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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第14章 邂逅する少女
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口撃

「!?」


表情が全てを物語っていた。


仮に、この時、ポーカーフェイスで対応されたら、

何とでも理由をつけて言い逃れることも可能だっただろう。


しかし、ヤンカム王はその表情を見せてしまった。


状況証拠としては充分だった。


これが法廷ならば、それだけで有罪とはならないだろう。


しかし、この場でクリシュナを納得させるにはそれだけで充分だった。


「……父上、あなたは……!」



「……信じるというのか、この女の言うことを……クリシュナ」


「……ええ、信じますよ」


「……チィッ!」


「!」


「ふん、そうか!だが、それがどうしたと言うのだっ!

奴隷に選ばれる人間など、下級の国民に過ぎん!

そんな奴らをどう使おうと構わんではないか!」


「父上!?……そんな選民思想を恥ずかしげもなく、叫ぶのか」


「理解出来んのか、クリシュナ?

キサマとて選ばれた人間ではないか」


「……人の命は平等であるべきだ」


「……ハンッ!キサマこそ、そんな綺麗事を恥ずかしげもなく叫ぶか!」

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