殿下、その愛試しませんか?
まだ冷たさの残る初夏の風が、庭木を撫でてそよいでいる。
梢を揺らして、ちらちらと木漏れ日が落ちる中、木陰で読んでいた本を公爵令嬢アレクシアはぱたりと閉じた。
心躍る冒険譚も、心燃やす恋愛話も、現実とは違うからこそ楽しんで見ていられるのだ。
ほう、とため息を吐いて、アレクシアは物語の余韻に少しだけ浸る。
最近、身の回りが騒がしい。
幼い頃に王太子の婚約者に選ばれて以来、アレクシアは王宮内で教育を受けて暮らしてきた。
公爵家の家族でさえも、未来の王太子妃に対する態度を崩さない。
普通の家族ではないのだ。
それよりも余程、教育の全てを管理している王妃の方が家族に近く、お茶会という交流で定期的に会う王太子ノエルの方が更に近い。
そのノエルが最近、傍に寄せている女生徒がいる。
そう、告げ口してきた貴族令嬢達がいた。
女生徒の名前はマリン・フォーレス侯爵令嬢。
侯爵令嬢とは言っても、平民の女性に産ませたという庶子だった少女だ。
病床から起き上がることも出来ずに亡くなった、長女の代わりに引き取ったのだという。
だが、実際のところは政治的に活用できる駒を増やしたかっただけだろう、というのが貴族達の共通認識だ。
嫡男のエルダーは健康であり、侯爵家の跡取りとして同じ学園に通ってはいるが、兄と異母妹の関係はそれほど良好ではないようだった。
降って湧いたような異母妹の存在を好意的に受け入れられる人は少ない。
まして、侯爵夫人が存命であり、愛人を母親に持つ娘なのだから。
マリンは可愛らしく優秀で、愛嬌がある。
平民とはいえ、侯爵に囲われていたので、大した苦労はしていない。
勉強も礼儀もそれなりに、学んできた。
それなり、の礼儀が問題なのだと他の女生徒達は物申すのだが。
曰く、高位貴族の男性達への接触が多い。
曰く、婚約者のいる男性達へも遠慮がない。
でしょうね、というのがアレクシアの感想だ。
だって、彼女はその為に侯爵家に養女として迎えられたのだから。
数多いる高位貴族の令息、次期跡取りとなる男性達の心を掴むのが彼女の仕事だ。
たとえその婚約を壊そうとも。
そしてその魔の手が王太子ノエルにも伸ばされたところで、女生徒達は婚約者であるアレクシアに告げ口に来たのだ。
隠していた密やかな爪を見せる彼女達の、どこか愉悦を孕んだ瞳。
それは好奇心と、嗜虐心を覗かせている。
「知っていますけれど、それが、何か?」
穏やかな笑みを貼り付けてそう返せば、女生徒達は驚いたように目を瞠った。
公爵家の令嬢であり、婚約者であるアレクシアが知らないはずはない。
マリンの過去や背景だって、王室が調査済みであるし、アレクシアにも知らされている。
「で、ですが、その、王太子殿下に近づくなど不敬です!」
「アレクシア様という完璧な婚約者がいらっしゃいますのに……!」
口々に言うが、アレクシアは優しく微笑み返して応える。
「あら、褒めてくださるの?ありがとう。でも、ここは学院でしてよ?不敬かどうかはそれこそ王太子殿下自身がお決めになられる事ですわ。色々な方々との交流は王族の義務でもありますもの」
王立学院は、貴族達と優秀な平民が一握り通える学び舎である。
教育は様々だが、貴族として最低限の礼儀と教育が施される場所であり、より専門的な分野で活躍するならば更に上の学校が用意されているのだ。
学院は、主に社交と人脈を作る場所であった。
「ですが、王太子殿下以外にも、婚約者のいる殿方に纏わりついて…」
「注意をしたら泣き出して、いじめを受けたと言い出すとか…」
中々にあざとく、強かな女性らしいというのは確かに伝わってくる。
けれど、それがどうしたというのだろう。
「そうですわね。殿下とわたくしの間はわたくし達の問題。ですけれど、他の婚約者を持つ殿方との問題はそちらで解決して頂かないと。それに、殿下がもし彼女を側妃にと望んでいるとするならば、わたくしはお止め致しませんわ」
今度こそ、お喋り雀たちは言葉を失くして、お互いを見遣った。
告げ口した彼女達にも限りない悪意があるわけではない。
けれど、出来れば自分の手を汚すことなく問題に対処したいという打算からの行動。
その気持ちも解る。
利用できる最大限が、王太子の婚約者である公爵令嬢アレクシアだ。
だがしかし、アレクシアはそれに乗る気はなかった。
「ふふ。まさか、彼女の様な女性が王太子妃になる、なんて物語の様な絵空事を信じていらっしゃる訳ではないでしょう?皆様」
敢えて、平民の血が入った女性という言葉は使わない。
平民だからと蔑まれるべきではないし、身分社会としての暗黙の規則だからだ。
どこか、ほっとしたような雰囲気を湛えて、彼女達は頷く。
色々な……彼女たち自身か、その知り合いが婚約者を取られる事なく、側妃に納まるのならばそれでいいかという安心感。
王太子に余程の愚鈍さがない限りは、王太子妃となる婚約者のすげ替えなど成立しない。
実際は人の気持ちだからどう転ぶかは分からないが、アレクシアは話も終わりというように立ち上がる。
何度か、似たような人々と似たようなやり取りを繰り返していたある日。
王太子ノエルとの茶会で、その話題に彼が触れた。
「アレクシア、君は、私に彼女に近づかないようにと言わないのかい?」
「彼女とは、どなたでしょう?」
「……分かっているだろう」
そう、分かりきっている。
学院を荒らしているマリン・フォーレスの事だ。
アレクシアは優雅に微笑む。
「幼い頃から、わたくし達の結婚は決まっています」
「そうだね」
「なのに、他の女性を親し気にお傍に寄せるのは、殿下にも何かお考えがあってのことではありませんの?」
駄目だと言われる可能性があることをしているのは、ノエルの方である。
注意しない方にその疑義を持ち掛けるのは、どういう事だろうか?という返事にノエルは少し困った顔をした。
銀の髪がさらりと揺れ、深い海の様な青の瞳が泳ぐ。
「彼女は私の事を愛しているという」
好きだ、愛している、物語の中でもよく使われる直接的な愛の言葉。
けれど、アレクシアとノエルは普通の恋愛を知らない。
「ずっと側に居たい、一緒に居たいと、そう言うんだ」
「それで、心が慰められましたの?」
「……分からないが、可愛らしいとは、思う」
上に立つ者は孤独である。
だからこそ、愛しか持たない美しく可憐な女性がいれば傍に置きたくなる気持ちも分からなくはない。
であれば、側妃として迎えるのもアレクシアとしても吝かではなかった。
「側妃にお迎えなさりたいのであれば、わたくしからは特に異議はございません。継承法に従って頂ければ、彼女と子供を儲けたとしても継承権はありませんもの。でも、わたくしとの間に男児を儲けてからと陛下も公爵も望むでしょう」
「ああ、そうだ、けれど……」
歯切れの悪いノエルに、アレクシアは首を傾げた。
側妃では不満なのだろうか?と。
「まさか、この結婚を覆したいと仰いませんわよね?もしそうなったら、どうなるか」
物語であるように、後先考えずに婚約破棄できるほどの低能であれば別だが、普通はそうならない。
貴族の婚姻は、ましてや王族の婚姻は緻密な力関係を考え抜いて行われるのだ。
破棄する、解消するとなれば、膨大な慰謝料が発生するし、派閥も壊れる。
まず、王太子という立場も維持できない。
だからこそ、継承位と優雅な暮らしを捨てて何処かに逃げるという選択にしかならないのだ。
そうするほどの愛情があるとは思えなくて、アレクシアはノエルを見守った。
「分かっている。そうではなくて、君の気持が聞いてみたかったんだ」
「わたくしの、気持ち、ですか」
今まで聞かれたことなど無かった、気持ち。
幼い頃から王太子妃となるべく大事に、慎重に、厳しく育てられて来た。
周囲の者も勿論全員がそうあるべく。
友人も、教育も、全て王妃が選んだものだし、アレクシアが選んで良いものは数少ない。
ドレスの色や意匠に少し希望を取り入れて貰えるだとか、好物を食べられるとか、余暇には好きな本を読めるとか、その程度である。
「愛について……」
気まずそうにノエルが目を逸らすのを見て、ああ、とため息が口から洩れた。
物語の様な、愛など無い。
ノエルが望むようなものとは程遠いだろうとアレクシアはその姿を見て思う。
家族に抱く愛情しかないのだ。
長年培ってきた情であり、親兄弟を愛するような柔らかく穏やかなもの。
だが、それは彼の望むものではない事くらい分かっている。
だとしたら語れる愛は一つしかない。
「たとえば、この国が亡ぶ事があったとしましょう。この命を終えるまで貴方と共にいると誓えます。
たとえば暴漢が現れたとして、最後に盾と成れるのがわたくしだけでしたら、喜んでこの身を挺しましょう。
貴方の為に命を投げ打つ覚悟がある事を、愛と呼ぶのでしたら、これは愛でございましょう」
国に対する献身、国を動かす王に対する忠心。
それらを全て愛と呼ぶのであれば。
驚いたように、ノエルは口を手で覆った。
そうだ、彼は知らないのだ。
王妃として心と身体を捧げるために施された教育を。
アレクシアはゆったりと微笑んだ。
「勿論、その様な事態にならぬよう先んじて手を打つのもわたくしの仕事ではございますが」
国が亡ぶ前に、暴漢が目の前に現れる前に、出来る事は数知れず、ある。
でもどうしようもなくなった時、最後まで傍にいる事は出来るのだ。
「でも、彼女はどうでしょうね?彼女の愛は……」
「彼女の、愛……」
裏切りをせず、貫けるほどの強い愛はあるのだろうか?
そう、ノエルの目にも疑念が宿ったのが見て取れる。
王の心と身体を慰めるというだけの側妃に、そこまでの忠誠心はいらないだろうか?
だが、傍に寄せるのならば信頼が厚い者の方が王妃としては安心出来る。
「ノエル様、試してみませんこと?」
王太子の名で王宮に呼び出された、マリン・フォーレスは父に褒めそやされ送り出された。
新調したドレスを纏い、うきうきと気分を高揚させて、客室で今か今かとノエルの登場を待つ。
扉が開いた途端、バッと立ち上がりマリンは声を張り上げた。
「ノエル様……!……あ」
そして、部屋に現れた人物を見て、マリンは小さく声を立てる。
そこにいたのは。
王太子であるノエルの婚約者のアレクシアだった。
「あの、何故、貴女が此処に……」
「ご機嫌よう、フォーレス嬢。殿下と貴女の事を話し合いましたのよ。それで、わたくしの名前では来て下さらないかもしれないから、と殿下にお願いしましたの」
金の髪が艶やかに大きく巻かれ、穏やかに笑んだ瞳は紫水晶の様に美しい美貌の婚約者アレクシアが優雅に微笑む。
着飾ったマリンは、栗色の髪をリボンで飾り、淡い緑の瞳を大きく瞬いた。
脅えた様に、ごくりと喉を嚥下させる。
どういう意図で呼び出されたにせよ、ここでは虐めだと叫んだところで助けてくれる者などいない。
王宮の奥まったこの部屋に来る前に、侍女は下げられたからだ。
今いるのはアレクシアと、その侍女。
更に王宮勤めの騎士が数人で、彼らはアレクシアを案内すると廊下に二人、部屋の扉の前に一人立った。
アレクシアの侍女は押してきたティトローリーで紅茶の準備を手早く開始している。
「あの、それで、ご用件、は」
「分かっているでしょう?」
優しく微笑んでいるだけなのに、恐ろしい。
マリンにとっては、雲の上の存在なのだ。
幼い頃、平民にも披露される祝賀の儀で、小さい王子と並んで立っていた小さい婚約者。
お姫様みたいなあの人になりたいと、国中の少女が憧れたその人なのである。
「わたくしね、貴女を側妃になさりたいとノエル様が仰るのであれば、受け入れるつもりでいたのよ。でも、一つだけ気になることがありますの。……ねぇ、貴女の愛はどのくらい強くて?」
ことり、と音を立てて、白くて細い指先が卓の上に置いたのは。
中身の見えない茶色の小瓶だった。
毒。
言われなくても、分かるくらい、それは。
何も言えないまま、がくがくと自然に身体が震える。
高位令息と近づけば、家に連れて帰れば父は喜んだし、王太子に近しくなったことも喜んでいた。
さすがに王妃にはなれないまでも、側妃になりたいのなら後押しすると約束してくれたし、守ってくれるとも。
でも、ここに父はいない。
侍女も騎士も、誰も、味方はいないのだ。
「さあ、選んでくださるかしら?殿下への愛を諦めるか、諦めずにこれを飲み干すか」
「で、出来ませんっ!……だって、死ぬんでしょう?」
「さあ、どうかしら?苦しいとは聞くけれど」
苦しむ、と言われて口にしたい人間がいるだろうか。
マリンはイヤイヤと幼子の様に首を横に振った。
「で、殿下の事はあきらめます!だって、死んだら愛も何も無いじゃないですかっ」
「そうね。確かに、そう、賢い選択ですわね。……ねぇ、殿下?」
問いかけたアレクシアの言葉に、カーテンの後ろからノエルが現れる。
マリンを見つめるその目は、今までの温度を失っていた。
「……あ、…あ、酷いんです、アレクシア様は私を殺そうと、なさって…私は…」
「見ていたから知っているよ。でも、それが命を奪う物だとシアは一言も言っていないはずだ」
はっとしたマリンが、会話を反芻する。
態度と小瓶を見て、勝手に勘違いしたまま会話が進んでいたと理解した。
アレクシアは優しく微笑みを浮かべただけだ。
「でも、そ、そういうことですよね?」
「そうだとしても、君は愛より命を選んだ。それは、変わらない」
たとえ命と天秤にかけたとしても、選択したのはマリンである。
それに、何処かで心が折られていた。
華やかで楽しい貴族の世界などはなく、一歩間違えれば転落して死に向かう厳しい世界なのだと。
こんな事なら平民のままで、父に囲われた母の元で生きていた方が楽だったと思った瞬間に、折れていた。
冷たい目をしたノエルに、今までの熱を取り戻させることは困難だろう。
横で穏やかに笑んでいる公爵令嬢は、少しも手を汚さずにマリンを暴いて見せたのだから。
「……はい……その通りです」
深く項垂れるのが精いっぱいだった。
泣いても喚いても、王太子の恋人という後ろ盾が無くなった今、マリンは無力である。
しかも、自分から命惜しさに投げ捨てたのだから。
目の前で。
「宜しかったのですか?彼女を側妃にお迎えにならなくて」
マリンが去った部屋で侍女が淹れた紅茶を口に運びながら、いつもの穏やかな笑みを浮かべてアレクシアが問う。
少し考えて、ノエルは頷いた。
「彼女との何も考えずにいられた会話は楽しいものでもあったが、あれでは人前には出せまい」
ただ楽しい、嬉しい、そんな会話であれば構わないのだが、貴族社会はそうではない。
言質を取られることが、身を滅ぼす事になることも多々ある。
相手の思惑を読めずに、罠にかかることも。
「ですから、そんな彼女だからこそ、貴方の心を慰める存在になれるのでは?」
「……いいや。獅子身中の虫をわざわざ飼う事もない。ただの、癒しの為に」
それ以上薦める気はないのか、アレクシアはゆったりと紅茶を口に含んで茶器を受け皿へと戻す。
優雅な動作を見ながら、ノエルは問いかけた。
「君が同じ事を言われたら、飲んだのか?」
「いいえ」
首を左右にゆっくりと振ったアレクシアを、ノエルは静かに見つめる。
「正解などございませんのよ。……ただ、わたくしでしたら……もし毒だとするのならば、貴方から賜って、あなたの目の前で、貴方の目を見ながら飲みますわ」
艶やかに微笑むアレクシアに、ノエルはゆっくりと目を伏せた。
「たとえ、わたくしが毒と言って飲ませようとしたとしても、その言葉をただ信じて飲むのは愚か者がすること。正解はないのです」
正解はない。
けれど、出した答えによって全てが判断され、結末は変わる。
アレクシアの覚悟を前に、マリンの浮ついた子供の飯事のような愛は砕け散ってしまったのだ。
少なくとも、ノエルの心にはその残滓すら残らなかった。
それよりもノエルは、自分の愚かしさに強く目を瞑る。
一歩間違えば、公爵の怒りを買い、国王に落胆され、王妃にも侮蔑されたかもしれない。
そうなったら、廃嫡されて弟が王になっていただろう。
「もし、私が王太子でなくなって、弟が王になると決まったら、君は弟に……」
「ふふ。幸い第二王子殿下にも婚約者がいらっしゃいますし、教育も順調だと聞き及んでおりますから、そうですね……もしノエル様との結婚が無くなってしまうような事があれば、修道院に参ります」
自分だけではなく、覚悟を決めて傍に居てくれた婚約者の運命まで狂わせてしまうところだった、と改めてノエルはアレクシアに真摯な眼を向けた。
「愚かな私を許してくれるだろうか」
「ノエル様は愚かではありません。許されざる罪を犯した訳でもありませんし、わたくしの気持ちや希望を聞いてくださいましたもの」
美しく、柔らかな微笑みは、幼い頃から近くにあった。
ありすぎて、その美貌も才智も改めて見直す事がなかったのだ。
ノエルは、頭を下げる代わりに、アレクシアの手を取り、手の甲に口づけを落とした。
「お嬢様、修道院に参るなど……」
困ったように鏡越しに見つめる侍女は、ずっと小さい頃から一緒に過ごしてきた乳姉妹である。
男爵夫人が、公爵家の乳母を務めながら、姉妹同然に仲良く育ってきた。
話相手も務められるよう、礼儀作法や教育も施された精鋭だ。
「ふふ、あの公爵が許せばね?」
その言葉は、暗に政治の駒であるアレクシアには許されない選択だと示している。
けれど、そう、嘘は言っていない。
嘘を吐かずに、ノエルの気持ちに寄り添う言葉を選んだのだ。
「どこへなりと、お供いたします」
「貴女が居てくれて、心強いわ」
公爵家の家族より、王室一家が家族に近い。
でも、更に近いのは乳姉妹である侍女である。
誰よりも近しい者が、誰よりも深く愛してくれるのなら、それを幸せと呼ばずに何と呼ぶだろう。
鏡越しにアレクシアは、可憐に優雅に微笑んだ。
本来、王妃教育などは普通の貴族が行う淑女教育よりも、心身面で相当鍛えられると思います。勿論それは王子もなのですが、恋や嫉妬という感情に振り回されるかどうか?というお話。最近食欲が低下しているひよこなので、おすすめの美味しいご飯があったら教えて下さるとうれしいピヨ。