水の国の野望
拓実の彼女の美幸が魔法の世界の住人に拐われてしまった
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水の国の野望
拓実は平凡な男である、この男は
本当に普通である、面白味の無い男だ
会社員である拓実は会社勤めをしているが
実は、この男は本当は魔法使いである
しかし、この世界では、魔法は使えない、、
ウオーカに「魔法はいらない」と言ったからだ
魔法秘伝書にこの世界では使えないと
記載されてしまった
今日は彼女の美幸とデート、博物館とは、、いまいち面白くないデート設定をする男だ、
「さてと、博物館の前で待ち合わせと」、、
一通り見終わると、軽く食事をするためお店に入った、、、
美幸が「最近拓実さん、少し雰囲気が変わったみたい、、何か、私に隠し事してない」、
「何も無いよ、何か分からないけど、そんなに変わった」、、「前と本当に雰囲気が違うよ、、意外と私勘がいいのよ」、、
拓実は、少し隠し事してるみたいで、後ろめたい気持ちになった、全て話しても、理解出来ないだろうな、、、
いつまで、このままでいいのか
デートの帰り拓実は美幸を家まで送った
すると、背後から男が、「お前、ウィーザード王国の魔法使いだな、お前の大事なもの
奪ってやる、ウオーカに伝えろ」
「えっ、、拓実さん、、助けて、」
するとあっという間に、美幸が男に連れ去られた、、、
魔法が使えないこの世界では、拓実は何もする事が出来なかった
「俺は美幸を、巻き込んでしまった、まして、魔法の世界の事を知らない美幸は何が起きたか全くわからないだろう」
「ウオーカとも、こちらからは、連絡は取れない、この世界では、魔法は使えないんだから」、、、
拓実は、焦っていた、、、
「待てよ、ミールから貰った腕輪、あれは
魔法の国と(ウオーカ)と話しが出来ると言っていた」、、、
拓実は腕輪に話かけた、、
「なんだ、、拓実か」、、、
「ウオーカ、、、俺の彼女の美幸が、何者かにさらわれたそちらの世界の人間だ、ウィーザード王国の者かと言っていた」、、
「直ぐに向かうが時間の流れが違うから半日位かかるぞ、お前だと一瞬なんだけど、その間に一人と多摩美にも連絡してくれ」
拓実が家に帰ると、もう一人と多摩美は家の前にいた、
「二人供すまない、俺の事で」
一人が、「大丈夫ですよ、美幸さんなら」
「みんなで助けにいきましょう」、
「そう、大丈夫だよね~、一人、、」、
「何で俺に振るの、、」、多摩美は一人の後ろから言った
拓実の部屋に行きしばらくすると、例の如く辺り一面真っ白になり、パチパチと静電気の弾ける音がした
小さなおじさん、ウオーカが「すまない、拓実ウィーザード王国の近くの水の王国スプラッシュ王国の使者らしいと情報が入った」
「スプラッシュ王国は水源豊かな湖に囲まれた緑豊かな小さな国だが最近何か良からぬ指示出してる魔法使いがいるらしい」
「その者が、お前に接触したらしい」
「お前の彼女に危害を加える事はないと思うが何を考えているかまだわからない
とりあえず、ウィーザード王国にいくぞ」
白い霧、パチパチと静電気の弾ける音、拓実達はウィザード王国へ転移した、、、、
、囚われた美幸
ウィザード王国、、、
街はいつもと変わらず賑わっていた
拓実はいつもより、焦っていた
いつもなら、平然でいられるのに
今回は、美幸がさらわれた、この世界も
分からない、何も知らない美幸が、、、
どんなに、不安だろうか、拓実は気が狂いそうになった、美幸は絶対巻き込みたくなかった
多摩美が、、、「本当、、、に、、大丈夫だ、、だよ、、、ね」と言った
一人も多摩美も初めて見る拓実の表情に
どうすれば良いかわからなかった
拓実達の元に、ミールが来た、「拓実さん、
冷静になって、美幸さんは無事よ」、
「スプラッシュ王国から指令が来たわ
貴方の、召還魔法に関する文献を渡せと
そしたら、大事な人を解放する」と
「何でスプラッシュ王国が召還魔法の事を
知っているんだ」、、
「ヤーマンを知っているでしょう」
「彼の弟、スーラと言う魔法使いがどうも関わっているみたい、美幸さんを拐ったのもスーラよ」
「異世界転移魔法は高レベルの魔法だもの
普通の魔法使いでは使えないわ」
「とにかく、とりあえず、王宮へ」、、、
俺達は、王宮に着いた、王宮には、
王様、マリン王女、シン王子、全員揃っていた、王様が、「又この世界の事で迷惑を掛けたな」と、謝った、、マリン王女もごめんなさいと言った、
拓実は、少し、冷静になった、「美幸さえ無事ならいい」、、
みんなで、今後の事を話し合った
「あの魔法秘伝書は皆には見えないのだろう
じゃあ、意味ない何で欲しがるの」
「あれに、ワシや拓実が、、誰でも見えると、書き込めば、見えるようになる」、、、「レベルとか、適性とかは別だけどな、魔法が、発動するかは本人次第だ」、、
「えっ、じゃあ俺が、俺達の世界で魔法が使えると書いたら使えるの」、「それは無理じゃなワシがもう、使えないと書いたからな
一度書いたら、直せないからな」
「えっ、、、やっぱり」、、、
多摩美が、「えー私たち頼んでないよ」
「それは、後からお前達もと書き加えた」、
「お前達、拓実と同じだと思ったから」
一人と多摩美は、「違うー」と言った
その頃スプラッシュ王国では
美幸が、「あの~すみません、ここは何処ですか、、、私、、死んだの、あの~拓実さんは、、」、、
監守が、「うるさい女だな」、、、
監守の前に女性が、、「あっ、王女さま」、
「あの、この方と、お話をして良いですか」
「どうぞ、どうぞ」、、
「あの~、大丈夫ですか」、、「えっ貴方は誰ですか」、、、「私はアイラといいます」「ごめんなさいこんな所に閉じ込めて
、、本当にごめんなさい、何てひどい事を、ごめんなさい私では何もできない、貴方の大事な人がかならず助けにくるはずです」
「拓実さんの事ですか」、
「ええ、たしかあの魔法使いが拓実と言っていたわ」、、、
「この牢獄は魔法が掛けられていて私の魔力ではどうすることもできないわ、あなたを逃がす事も、、」、、
「本当にごめんなさい、、私に出来る事があったら言って下さいね」、
「解放出来る様になるまで毎日会いに来ますから、、許してください」
「夢、、、夢、、現実なの、、拓実さん助けて」、、
進化した拓実
ウィザード王国
拓実は、魔法秘伝書を読み返した、何か
役にたちそうな魔法がないかと、試して
みたい魔法がかなりあったが、ウオーカが
「魔法は、属性があって、中には発動しない
場合もある」と、、でも、試してみる価値はある、、、
俺は西の森に「瞬間移動」した
さて、ここなら誰にも邪魔されない
拓実は、魔法秘伝書で見た、魔法を色々
試してみた、かなりの魔法が、発動した
「えっ、全ての属性の魔法が、使えるの」、ただレベルが足らないのか属性はあるが発動しない魔法もあった
「それに、全然疲れない、確か使うほど
魔力が失くなり、体が疲れると」
「そう言えば、戦いの間、魔力が失くなった
事はなかった、俺の体どうなったの
高レベルの魔法ほど、魔力が失くなるとも」
言っていた、、、
「瞬間移動の魔法などは、かなり魔力を使うらしいが全然疲れない」
召還魔法も幾つかやってみた、やはり
全て召還できた、、、
「ただ召還魔法は術者のレベルで召還された物もレベルが違う」と、、
「俺のレベルがどの程度か分からないし、それにやはりおかしい、ウオーカが召還魔法は
ひとつでも出来たら凄いと言っていた」
確認したい、全ての魔法が発動できたので
拓実は「瞬間移動」で王都に戻った
王宮ではウオーカ達が美幸の救出の事で
話し合っていた、拓実は申し訳ない気持ち
になった、、、、
「俺が、ミールとやった入れ替わる魔法は
本人が見えなければ、出来ないし
魔神召還魔法を使うと、美幸も巻き込む
恐れがあるし」、、、
「どうしたら、美幸を無事に助けられるのか
わからない、、、」
一人と多摩美が「私達でこっそり、忍びこもうよと」話している、、、
「やめてくれ、これ以上人質をとられると、打つ手がない」
拓実は、ひとつ試してみたい、魔法があった
上手くいけば、美幸を助ける事ができるかも
ウオーカにそれを話し、スプラッシュ王国に
連れて行ってくれと頼んだ
拓実達は、馬車でスプラッシュ王国に向かった
新しい魔法
拓実達は、スプラッシュ王国の近くの森に着いた、「ここからは、ワシと拓実は歩いて行こう」、、
「拓実、一人達に作戦を」、「俺とウオーカさんでスプラッシュ王国に侵入する」、
多摩美が、「えっ、バレちゃうよ」
「大丈夫だ、変化の魔法を使う」、、、
一人が「そんな便利な魔法が、あるの、コスプレやりたい放題だ、教えて欲しい」
「美幸を見つけたら、俺が入れ替わる」
「美幸が急に居なくなったら大騒ぎになる
安全なところに着くまでは俺が美幸に化ける」、、
「美幸にも、変化の魔法を掛ける
ウオーカさんと美幸は王国から脱出」
「一人と多摩美は二人が戻って来たらウィザード国王に向かってくれ、俺は瞬間移動魔法で戻るから」、、「よし、やるぞ」
拓実とウオーカは見つからない様に王国の門
に近付いた、、、
ウオーカが近衛兵二人を気絶させた、
拓実とウオーカは変化の魔法で近衛兵に化けて王国に侵入した、、、
拓実達は王宮に向かった、、
王宮の中で他の近衛兵から上手く、美幸の情報を聞くことができた
地下の牢獄に閉じ込められていると
拓実は、込み上げてくる怒りを抑えた
拓実とウオーカは牢獄に近付いた
檻の前の監守に、「この女に聞きたい事があるいいか」、、
監守が「どうぞ、どうぞ、私は他の囚人の所に行ってきますので」、、
拓実は美幸の檻の前に行った、
「美幸」、、、
「えっ、どうして、私の名前」、「俺だよ」
拓実は変化の魔法を解いた、、、、
「えっ拓実さん、どうして」、、
「美幸、話しはまたあとで助けに来た、これから起こることに驚かないでくれ」、、
「この方はウオーカさんだ、ウオーカさんとここから脱出してくれ」
「えっ何が何だか分からないわ」、
「とにかく時間がない、やるぞ」、
拓実と美幸が入れ替わった、拓実は変化の魔法で美幸に、美幸は近衛兵に姿を変えた、
「ウオーカさん、あとは宜しく」、、
「任せろ拓実、馬車で待っているぞ」、、
ウオーカ達は王国の外に向かった
あとは、二人が馬車に戻る頃に俺も
脱出しよう、すると牢屋の前に、男が、、
監守が、「スーラ様、まだウィザード国王は
動きはないのですか」、
「うるさい、監守のくせに」、
拓実はあの時の魔法使いと思い魔力を消した、、、
「おい女、あの男が助けに来るなんて期待するなよ、お前さえいれば手は出せないからな」、、、
「あの、魔法秘伝書さえ手に入れたら、色んな魔法が使える」
「ウィザード国王なんて、簡単に崩せる」
「この国の奴らも皆、馬鹿だ騙されてるとも
知らないで、王様は私が操っている思うがままだ、私は、スプラッシュ王国とウィザード国王を支配する」
「ヤーマンがなし得なかったことを」、、
拓実は、怒りを抑えた、「こいつは許さない
ぞ、、、」
スーラが居なくなると、
拓実は腕輪でウオーカに話しかけた、
「おう、拓実かもう、美幸さんと馬車に居るぞ、、、」
「分かりました」、、、
拓実は変化を解くと「瞬間移動魔法」を念じた、、、拓実は馬車に現れた、、、
すぐにウオーカと美幸の変化を解いた、、
美幸はとても驚いた、
「私は、夢をみてるの」、、
多摩美が色々説明はしたみたいだ、、、、、美幸が拓実にもたれて、「良かった」と
「私、、夢見ているみたいでも現実だよね」と言った
「最近貴方の、雰囲気が変わったのが分かったわ」、、
多摩美が「よう~お二人さん熱いね」、、、
美幸はニッコリと笑った、、
拓実達は馬車ごと「瞬間移動の魔法」でウィザード国王に帰った
美幸は聖女、、
拓実達はウィザード国王に着いた
ウィザード国王に居ると、何か落ち着く
拓実達がウィザード国王に帰ると、
王都の人々は歓声をあげた、
俺はこの国が好きだ、俺達を受け入れてくれる、、、、
人々から、「美幸さんお帰りなさい」と歓声が上がった、、、
美幸は感動した、「私の事をこんなに思って
くれるなんて」、、、、、
拓実達は王宮に向かった、、、
王宮では、王様、マリン王女、シン王子、ミールが待っていた
王様達も「美幸さんお帰りなさい」と言った
美幸は、皆、私の事を気にしてくれていると思って嬉しかった、
拓実が「美幸、ごめん、信じれないだろう、こんなこと打ち明けられないよ」
美幸は「いいえ、貴方はここで大切な存在なのね私は全て受け入れたわ、皆、嬉しそうだもの、、、」
ウオーカが、「美幸さん、貴方は不思議な魔力波動をお持ちだ、見たこともない」
「ウオーカ、美幸は巻き込みたくない」、、「拓実、、本当に凄いぞお前と変わらないくらいだぞ」、、
「でも美幸はあまり関わって貰いたくない」、、、
「今回だけじゃ、美幸さんいいか」、、、
「はい、拓実さんがよければ」、、、
その日は美幸の歓迎会で皆おさえぎみに
お酒を飲んでいた
次の日、ウオーカが美幸の魔力を確認するとと、王宮の広場に向かった、、
「美幸さん、ワシやミールが教えた呪文を詠唱してもらうぞ」、、、
「はい、わかりました」、、、
「まずは、ミールが教える防御魔法をワシに掛けてくれ」、、、
美幸は呪文を念じた、
「えっ、うそ、無詠唱なの」、、、
「おっ、この魔力これは広範囲魔法じゃないかそれも、ここにいる全員に」、、
「考えられない大きさだな」
「じゃあ、結界の魔法」、、
美幸は教えられた呪文を念じた、
「何だこの結界は、、、王都全体に結界を張っている、こんな大きな結界見たことがない」、、、
「それに、少し幻影の魔法も発動してるぞ」
「回復魔法をやってみて」、
美幸は教えられた呪文を念じた、、
光の渦が王都全体に、広がった、、
人々から、「俺の顔の傷が治った」、
「私は、目のはれが引いたわ」、、
「俺は足が治った」、と全ての人々の傷を治した、、、
「これは凄い、もしかしたら聖なる呪文が発動するかも」、、
ミールが「私は発動しないけど、美幸さん呪文を教えるから聖なる魔法をやってみて」、「聖なる魔法はその時々で効果が違う今まで使える人見たことがないわ、聖女と呼ばれた人もだから伝説上の事だと」、、、
美幸が呪文を念じた、、、
暖かい光りが王国全体に広がり、、
王国の負の気配、嫌な波動全て消えた、、、ウオーカが「これは間違えない、、美幸さんは、古に伝わる聖女様だ、、これで美幸さんが使う魔法は全て聖なる魔法に変わるぞ」
美幸は驚いた、、
それより、拓実、一人、多摩美はもっと驚いた、、
新しい仲間美幸が加わった、、えっ聖女なの




