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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第14章 邂逅する少女
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敗北宣言

ノイル王子の方が一枚上手、そう言わざるを得なかった。


「そうか……まぁ、覚えておこう。

とはいえ、そんな情報活かす場面がないほうがいいのだけどね」


「ええ、ボクも心からそう思いますよ」


それは本音のように聞こえた。


……これ以上は不毛だ。


私がそう感じた通り、二人の会話にそれ以上の進展もなく、

当然、襲ってくるようなこともなかった。


何事も起こらず、王子同士の会談は終わり、その帰路も何事も起こらなかった。


私達はそのまま、クリシュナの執務室だという部屋に入った。


「……率直に君の意見を聞かせて欲しいな、クリス」


「私の意見を?」


「それくらいはいいだろう?君の目にどう映ったのかを知りたいんだ」


「ノイル王子に相当やりこまれたな、というのが正直な感想です」


すると、クリシュナは目を丸くし、やがてけらけらと笑い出した。


「ははは!確かにその通りだ!アイツはいつだって僕をやりこんでくる」


なんだろう?質問の意味が違ったのだろうか?

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