表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第14章 邂逅する少女
961/1085

王将

事前に位置は確認しておいた、"記憶"と同じ場所だ。


進路にいる敵の兵士を倒しながら真っ直ぐにヤンカム王の元へーー


王の前では睨み合いになっていた。


私はクリシュナを制して、様子を見守ることにした。


ヤンカム王の前には、彼を守るように王宮兵士が四人。

加えて、王は拳銃を敵に向けている。


敵の兵士は6人に加え、鎧の宝飾が豪華な将軍らしき兵士が奥に控えている。


その将軍が王へと語りかける。


「抵抗は余計な犠牲を生むだけです。やめましょうよ。

大人しく投降すればそれだけ犠牲が少なくなります」


「黙れッ!誰が貴様らのようなモノにッ!」


「貴様らのようなって、我々が何者かわかってるんです?」


「蛮族であろう!」


やれやれと将軍は両手でお手上げのポーズをした。


そして、すっとヤンカム王を指差した。


「お前のような無能が玉座に座るなど、悲劇でしかない」


「なんだと、貴様!」


「頭が高い、頭を垂れよ。

我はお前の代わりにこの国の王となる者ぞ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ