表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第14章 邂逅する少女
888/1085

ウチに来ないか?

時々方角を確かめながら、歩を進めた。


地図と時々ある立て看板の通り進んで大丈夫なのか、不安はあったけど、

そこは現地民であるクリシュナがいたので安心だった。


元々、そこまで遠かったわけじゃなかった。


私達はその日の内に『パラダイム』に到着した。


「本当に規格外だね、君は」


クリシュナは入国する前に、そのままだとかわいそうなので、降ろしている。


「そんな世辞はいいですから、話してください、名前のことを」


「ふむ……」


クリシュナはすぐに答えようとせず、考える仕草をした。


そして、自分で納得したらしく、頷いた。


「わかった。しかし、砂漠を抜けて疲れただろう?

僕の家でゆっくり話そうじゃないか」


「なんですか、それ。まるで、私を連れ込もうとしているように聞こえますけど」


「ははは、流石に懲りたよ……君を口説くつもりはない。

理由を説明するのに、実際見てもらったほうが理解しやすいと思ったんだ。

他意はないよ」


「…………」


そうは言うけど、私と彼の間にどれ程の信頼性があるというのか。


「仮に僕が悪さをしようとしても、君なら力で切り抜けられるだろう?」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ