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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第14章 邂逅する少女
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100点満点を求めてはいけない

「うーん、そうですか」


何か引っかかる。


覚えておいた方がいいかも知れない。


彼女が裏切り者だとか、そういう単純なことでもないとは思うけど。


――――


朝食を済ましたところで、私の服が用意された。


部屋で着替えてみて気付いた。


上は女性もののドレスシャツだったが、下は男性もののスーツパンツだ。


まぁ、男性もの云々はこの際どうでもいい。


しかし、スーツパンツなんてものは、激しい運動を想定していない。


戦闘になれば、破れてしまうのは目に見えている……


「……」


どうしたものかと、頭を抱えた。


そして、出した結論はこうだ。


「まぁ……仕方ない。スカートよりはマシだね」


蹴りなどの足を大きく動かすようなことを避ければ、そうそうは破れないだろう。


そもそも、用意されるもので、これ以上のものがあるとも限らない。


砂漠の真ん中にあるような国だ。


それまでとは、服が違う。


クリシュナも、一枚の布で作ったような服を着ている。


その中で、このパンツを用意してくれたのは喜ばしいことだ。


そう思うことにした。

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