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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第14章 邂逅する少女
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盾よりも剣

「なんですか、それ。

とんだ合理主義者ですね」


「とんでもないことを言っている自覚はあるよ。

とは言え、”敵”が暗殺なんて方法に出てるんだ。

なりふりかまってはいられなくてね」


「それは、そうでしょうね」


私は生野菜のサラダを取り、食べた。


みずみずしい味わい……砂漠の真ん中でこんな野菜が育つとは思えない。


ここではこれだけで、相当のもてなしなのだろう。


だけど……


だからといって、軽々に首を縦には振れない。


「協力者とは一体なにを指すんですか?」


「ム……?」


「命を狙われているから、助けてほしい……そういう意味なら、もっと別の言葉を使う。

ということは、私を身を守るための盾ではなく、

貴方の言う”敵”に立ち向かうための剣と考えているのではないですか?」


「その通りだ」


「なら、お断りします」


「っっっ――」


クリシュナは言葉がつっかえたかのように詰まった。


それを一度飲み下し、言葉を絞り出した。


「……何故?

……報酬なら、いくらでも出す!

だから――」

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