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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第14章 邂逅する少女
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ガサツな子

「え、あ、そうなんですか」


王子の割には豪快だなと思った。


まぁ、男性だからそういう側面もあると思ったけど、

その場合、私はどうなるのか。


「うーん……」


「どうされました?」


「あ、いえ……」


これまで気にしてこなかったのは私なのだけど、淑女の嗜みのようなものを意識すべきではないだろうか。


シンシアさんに言われてたのは、これだったのだろう……


……


仕方ないじゃないか、田舎者なんだから!


と、開き直ってどうにかなるものでもない、以後気をつけよう。


「こちら、お着換えになります」


「あ、どうも」


至れり尽くせりだな、と思ったところで、

メイドがその着替えの服を着せようとしたので、制止した。


「じ、自分で着るので大丈夫です!」


「しかし、お客様へのおもてなしとして……」


「そんな、かえって困りますよ、そういうの、不慣れなんですから!」


私はなんの告白をしているんだ……


メイドは私の意思を汲み取ったのか、頭を下げ、後ろにも下がった。


「かしこまりました。朝食を用意していますので、昨日と同じ部屋でお待ちしています」

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