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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第14章 邂逅する少女
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背中を預ける覚悟

「その通りだ……しかし、その前提を、信頼を崩してしまっては行動出来ない」


「それは否定しませんけど背中から撃たれる覚悟はあるんですか?」


「もし、そうなれば、僕が不甲斐ないせいだろう。

王として相応しくないと思われた結果だ。受け入れよう」


「……その覚悟があるなら、構いませんが」


クリシュナは頷くと、立ち上がった。


「部屋の方へ戻ろう」


なら、執務室に立ち寄った意味はなんだろうと考えた。


恐らくはクリシュナ自身も私の考え……

自身の臣下さえも信頼しきってはいけないということを、察していたのではないだろうか。


だから、その話を聞かれたくなかったから、使用人が控えていなかった執務室に立ち寄った。


そんな気がしてならない。


彼は……そして、私は――//――知っていたんだ――//――





クリシュナの部屋に戻ると今後の話になった。


「明日の夜、パーティーがある」


「パーティー?まさか、そこに参加しろとは……」


「もちろん、参加してもらう」

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