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魔法使いは憂鬱  作者: 広戸ハジメ
38/89

魔法使いと海の怪物

海の国、シーク王国の依頼で怪物退治、、しかし、信用されない拓実達、、、

魔法使いと海の怪物(シーク王国)


魔法使いは憂鬱(16)


海の怪物の脅威



ここは、海の近くの国、シーク王国だ

漁業や、旅人、商人等で、成り立っている国だ、、、


しかし、最近この海に、度々海に住む怪物が現れ、船を襲って犠牲者を出している、、シーク王国の王様は頭を抱えていた、、


「何で、ワシらの国の近くの海にこんな怪物が、、」


そこで帝国クラウドの王様に応援を依頼した、、

シーク王国は商業、漁業の国なので、

魔法使いや、魔法騎士などはあまりいないからだ、、


海では、戦士などは役にたたない、、

魔法攻撃でしか戦う事が出来ない、、、


魔法の世界とは違う普通の世界、、、


拓実達の世界にはその様な事は起こらない、

平和というか、、この様な怪物はいない、、


さて、少し寒くなってきたこの頃、、

拓実は暑がりだが、寒がりでもある、、

ますますお家から出ない日々が続く、、、


魔法の世界では、あんなに活躍するのに、、

そう、拓実は魔法使いである、


しかし、自分達の世界では、魔法は使えない魔法秘伝書にそう記載されているからだ、、


「この間、天空の国の問題を解決してから

もう1週間経つけど、ウオーカから連絡来ないなぞ、、、」


「珍しい、こんなに日にちが空くなんて、、

酷い時は次の日だから、、、」


「西の森の定期討伐って言っていたのに、、」


すると拓実の腕輪から、ウオーカの声が


「拓実、遅くなってすまん、、今から迎えに行くぞ、用意してくれ」


会話の後、俺は皆に、連絡をした


お昼頃、皆は、拓実の部屋に来た、、


「私、今日は暇だったから、良かったわ」

「俺も、、、」

「さてと、そろそろ来るころだな」


拓実の部屋が、霧の様に白くなり、静電気の弾けるパチパチと音がした、、霧の渦の中から


黒い猫が、、えっ顔、ウオーカじゃないか

気持ち悪い、、

黒い猫が、、「キキ」と呼んだ、、、


霧の中から、ホウキに乗った赤いリボンに

黒い服の女の子が、、


「ヒエンまた、やらされてる、、、」


ホウキは黒い猫の前に降りると言葉を掛けた、

「ジジイ、、、」

「ヒエン違う、ジジだ」

「もういい、、やめてくれ」

「ご主人たま、ちゃんと出来たでしょう」、「ああ、、、」


「なんで、まだ小さいままなんだ、、呪いは

解けているのに、、、ヒエンまで巻き込んでこんな茶番劇、、、」


「ヒエン、もっと練習しないといけないな」

「何、猫の格好で言っているんだ」


「だから、やって良い事と悪い事があるの」


「さてと、ウィザード王国に、いくぞ」


「猫の格好のままか」

「大丈夫、向こうに行けば元に戻る」

「後ろ姿は可愛いけどね、、、」


それでも一人は写メを撮っていた

美幸はニコニコと笑っている、、

「ヒエン、、かわいいわよ」

「ミユキ、ほんとか、うれしいのだ」


「異世界転移魔法」、、、、、


ウィザード王国王宮、ミールの前に現れた、

ウオーカとヒエンは元の格好に戻っていた



西の森定期討伐



「さあ、西の森定期討伐よ」

「どうしたの、ミール」

「多分、今マリンとシンがサファイア王国に、行っているから、いなくて、ほっとしてるんじゃない、マリンの教育係でもあるからな」


「シンが言っていたぞ、拓実がいればあの

飛行船で送って貰えるのにと、、、」


「さてと、、西の森定期討伐にいきますか」

討伐は、ものの1~2時間程度で終わった


「本当に、何の訓練にもならないな、、ヒエンのお遊び程度か」

「ヒエンが暴れた、森の修復の方が時間が掛かったぞ」


「ご主人たま、ヒエン、偉かった」

「そうだな、大活躍だったぞ」


「何を、甘やかしてるの拓実」

「ヒエン、お前のせいで、森の修復に、美幸が魔力を使ったんだぞ」

「多摩美さん、大丈夫よ」

「ヒエン、タマミ、キライ、、、」




帝国クラウド王様の依頼




拓実達が広間で、ゆっくりとしていると、、


「拓実さん、今帝国クラウドの王様から、ウィザード王国に正式依頼で、シーク王国の海に怪物が現れ、多くの船が被害に遭っているらしいわ、、」

「シーク王国は商業の国で魔法使いが少ないので、対応ができない」


「帝国クラウドの魔法使いが出向いたが、倒せなかったそうよ」

「そこで三賢者がウィザード王国に正式依頼してと提案したみたい」


「また、あのジジイ達か」多摩美が呟いた


「これは帝国クラウドの正式依頼じゃから、断る事は出来ないぞ」

「海か、、、、どうやって戦う」


拓実は、使えそうな魔法がないかと考えた


それと、あの飛行船を、少し改造するか


拓実は、美幸を誘い、王宮広場の飛行船の前にいた、、

「美幸、俺の言った通りに想像して魔力を送るから」


美幸は「聖なる造形魔法」を念じた、、、


美幸の後ろに輝く紋章が現れ、、、

飛行船はオーロラの様な光りに包まれた、、、


前と形状が違った飛行船が現れた、、


「よしこれで、海でも対応が出来る」


拓実はウオーカ達を王宮広場に、呼び出し

「今回の、戦いは、海だから、皆、浮遊の魔法の飛び方を訓練してほしい」


「拓実、海と何の関係があるんじゃ、船から攻撃するんじゃないのか」

「それじゃ、怪物に狙われやすい、、各自、空と海中から攻撃するのさ」


「ワシ、泳げないぞ」

「泳がなくてもいい、飛べればいい」


拓実が光りの小さな結界を、造ってウオーカを中に入れた、


「さあ、飛んで」、結界は浮いた

「この結界は浮遊の魔法が掛かっているから空中や水中でも自由に動ける」

「おお、飛べるぞ」

「結界の、中から魔法が使えるし、海に潜ることも出来る」

「空気も普通に吸えるぞ、、これだったら泳げないワシでも大丈夫だぞ」

「女の人は浮遊の魔法が苦手だろう

結界は個々に掛けるから、全員飛べないといけない」


「ヒエンは、飛ぶの得意だよ、、こんな、簡単な事出来ないのか、、、タマミ、教えようか」

「こいつ、、覚えていろよ」


ミール、美幸、多摩美は苦戦していた

それでもしばらくして、それなりに出来た




海の国シーク王国



「さてと、そろそろシーク王国に向かうとするか」

「拓実、あの飛行船で今回も行くのか」

「そうだよ」

「良かったまたワシは、ゆっくり出来る」

「荷物を飛行船に積むぞ、、お酒も忘れずにっとな、カズト手伝ってくれ」


「さあ、皆、乗った」、


飛行船はウィザード王国の空に、浮かび上がった、、


次の瞬間凄い速度で飛んだ、、


拓実がミールと多摩美に話し掛けた

「この飛行船の操作を教えたいけど」

「えっ、なぜ」

「今回の戦いで使える様に改造した、、攻撃が出来る」

「えっ、攻撃、、、」

「女の子は攻撃の、魔法が使えないでしょう、、、」

「私は面倒くさいの嫌だからパス」

「じゃあ、ミールだけでもいい」

拓実は「とにかくこれを」と、腕輪を渡した


ミールは言われるまま腕輪に手を通した


「操作は、簡単、全部ミールの思ったとおりに動くよ」

「それに、俺が使う、上級攻撃魔法が全部使える様になっているから」

「海の中でも大丈夫だよ」

「海に潜る事も出来るの、、、凄いわね」

「試しに、今空に向かって魔導波の魔法を唱えて」


ミールが魔法の呪文を唱えた


飛行船から巨大な魔導波が放たれた、、

空に大きな爆発と音が聞こえた、、


「何事だ」と、ウオーカが慌てて来た、、

「凄い、、私初めて攻撃魔法が使えたわ、、以外と気持ちいいわね」

「ミール、飛行船の中に1人乗りの小型の飛行船が、あるからそれも攻撃出来るから使うと良いよ、」


ウオーカは何の事かわからなかった、、


「そろそろシーク王国に着くぞ」、、


空の上から、飛行船を、隠せる場所を探した

「王国の隣に森があるぞ、あそこにしよう」


森の広い場所に着陸した、、、

拓実達が飛行船から降りると飛行船は周りと同化した


「さて、シーク王国まで歩いて行くか」


「帝国クラウド王様の依頼書には、サリー王女に情報を聞いてくれと書いてあったな」


シーク王国の門番に「帝国クラウド王様より

依頼を受けた、ウィザード王国の者だが

サリー王女にお会いしたい」


門番は慌てて王宮に向かった、、

しばらくして王宮から使者が迎えに来た、、王都は、海の怪物のせいか、あまり賑わっていない、、


王宮に着くとサリー王女が迎えに来た


「なんてお綺麗なお方だ、申し遅れました、私、ウィザード王国王宮魔法使い、ウオーカと申します、お困りだったでしょう」

「もう大丈夫です、私が来たから、あんな怪物すぐに退治いたしますから」

「本当にお綺麗なお方ですな~」


サリー王女は困った顔をした


「拓実さん、あの飛行船の攻撃魔法で、お父様を攻撃してもいいかしら」

とひきつった顔で言った


サリー王女は王宮の奥の広間に案内した、

そこには王様と妃様、大臣、近衛兵達がいた

王様はずいぶんやつれていた、、


「帝国クラウド王様より依頼を受けた、ウィザード王国の者です」と、挨拶をしたが、、

ざわついていた、、、


王様が「これで全員ですか」と言って、ため息をついた、、

大臣達が、「帝国クラウドは、シーク王国を

見放したのか」、、と叫んだ、、


「なんだ、せっかく来てやったのに」

「帰るか」




船を脅かす怪物



サリー王女がすまなそうに、説明をすると

別の部屋に、案内をした、


部屋に、入るとサリー王女が、「ごめんなさいあんな失礼な態度、、せっかく来ていただいたのに」

「私は帝国クラウドの王子、トウマさんから拓実さん達の凄い事聞いていますよ」


「この間帝国クラウドから来た、魔法使い達が全滅して皆、不安になったのよ」

「船は全然来ないし、この国が寂れていかないか皆、心配しています」


「ところで、サリー王女、怪物とはどんなやつなんですか」

「とてつもなく大きな、海竜と呼ばれるやつよ」

「えっ、そんなに大きな海竜、、なんで、そんな、ものがこの陸に近い海にいるんだ」「海竜はもっと深い海にいる化け物じゃないか」

「拓実、大丈夫か」

「どうかな」


その日は王宮に部屋を用意してもらって

各自、夕食を済ますと、寝る事にした、


「海竜か、、」拓実は遅くまで魔法秘伝書を見て対策を考えた、、


次の日の朝、美幸に起こされた、


「拓実さんまたあの海竜が現れたみたいよ、船が壊されたらしいわ」

「乗っていた人達は全員無事だったみたいだけど、なにか段々この国に近付いているみたいよ」


「もう皆、起きているわ」

「ああ、昨日遅くまで魔法秘伝書見てたから」

「何か、解決する、魔法があったの」

「使えそうな魔法がいくつかあったよ」

「美幸もあれからけっこうレベルが上がったから使える聖なる魔法があると思うよ」


美幸が魔法秘伝書を見ると、

「本当だわ、、前より、ほんの少し増えてるこの間は、聖なる愛の魔法で終わっていたのにでもこの魔法秘伝書には聖なる魔法はあまり載っていないわ」


「拓実さん、どうやってあの海竜を探すの、、この広い海で」

「そうなんだよな、現れてくれなければ

退治する事も出来ない」

「飛行船を、使って少し捜索するか」




最強の海竜、



王宮は、海竜の話ししか聞こえない


「もう、俺達は、終わりだ、この国は滅ぶんだ」負の空気で一杯だ、、、


ウオーカ達は広間で朝飯を食べている、、「ずいぶん呑気だな」、

「拓実、焦ってもしょうがない、、ここは落ち着いて、我ら、ウィザード王国の力を見せつけてやろう」


ウオーカの、言う通りだと拓実は、思った


「あの海竜を見つけなければ、倒すことも出来ない」

「拓実、落ち着け、、お前には、探索の魔法も心眼の聖霊の魔法もある、探す事は簡単だろう」

「あっ、そうだ、探索の魔法、、広範囲で見るならこの魔法がいい、、、さあ、大きな魔力を探そう」

「なんか海底深くに、とてつもない魔力を感じるぞ」

「拓実、それだろう、例の海竜、、今から、その場所を確認しよう、やつは、自分から動かない、何かを、守っているのか、、とにかくこのシーク王国に被害が及ばないようにしないと」


「あんな失礼な奴ら、ほっといても良いんじゃないの」

「ワシらの事、思ってくれているサリー王女の為じゃよ」

「そうだよ、多摩美、、あの綺麗なサリー王女のためにやるんだ」

「カズト、、クララがいないと思って、はっきり言うわね」


「後で、飛行船で、捜索に行くぞ」

「そこらに船が、あると、また、犠牲になるといけないからな」


そこに、サリー王女が来た、、「あの~

何処かに、お出かけですか」

「ちょうど良い、、サリー王女、ワシらと、出かけますか、、例の海竜の捜索ですよ」

「ええ、私も少しでもお手伝いはしたいわ」


拓実達は王国、隣の森の飛行船の場所に着いた、、、

「海には行かないのですか」

「いえ行きますよ」


そう言うと、飛行船の同化を解いた、、


「何なの、、これは、見た事もない物ね」

「サリー王女、これは、空飛ぶ乗り物です」

「こんな大きなものが、、飛ぶのですか」

「空から、あの海竜、を探すのよ」


サリー王女を船内に案内した、、、


「凄いこんなに、広いの、まるで王宮みたい」

「さあ、サリー王女、座って、、危ないよ」

「まあ拓実さん優しいのね」

「ご主人たまは、いつも、優しいよ」


飛行船は上空に浮かび、海に向かって飛んだ


「凄いわ、こんな大きな物が飛ぶなんて」

「サリー王女、ここの下の海底にあの海竜が

いるはずだ」

「えっ此処は最近通行出来る様になった航路よ」

「それじゃ、もしかしたら海竜は自分の聖域に人間が入り込んだから暴れたのかしら」





海竜との死闘



するとそこに、、なにも知らない商業船が入って来た、、

「まずいぞ、、あいつの聖域に入ったぞ」


すると海が渦巻いて海竜が現れた、、


拓実はミールに腕輪を渡すと「飛行船を操縦してくれ、一応、自動になっているから何もしなくて良い」と言った、


そして皆に「光の結界の魔法」を掛けた、、


「ヒエン、火竜になるなよ、結界狭いからな」

「ヒエンは人型でも魔法使えるのだ、ご主人たま、ヒエン、エライの」

「そうだな、偉いぞヒエン、俺が教えた魔法も使えるし」


「さあ浮遊の魔法で飛んであの船を、助けに行こう」


美幸と多摩美は慣れない感じで空を飛んだ


「もうイヤだ、不安定、慣れないわ」

「多摩美と美幸さんはあの船に結界の魔法を掛けてくれ」

「ワシとカズトはあの海竜に拘束の魔法をかけるぞ」

ウオーカと一人が拘束の魔法を海竜に掛けたが、海竜の魔力が強く動きが止まらない


「あの船が邪魔だからシーク王国の港に移動させよう」


飛行船から見ていたサリー王女はミールに

「拓実様は何を、するつもりなの」

「多分あの船が邪魔だから瞬間移動させるんでしょう、シーク王国まで」

「えっ、あんな大きな船、瞬間移動出来るのですか」

「拓実さんなら、普通の事だわ」


拓実は「瞬間移動の魔法」を念じた、、


船は消えていなくなった、、


「よし、これで攻撃に集中出来る」

ヒエンが、海竜に「灼熱の魔法」を唱えた

激しい炎が、海竜を、包んだ、海竜はたまらず海に潜った、、


「本当に人型でも魔法使えるのか、でも火の魔法使いヒエンには不利だな」


ヒエンは続けて巨大な雷撃の魔法を唱えた

雷撃は次々と海に向かって放たれた


「おい、今度は雷撃か、何でそんな魔法使える、、適正を無視してるぞ」

「俺が教えたけど、まさか使えるとは思わなかった、、、」


すると海が渦巻き海竜は水の刃を放った、

皆、それに巻き込まれ海の中に落ちた


「サリー王女、この飛行船は自動で動いているのでここで見ていて下さい、私は皆が心配なので小型の飛行船で皆の所にいきます」

そう言うとミールは小型の飛行船で飛び出してそのまま海の中に、


「本当に海の中でも平気だわ」


拓実達も海の中で戦っていた、海竜が水の刃を拓実達に向かって放った


ミールはすぐに雷撃を、唱えた、

その雷撃で水の刃を消した、

「攻撃魔法が出来たわ」

ウオーカは小型の飛行船のミールを見て驚いた、

「今の攻撃、ミールがやったのか」

「拓実、どういう事なんだ」

「あの飛行船を使うと俺の魔力を使って俺が知っているある程度の攻撃魔法が使える」

「海の中じゃ倒す事は難しい空にいくぞ」


全員、海から空に向かって飛んだ、


「私は、サリー王女が心配だから飛行船にもどるわ」





海の神ワダツミ



「よし、もう決着をつけよう、竜の事なら青龍様だな」

拓実は「神獣、青龍の召喚魔法」を念じた

空が黒くなり稲妻が走り、雷鳴が響き渡り

青龍が現れた、、


青龍は拓実の元に来ると人型に変化をした


「青龍たま、おひさー」

「ん~、お前はヒエンか、何で五百年前の子どもの姿なんだ」

「ご主人たまの魔力のせいだよ」


飛行船で目の前での出来事を見ていたサリー


「ミールさん、あれは、神獣、青龍よね、なぜそんな神獣が現れたの」

「ああ、あの青龍の主が拓実さんなの、拓実さんの召喚魔法で来てくれるのよ」


「帝国クラウド王子のトウマさんが拓実さんは凄いよと言っていたけど本当なのね」


青龍は拓実に近づき、、、

「ところで拓実様今度はどんな願いですかな、、、」

「あの海竜が暴れて、船を襲っている、被害が増えない様にどうにかしたい、でも何か原因があって暴れているのか」


「ほう~、拓実様なら簡単に倒せるはずだが暴れる原因が知りたいのですか」


その時、ヒエンが、火竜に変身して「この方がもっと強い魔法が使えるよ」と大きな雷撃を放った

「ヒエン、やめろ、、、」


するとその雷撃を海竜の前で何者かが跳ね返した、、

「あれは、何者だ、また新しい敵か、、」


その何者は人の様に見えた、、

「拓実様、あれは海の神、ワダツミ様ですぞ、、、」


ワダツミ様が拓実の元に飛んで来て


「私の話しを、聞いていただけないか」

「あの海竜には子どもがいる、、、この海底に、」

「子どもを守るために暴れたというわけだ、もう少ししたらもっと深い海に移動する

それまで静かにしていただけないか」


「拓実様、そう言う事らしいですぞ」

「ワダツミ様、わかりましたこの海域に船がこれないようにします」

「私のほうもあの海竜に話しを、しよう」

ワダツミ様は海竜と共に海の中に消えて行った、、


「さてと、拓実様、私は今回も何も出来ませんでしたな、また何かあったらお呼び下さい」そう言うと青龍は消えた


「拓実、飛行船に戻ってどうするか話そう」


全員、飛行船に戻った、、ミールが近より「どうなったの、あの人は何者なの、」


ウオーカがミールとサリー王女に説明をした

「この海域に船が入らなければいいのね」

「全ての船に知らせるのは不可能だわ、小さな漁船もあるのよ」




聖なる魔法、幻影



色々考えたけど、良い対策は思いつかなかった、、、


「私は、何も思いつきません、、あの大臣達に任したら」

「サリー王女のためだぞ、ワシ達に尽くしてくれた、、拓実何かないか」

「う~ん、誰もこの海域に入れなければ良いんだろう、幻影の魔法で入れない様にしようか」

「でも、拓実さん、海竜がいなくなったら通れる様にしないと、でもいついなくなるんだ、、、」

「そうなんだよな」


「あれだけ広範囲だとどうやって幻影を造る、いくら魔力が、あっても無理だぞ、」

「あ~あ、だから、もうこの国の人に任せればいいじゃないの~」


「タマミ、、そうじゃないの~、いいじゃないの~」

「、、、ヒエン、お前は、しゃべるな」


「あの~、海竜が、いなくなったら幻影の魔法が、消えてまた船が通れるといいのよね、」

「確か、魔法秘伝書の聖なる魔法にその様な魔法があったわ」

「その魔法を試してみるわ」


「あの~さっきから言っている幻影の魔法って最高位の魔法の事ですよね、そんな魔法使える方がいるのですか」

「それもこの海域全体に掛けるってそんな事無理だわ」


「サリー王女、拓実さんと美幸さんなら簡単な事よ、美幸さんは聖女だもの」

「えっ、聖女って、伝説の中の事じゃないの、そんな人がいるのトウマさんからは拓実様の事しか聞いていないわ」


「サリー王女、まあ、見ていて、驚くわよ」


美幸は、飛行船の窓から海域を見て、胸に、手を充てて「聖なる幻影の魔法」を念じた、、

「えっ、無詠唱なの、それで魔法が発生するの」、、、


美幸の後ろに輝く紋章が現れ、、、

美幸の体が浮くと輝き始めた、すると、、

空が眩し位くらいに輝き、この海域全体を包んだ、、、次の瞬間この海域全体に氷山が現れた、、


「これで船は通れないわ、、結界も発生してるから近ずく事も出来ないし、幻影の中は今まで通りただの海よ」


「あの海竜達がいなくなったら幻影は消える様になっているわよ」

「ついでにこの海全体に浄化の魔法も発生してしばらく悪い事は起こらないわ、、、」

サリー王女は驚き声もでない、、、


「さてと、サリー王女、もう何も起こらないぞ、安心して船はシーク王国に来る事が出来るぞ」


「サリー王女、貴方を送ったら、俺達はウィザード王国に帰ります、王様達に、もう心配しないでと伝えてください」


「本当なのね、良かったわ、みんな貴方のお陰です、私はこの国を代表してお礼を言うわ、王様達にも知らせなければ、、私が責任持って伝えるわ、本当にありがとうございます、、、」




静かな海、、、



王宮は騒然としていた、目の前の海域に急に 氷山が現れたのだ、何かの前触れなのか

この世の終わりなのかと憶測が広がった


「タクミ様のお陰でもう海竜は現れない、あの海域は、しばらく使わない様に聖女様が魔法を使ったと、氷山が消えたら使えるわ」


「それに聖女様がこの海域全体に浄化の魔法も掛けたわ、これでもう他の怪物も現れないと言っていたわ」

「もう心配しないで今まで通り船は通れるのよ」


「王様、、、タクミ様とミユキ様は帝国クラウドが認めた大賢者様と聖女様なのよそれなのにお父様達はひどい事を言って」


「えっそんな凄い方なのか、申し訳ない事を、、だから帝国クラウドの王様が依頼したのか、、、」

大臣達も下を向いた、、、


「おい、誰か、、ウィザード王国に謝罪文とお礼を、、心を込めて伝えてなければ、この国を救ってくれた勇者様達に、、、」


シーク王国に静かな海が戻った、、


拓実達はウィザード王国の王宮広間でくつろいでいると、


「ウオーカ、いまシーク王国から謝罪文とお礼の品物が送られて来たぞ、何か凄い品々だぞ、、、どうしたんだ、、」

「ああ、サリー王女がちゃんと説明したみたいだな、なあ、拓実、お美しいだけじゃなく心もきれいな方だな、多摩美が言った、ほれてまうやろ~だな」


拓実はまたミールを見た、、


「あら、お父様、亡くなった、お母様にも言ってあげたらそのセリフ、、」

「えっ」ウオーカは黙った


ヒエンが、「タマミ、、ハレテカユイヤロ~って何、タマミ~、、、タマミ~」

「ヒエン、お前はだまれ、ややこしい、、」


「ウオーカ、そう言えば、帝国クラウドの王様が帝国クラウドの近くの草原に突然地下遺跡が現れてその調査に付き合ってくれと依頼があったぞ」


「拓実どうする、今、依頼、終わったばかりなのに、、、」

「とりあえず、帰ります、依頼の件は任します、ウオーカさん、連絡して、、、」


拓実は「異世界転移魔法」を念じた、、、


拓実の部屋に現れると美幸を家まで送った

多摩美と一人はそれぞれに帰った、、


「また帝国クラウドか、地下遺跡なの帝国クラウドだったらアイラとかクララも行きたがるだろうな、美幸は嬉しいだろうが、俺は、少し寂しい、だって美幸が、俺の事かまって貰う事が出来ないじゃないか」


「えっ、俺は何を言っているんだ、恥ずかしい、美幸が好きなことバレバレじゃないか」


そんな妄想と共に、拓実はまた、試練に巻き込まれるのだった、、、


END

海の神様の仲介で解決、美幸の魔法で静かな海が戻った

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