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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第14章 邂逅する少女
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前提の間違い

「わかりました。それが貴方の考えなら、それに従いましょう。

それはそれとして……何故、スカートを用意させるんですか!?」


ちょうどその時、飲み物に口をつけようとしたクリシュナががくんと傾いて反応した。


「いや、それは、君が……」


クリシュナはその先を言い淀んでいた。


「私が、なんですか?」


「…………あ、いや、僕の配慮不足だ。固定観念に縛られていた」


「はい?」


「クリスは砂漠越えだから、あの格好だった訳じゃなく、

普段から、パンツ・ルックなんだな」


「は?…………あ」


逆に言うと、クリシュナは砂漠越えだから、パンツ・ルックだと思った。


つまり、普段はスカートだと勘違いしていたということだ。


私が女だから……


「……はぁ」


思わず、頭を抱えた。


「昨日の会話で気づかなかったんですか?スカートで、帯剣するのはおかしいでしょう?」


「あ、いや、しかし、以前読んだ本の女剣士は、スカートに剣を下げてだね」


「それは物語の中の話ですっ!」

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