表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第14章 邂逅する少女
953/1085

襲来

そして、"時間"になった。


「……」


会場を管理している使用人達がばたばたと忙しそうに動く。


「なんだ?何かあったのか……まさか?」


「クリ……王子」


私は目で合図を送る。


その意図を感じとったのか、クリシュナの顔は強張った。


「私の後ろに居てください。彼女達は会場の端へ」


「わ、わかった!」


戸惑う、取り巻きの女性達を壁の方へ誘導する。


その辺りで、パーティ会場では何があったのかと、ざわざわと騒ぎ出していた。


その喧騒を、悲鳴が引き裂いた。


窓という窓が割られると、同時にフルメイルの兵士達が扉から雪崩れ込んできた。


「なんの騒ぎだ、これは!」


声をあげたのは、ヤンカム国王だった。


兵士達はそれには答えず、装備していた槍を向けた。


「なんのつもりだ!?」


「これより、貴様らを拘束する、抵抗する者は何者であろうと処断する」


「なんだと!?誰に向かってそんな口を聞いているっ!

王宮騎士達よ、この無礼者どもをひっ捕えいっ!!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ