表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/4

ピアノの音色





放課後。



音楽室の前を通ると、

そっと響くピアノの音色。



何の曲だっけ……?



考える。

思い出すために。



『とても、大事な曲だった気がする。』





思い出そうとすると、頭が痛くなる。

何か不愉快な思い出?

よくわからない。




気になって音楽室をのぞく。

ピアノで顔が見えないけれど、

誰かは特定できる。






普通に聞いていれば

普通にいい曲。

だけれど何か、自分にとって不都合な曲。


誰…?





記憶を探す。

砂を掘るように。

でも、湿気を含まない砂は

さらさらと穴を埋めていく。







「…お前はのぞきの趣味があったのか。」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ