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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第14章 邂逅する少女
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結局はそうするしか

「それはそうですけど……」


 確かに彼が襲ってきたところで、私はなんとでも対処出来る。


 ただ、それはそれとして、彼が私を見誤っていたら……?


 もちろん、彼自身にどうこうは出来ないけど、

 推論……彼の身なりからして、所謂いいところのお坊ちゃんだ。


 なら、家に私兵がいる可能性などはいくらでもある。


 勿論、余程の相手でなければ、私が遅れをとることはないが、

 それを彼は理解していない……見誤っていたとしたら、そういうこともあるのではないだろうか?


「いや……流石に恩人を取って食おうってことはないさ。

 そこは信じてほしい」


「はぁ……」


 まぁ、その時はその時とも考えられる。


 警戒は怠らず、そんなことが起こったら、容赦なく返り討ちにすればいい。


 今は話を変にこじらせないほうがいいだろう。


「わかりましたよ、ついていけばいいんですか?」


「ああ、そうだ。”足”を用意しないとね」


 するとクリシュナは近くにいた行商人らしき男に話しかけた。


 行商人は見たこともない動物……確か、ラクダだったろうか?


 それを繋いでいる。

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