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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第14章 邂逅する少女
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メイド幻惑銃

銃なんて、私には通用しない。


でも、なんだろう?


この不気味さ……不穏な感じがする。


「はい」


と、ヒッチコックは真上に拳銃を一丁放り投げた。


「!?」


一瞬、予想外な行動に気を取られた。


僅かに一瞬、しかし、完全にその虚を突かれる形で残った銃が撃たれる。


だけど、大丈夫だ。


既に発動している『エアスト・フィールド』が防いでーー


「!」


風の膜を貫通する。


だけど、それで1テンポ遅れた分、ナイフで簡単に叩き落とせた。


しかし、弾丸に気を取られた分、ヒッチコックへの警戒が薄れた。


いつのまにか、放り投げていた拳銃を掴み、高所から落下しながら、私に銃口を向けていた。


「てりゃー」


なんとも、間の抜けた声で銃を乱射する。


目を、逸らすなーー


落下しながらでは狙いをつけづらいのか、二丁の内の一丁は全く見当違いの方向を向いている。


『エアスト・フィールド』を貫くなら始めからナイフで防ぐことを考えればいい。


難なく、銃弾を弾くーーと、同時に耳で別の場所で弾丸が跳ねた音を聞いた。


まさか、跳弾を狙ってーー?

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