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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第14章 邂逅する少女
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光の影

 ………………


 色とりどり、華やか。


 そんな抽象的な表現しか出てこない。


 知っていることと、理解することは違う。


 確かに、午前中に見たスラムと比較すれば、同じ国同じ街なのかと思うだろう。


 ただ、そんな事はこの国に限ったことでもない。


 貧富の差はどこにもあるもので、

 それを正すには極端なまでの平等主義に傾倒するしかない。


 とは言え、比較しているのが王宮とスラムなのだから、

 王族が贅沢をしなければ、必要以上に税を取らなければ、

 多少なりとも改善する。


 そういう風に、クリシュナは考えているはずだ。


 だけど……それでも、末端までは()()()()()()()()


 王と言えど、その全てを自由にするには、

 皮肉にも嫌悪した父親のような独裁的な方法を()()()()()()()()


 ……話が逸れてしまった。


 とにかく、美酒も美食も煌びやかな音楽も、着飾ったぶーー貴族達も、喧騒も、結局は誰か犠牲の上にある。


 喧騒の中、美女達にクリシュナは囲まれているが、

 どことなく、そこに暗い影が見えることを知っているのは()()()()()()

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