しかし、影は、すぐに消えてしまった


「あっ、、、しまった手応えはあったのに、んん~もう魔力波動も感じないぞ、、かなり遠くに移動したみたいだ、、、まさかあの影、、明日の魔法学院の魔法大会と関係があるのか、、、」


少しの時間考えたが、、、諦めて、、

「しょうがない、、拓実の体に戻るか」

分身は瞬間移動で戻った、、、

次の日の朝、、、


寝てる拓実の横で美幸が声をかけた


「拓実さん、、起きて、、もう朝よ」

「ん~、あっ、美幸、おはよう」

拓実は眠そうに目をこすった、、、

「もう朝食の用意が出来ているわ」

「ああ、すぐに行くよ」


王宮、食事の広間、、、、


ウオーカ達は朝食を食べていた、、、

相変わらずヒエンの前にはたくさんの食べた皿が重ねてあった、、、


ウオーカは部屋に入って来た拓実を見て、、

「おう、拓実、おはよう、、なんだ寝不足か」

「ああ、、なんだか体が疲れているような気がする、、かなり寝たはずなのに」




大会当日、、再会した、、、




拓実が朝食の席に着くと、、、アリスが

「あっ、拓実、、どうしたの眠そうな顔して、、」

美幸は心配そうに拓実を見て、、、

「本当ね、、さっきは気がつかなかったけど拓実さん具合でも悪いの」

「ああ、美幸、大丈夫だよ、寝不足みたいだ、、、」

「ごめんなさい、私、そんなに早く起こしたつもりじゃないのに」


「いや、、たっぷり寝たはずなのに、、、

変だな、、変な夢で影だけの男を追いかけていた、、凄くリアルな夢だった」


全員、朝食をいただいた、、、


「ご主人たま、さすが帝国クラウド、美味しいものがいっぱいあるよ」

「ヒエン、よく朝からそんなに食べれるな」


拓実達が朝食を食べていると、そこにトウマが来た、、

「やあ、みんな、今日は大会当日だ、、怪しい者がいないか、警戒をよろしくね」


「後、学院の卒業生は審査員をしてもらう」

「トウマ、じゃあ俺達は審査員なのか」

「そうだ、シン、マリン、アイラ、クララ、ミューは審査員をしながら警戒してくれ」


「ウオーカさん達は、観客席で、怪しい者がいないか警戒して下さい」

「おお、まかせとけ、、」


帝都クラウド魔法学院、、、


朝食を済ますと拓実達は魔法学院に案内された、、マリン達は懐かしそうにしていた

門を入ると、、


「あっ、魔法学院、きれいになっている」

「トウマ、どうしたんだ」

「カイザー先生が、壊したり、あの異世界人エイトや、異界の怪物が壊したりしただろう、、だから、もっと頑丈に建て直したんだ」


マリン達は学院の中を見ながら今日の魔法大会の会場の競技場の前に着いた、、

そこには、あのオリンピア王国の会場にも負けない立派なコロシアムがあった

会場の中から、大勢の声が聞こえた


「今日の会場の、競技場は凄く頑丈だぞ

三賢者が最上級耐久魔法を掛けたからな」


「今日の本選は、男女5名ずつのパフォーマンスと戦闘部門で優勝者が決まる」


「へえ~、この間のオリンピアの魔法大会と同じだ、、」

「タマミ、みんな基本的に一緒なのよ」


トウマに案内されて専用口から会場内に入るとそこには大勢の人がいた、、、

「それにしても凄い人ね、、これ全員大会の観客なの、、」


「ああ、、魔法学院の卒業生の魔法大会は帝都クラウドのお祭りみたいな定番のイベントだからな」


魔法学院、コロシアム


カズトは会場、全体を見ると、、、

「師匠、、この競技場、この間のオリンピア王国の会場みたいに大きいですね、」

「カズト、、帝国クラウドは魔法の世界で1番大きな国だ、、何でも大きいよ、、この中で不審者を探すのは大変だな」



「じゃあウオーカさん、俺達は審査員席に行くので後はよろしくお願いします」

「おお、まかせとけ、」



コロシアムは端の方が見えないくらいだ、、

「師匠、、グランドも広いですよ」

「これだけ広いと、派手な魔法をやらないと目立たないな」


「はあ~良かった、、今回は見せる方じゃなくて」

拓実はほっと胸を撫でた、、、


トウマはみんなを審査員席に案内する前に

拓実に一言話しかけた、、、

「あっ、タクミさん、、、優勝者の発表の前にタクミさんと聖女様の、魔法を生徒や観客に見せて下さい、、今日の進行表にも書いてありますから」

そう言うとトウマは進行表をウオーカに渡した、、、


「なになに、、、ほう、大賢者と聖女様の大魔法、、みんな楽しみに、、そう書いてあるぞ、、拓実、聞いているか」

「師匠、、聞こえていないみたいですよ」


拓実は頭が真っ白になって何も言えなくなった、しかし我にかえると美幸に話しかけた


「美幸、、どうしよう、、、」

「えっ、、拓実さん、、大丈夫、、、じゃないわね、、」

「美幸、、、帰ろうか、、、」

「もう、、ダメよ、、しっかりしてね」


観客の歓声が上がり、、進行係がグランドの中央に立つと大会開始のあいさつをした、、


「さあ、、魔法学院の卒業生による、今年の魔法大会決が始まりますよー」


上空に魔法の花火が上がった、、、


「決勝進出の卒業生達が入場します」


コロシアムのグランド中央に、、、

男女5名が現れると、下級生が歓声をあげた、、、


多摩美は観覧席の前の方に立つと、、

「へえ~、あの子達が代表者なのね、、みんな凄い魔法を使えるのかしら」

「多摩美、、どんな子がいるの見せて、、」


多摩美の横で代表者を見ていたアリスが大声を上げた

「え~、、あれって、リリムじゃないの、、何でここにいるの、、いつの間に、、」

「アリス、、どうしたの」

「妹よ、、、妹のリリムがあそこにいるわ」

「えっ、決勝進出の卒業生なの、、あっ、妖精族の女の子がいるわ、、あれが、アリスの妹なの、、」


女の子の列の端の方に妖精族のいた、、、

「私が、ラン様に預けられている間にお婆様がリリムもどこかに預けられていると言ってたのに、、魔法学院何て聞いてないよ

もう、、2年も会っていないのよ」


「ははあ~、、アリスがやきもちをやくと思ってお婆様は言わなかったわね」

「、、、アリスだって学院生活、したかったわ、、同じ年の子達とお話しだってしたかったわ、、お婆様は、、リリムには甘いから」


「でもアリスの妹、凄いわね、決勝進出するなんて」





魔法大会、決勝、パフォーマンス




進行係が最初の競技の説明をした、、


「さてと、まずはパフォーマンス女子部門

10分間、最大魔法を見せて下さい」


獣人族の女の子がグランドに立った、、

「エントリーナンバー1番セシルさん」


セシルは観客に手を振った、、、すると観客席から、歓声が上がった


「よし、、、最初は水の結界魔法、、」

セシルの周りに水の結界が出来た、、


「つぎは、、防御魔法、、水のシールド」

体に薄い光の膜の様なものが、、、

「最後に、、火の魔法、」

小さな火の玉を次々と空に放った


「はい、セシルさん、ありがとう、、次はジェイさんです、、彼女はなんと月の国の出身者です、、黒魔法の使い手ですよ」


女子達は次々と自分が使える最大級の魔法を見せた、、、観客も盛り上がっていた


「さて、最後はエントリーナンバー5番

リリムさん、どうぞ」


リリムはグランドの中央に立った後、、

観客席にアピールするように手を振った


大きく深呼吸すると目付きが変わった


「さてと、最初は、、変化魔法、、」

リリムは、女神、男、最後にドラゴンに、、

次々と変化した

歓声が上がり、、どよめいた、、

「凄いな、、上級魔法だぞ、、」


リリムは心の中で落ち着いてと祈っていた

「良かった出来て、、、次は召喚魔法ね、、ウンディーネ、、現れて、、」


グランドの中央の空間が歪み、異空間から

水の聖霊ウンディーネが現れて水の無限槍を上空に放った


観客から大きな歓声が上がった


観客席のアリスは唖然として見ていた

「えっ、リリム、いつの間にあんな魔法を使える様になったの」

「本当に、凄いわね、変化魔法、あれは、上級魔法よ、召喚魔法は最上級魔法よ」


女子部門が終わると、進行係が男子部門の開始をアナウンスした、、、

「以上で女子部門は終了しました、、、、

続いて、男子部門、、」


「エントリーナンバー1番セントさん」

若い男の人がグランドの中央に立つと手を振って観客にアピールをした、、

セントは次々と派手な魔法をやって見せた


「続いて、エントリーナンバー2番ギアスさん、どうぞ、」


男子部門は次々と10分間、自分が使える最大級の魔法を見せた


審査員席では、、、

「シン、今のところ怪しい者はいないな」

「トウマ、本当にこの中に誰か紛れ込んでいるのか、、、怪しい魔力波動はないと、思うけど、、、」


大会会場の観客席の嫌な魔力の探索をしながら、トウマ達は、、審査表に今のパフォーマンスの採点を真剣にしていた


「女子はリリムさん男子はセントさんが少しリードしているな、、、後は戦闘部門とあわせて審査しないと」


トウマは、審査員長の三賢者に話しかけた

「三賢者様達、、何かおかしな者はいましたか、、、」

「いや、、、魔力波動も、魔族の物は感じなかったぞ、、学院長はどうだ」


「三賢者様、、予選の時もそのような魔力波動は感じられなかったのでわからなかったが、、違和感の様な感じはしたので、、、後、学院内で不思議な影が現れたと、、、」


三賢者は、、深く息を吸うと、昨日起こった異変の事を話した

「その影だが、、昨日の夜中、帝都の色んな場所で現れたそうだ、、、誰かが、駆けつけて対応したので被害はなかったそうだが」

「その駆けつけて対応した人物は王宮の者ですか」


三賢者達は、顔を横に振り、、、

「いや、学院長、わからない、、凄い魔力の持ち主でかなり瞬間移動して追いかけていたそうだ、、、、拓実殿は寝ていたそうだから、違うな、、、」





魔法大会、戦闘部門開始




少し休憩をした後、、後半戦、、


「さて、、これから戦闘部門を始めます

魔法を上手く使って相手の魔力をなくしたら勝ちです、、女子エリアと男子エリアにわかれて同時に進行します、、全員には三賢者様が怪我をしない様にシールド魔法を掛けてもらいます」



三賢者達は、みんなの前に立ち全員にシールド魔法を掛けた、、

「ほほほ、、これで怪我はしないじゃろう」

「少しはワシらでも役に立ちましたなあ」


「結界の魔法の中で思い切り自分の最上級魔法で相手の魔力を奪って下さい、、、、

では、戦闘部門、、開始です」


男子、女子、お互いエリアにわかれて戦闘開始した、、

結界の中では激しい魔力の渦が広がった


セントは浮遊の魔法で結界の上の方に飛ぶと

他の4人を見下ろすように構えた

「よし、最初から飛ばすぞ、、、風魔法、空間の嵐」

「くそ、セントのやつ、あいつ最初からあんな魔法を、、俺も、、光りの大雷撃」


「やるな、、みんな、、、おい、ギアスお前は、魔法をやらないのか、、、」

「、、、、いや、、、見てるよ、、誰が一番良い魔力か」


「お前、今日は変だぞ、、今日は敵だから攻撃させてもらうぞ」

「水魔法、、無限水の槍」

「たいした事はないな、、、お前じゃない」


「なんだ、あいつ、、何かおかしい」

「おい、、、ギアス、勝負がついていないのに結界から出たらダメだぞ」


結界から1人の男が出てきた、、、

「ああ、先生、、具合が悪いので、辞退します、、」

「そうか、、じゃあそこで、休んでいろ」

そう言われた男子生徒は控室で戦闘の様子を見ていた


女子エリアでは、、、


戦闘をリリムが有利に進めていた

「リリムのやつ、、いつの間に、あんなに魔法のレベルが上がったの、、最近まで私の方が上だったのに」


女の子2人はこそこそと話し合った

「ねえ、サリー、2人で、リリムに攻撃魔法を掛けようよ」

「いいわ、、女の子はあまり使える攻撃魔法がないから、、、」


「いくわよ、、リリム覚悟してね、、光りの無限灼熱波」

「私は、、水魔法、、水の渦」


戦闘部門を観客席で見ていたアリスは前の方に立つと大きな声で叫んだ

「あっ、あいつらずるい、2人で、リリムを攻撃してるわ、、、、リリム、気をつけて」


アリスの大きな声はリリムの耳に届いた

「あっ、お姉様、、何でこんなところに

もう早く決着をつけるわ、、天空魔法、、無力化」


白い渦巻く霧が女の子達を包むと魔力を奪った、、、

魔力が失くなると女の子達はその場に座り込んだ



男子エリアでは、


「さてと、、これで終わりと無限大雷撃波」


最後の1人の魔力が失くなった


「はい、、男子部門はセントさん以外の方の魔力が失くなったためにこれで終了です」


女子エリア、、

「あっ、男子は決まったのね、、セントのやつやるわね、、、じゃあ私も、、これで最後にするわよ、、天空魔法、、風の超音撃」


最後の1人に超音撃が当たると魔力は全部失くなった、、


「はい、女子部も、リリムさん以外の方は全員魔力が失くなったので終了いたします

これより順位の審査をします」


審査委員達は色々と、話し合いをした


「三賢者、、優勝者は、セントとリリムで決まりだろう」

「トウマ様、、それは全員一致でしょう

後の順位が難しい、、」

「審査委員全員で押しの票で決めるか」


魔法大会は何も起こらず進行したが、、、次の戦闘部門で異変が起こる

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ