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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第14章 邂逅する少女
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袋小路

「ぐぅおおおっ!」


力任せに押してくるミシオン。


「進退窮まった、ということですか」


言い方を変えれば万策尽きた、と言うべきか。


もう力押しに頼るしかない程に追い詰められた。


開き直って力押しに賭けた。


もちろん、それでは私は倒せないのだけど。


「駄目ですね、それじゃあ。だからーー」


私の蹴りがミシオンの腹部に刺さった。


「ーー飛べ」


「ぐぁっ!」


吹っ飛ぶミシオン、私はそれに向けて、ナイフを構えた。


「『隼剣』」


斬撃が追い打ちをかけ、ミシオンの外套も切り裂いた。


そして、ミシオンはその場に倒れた。


これで、『インビシブル』はその体を為さなくなった。


「キサマら、何をやっている!!何故そんな女一人どうにも出来ない!?」


「ヤンカム王、貴方の負けです」


「なんだと!ふざけるな!……起きろ、ミシオン!」


「……!」


ミシオンはふらふらになろうとも、起きて立ちあがろうとした。


「っ……『アイスロック』」


私はそんなミシオンを氷魔法で拘束した。


「これで、彼は動けません。無駄な抵抗を彼らに強いるのはやめましょう」

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