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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第14章 邂逅する少女
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使用人

「う……その通りだ……」


「ともかく、パーティーでドレスが必要なら着ますが、それまでは動きやすい服を下さい。

私の元の服でもいいので。護衛に支障が生じます」


「あ、ああ、そうだな」


と、クリシュナは傍に控えていたメイドを手で招いた。


「聞いていただろう?至急、用意してもらえるか」


(おお)せのままに……」


メイドは頭を下げて、部屋を出ていった。


「……あの人、随分大仰な言い回しをするんですね」


「ヒッチコックか、印象的だろう?」


「そうですね…………ヒッチコック?苗字持ちで使用人をされてるんですか?」


苗字というのは、貴族だったシンシアさんがそうだったように、それなりの地位を持っていないと持てない。


国によって、その差はあるだろうが、全ての国民が苗字を持つ国家は現状では()()()()では存在していない。


「ああ、元はそれなりの家柄だったんだ。しかし、家の方が没落してしまってね……」


「そう、ですか……」


まぁ、深く突っ込むのも失礼だろう。

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