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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第14章 邂逅する少女
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おもてなし

しばらくすると、使用人の重鎮らしき老人が小走りに出てきた。


そして、クリシュナの顔を見ると、すぐさま門は開き、大きな庭園……

と言っても砂漠の国のそれは私の知る者と大きく違ったが、そこを通り、

宮殿の中へと連れていかれた。


そこで何故か私とクリシュナは別れ、

私は女中に連れられて、大きな浴槽で風呂に入って、汗と砂を落とした。


そして、先程とは違う別の女中に服を当てがわれて、この国のドレスらしき服で、

再びクリシュナと用意されたご馳走の前で再会した。


「やあ、湯加減はどうだったかな?」


湯加減と言っても、暑い砂漠の国だ。


魔法で調整された湯は比較的温度は温めに設定されている。


それなら、いっそ水でいい、自分の魔法を使おうかと思ったけど、

常に湯加減を調整してくれていた使用人達を見ると、そんなことは言えなかった。


「……ええ、よかったですよ」


そう言い、自然な動作で胸元を軽く引っ張った。


暑い国だからか、ドレスは薄手で、合間を見て蝶を隠れさせるにも、その位置しかなかった。

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