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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第14章 邂逅する少女
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私という単位

「……」


「剣に自信があるとは言ったが、単純に剣の腕でも君に敵うとは思っていない。

剣の腕に覚えがあると言った僕を内心笑っていたんじゃないかな?」


「それは……」


否定出来ないけど……


「いや、そもそも、一個人という単位……前提そのものが間違っている」


「え?」


「君自身は一人だが、その武力は一師団、一兵団……一国の武力をも凌ぐんじゃないか?」


……


「そんな、買いかぶりすぎです」


「どうかな?君が本気になれば、こんな辺境の国一つ……簡単につぶせるんじゃないか?」


「……そんな馬鹿な」


「君に比べれば、僕らはアリだ。

いくら、アリが力をつけようと、人間にはかなわない。

その気になれば、蟻塚を破壊出来るように、

この『ギンギ』も、君が良心や理性を持っているから、何も起こっていないんじゃないかな?」


「はは、想像力が豊かですね。

…………それで、

仮にそうだとしたら、貴方はどうするつもりなんですか」


「言っただろ、僕は話しをする。

そして、君は切り札だと」

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