魔法使いは憂鬱対決
やっと、小さなおじさんの情報が掴めた、最後の決戦
俺は、小さなおじさんの事は、すっかり忘れていた、
そんなある日テレビ局の宮前さんから電話があった
川崎さん、ちょっと気になる事があって、君のマジックと
似たようなマジックをする、マジシャンがY市の小さな会場
でマジックショーをやっているみたいだ、知ってる、
俺は、理解した、たぶん小さなおじさんと関わりがある
後日、助手の高津に調べて貰った、高津はその日の内に
色々調べた、名前は横浜と言い住所まで調べてきた
お前、探偵やった方が良いんじゃない
次の日、高津の案内で横浜がいる会場に行く事にした、
集合場所に多摩美もいた、ねぇ、何処に行くの、
何処に遊びに行くの、高津の奴、喋ったな、
俺達は横浜のマジックショーを見た、少し俺のマジックと似てる、仕掛けが無い、魔法なのか、本人に会って確かめるか
俺達は横浜の楽屋に案内された、横浜は驚きもしない
まるで俺が来ることを知っていたのか、、
有名な方が、私に何の様ですか、俺は、確信した
来た理由は知っているでしょう
分かってしまったと言うことですか、、口調が変わった
貴方の思ったとおりですよ、貴方の持っている物を渡して
あれは私が受け継ぐ物だから、、早くしろ、、
何か取り付かれているみたいだ
あいつが、私を封印するから、今度は私が封印した
さあ、返せ、、今日は、持って来ていません、
まあいい、お前を倒して奪うだけだ
横浜は何か魔法を唱えている、結界の魔法だ
誰にも邪魔されない、、あの~高津と麻生もいるんですけど
横浜は今にも攻撃しそうだ、俺は全員に防御魔法を念じた
横浜は電撃を放った、とりあえず防御魔法は効いてる、、
すると横浜はもっと強い魔法を唱えた、拓実は俺は攻撃魔法
使えないし、どうする、、拓実に声が聞こえた
俺の言う通りに魔法を念じろ、早くしろ
拓実は呪文を念じた、間に合うの、、拓実達の前に
魔神(巨人)が現れた、横浜の魔法を跳ね返したみたいだ
魔神は横浜に電撃を放った、、横浜はその場に倒れた
あいつ、死んでいないよね、、
結界が消えると共に魔神も消えた
すると高津と麻生が来た、師匠、本当の魔法使いだったの
ばれた、もう終わりだ、、すると3人の前に、小さなおじさんが現れた、拓実良くやった、ワシは信じていたぞ
さてと拓実、お前はまだ魔法使いをやるか、、
俺は、今の世の中魔法はいらない、、(だって自分の為には
使えないから)、そうか、じゃあ預けた物は返して貰う
それと、お前に関わった人達の記憶を消すぞ
後お前が望んでいたこと叶えてやるからな
俺は、高津、麻生、今まで、ありがとうと言った
2人は号泣した、、小さなおじさんは呪文を唱えた
周りを白い霧が包んだ、、、、
日常
拓実は、新しい会社に就職した、以前働いていた会社は倒産したらしい、母親からメールがあり、どうも父親と寄りを戻したみたいだ、、元カノの美幸から電話があり、ごめんなさい、私、どうして拓実さんにあんな事言ったのかしら、
本当にごめんなさい、もし許してくれるなら、また、付き合って下さいと、、大人しく、優しい、いつもの美幸だ
何だか、全て元通り、、それにしても何か退屈だなー
何か面白いこと起きないかなー
拓実の後ろに、小さな影が、、、、
新しい、旅立ちが、始まる、いよいよ魔法の世界へ