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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第14章 邂逅する少女
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ノイルの色

「はは、まぁ、そんなのは想定の内さ。問題はノイルが”シロ”か”クロ”かってところさ」


「……!……それを言うのなら、まずは貴方の意見を聞かせてもらえますか?」


「ン……グレーというのが正直な意見ではある」


「それはそうでしょう。態度だけを見て、シロクロ付けるというのが無理があります」


「なら、君の意見もグレーということかい?」


なんだか、そう言われるのはどことなく、シャクだ。


「うーん……そうですねぇ……あくまで、意見であって、発言を保証はしないという前提で言いますが」


「もちろん、それで構わない」


「ノイル王子には何かあるような気がします。

しかし、それと貴方への暗殺は直接関係がない気がします」


「つまり、シロだと?」


「この件に関しては、ですが」


直感でそう思ったから、そう言ったに過ぎない。


しかし、クリシュナは黙り込んで、考えているようだった。


「私の推測の話ですよ?」


「ああ……いや、わかってる。ただ、僕自身先入観を持っていたのかも知れないと感じた」

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