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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第14章 邂逅する少女
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逆ドーナツ

だけど、このスピードじゃあ、自分の足で進んだほうが早い。


正直、ラクダごと抱えて走ったほうが早いのだけど、

街中でそんなことは出来ない。


結局はそのまま成行きに任せるしかないのか。


私がせっかちなだけなのかも知れないけど、ひどく苦痛だった。


クリシュナとは会話がない。


口説くなと言った手前、私から話しかけるのも気が引ける。


当然、蝶に話しかける訳にもいかない。


ゆっくりと流れる街の風景を眺めつづけることしかできなかった。


……


…………


……………………


本当に街の中心に向かっているようだった。


『パラダイム』は中心に行けば行くだけ栄えているようだった。


恐らくその理由は、街の中心に王宮があるからだろう。


つまり、王宮に近づけば近づくだけ……中心に富が集中していっているということだろう。


クリシュナの見るからに()()()()っぽさを考えれば、中心の方に進むのは納得出来た。



……


いや、でも、どこまで行くんだろうか?


……


あれ?まだ止まらない?


……


え、いや、ここって……

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