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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第14章 邂逅する少女
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おかわり

「なんですか?もう、大丈夫でしょう?」


なんだろう?


何故か私は男に嫌悪感を抱いていた。


軽薄な感じが癇に障ったのだろうか。


「待ってもらえないだろうか。

助けてもらったことは、ありがたい。

だけど、まだ……もう少し助けてほしいんだ」


「……うーん」


内容によるけど、助けてほしいというのも、わからないでもない。


危機を脱したとは言え、先程まで倒れていた人間を砂漠に放置するというのも、よく考えると薄情だった。


私は、嫌悪感を優先してしまっていた。


「もちろん、礼はしよう。

えっと……」


男は何かに気付くと自らの衣服の装飾である石を引きちぎった。


「まずは、今助けてもっらった礼だ。

これは本物の宝石なんだ」


「……」


シンシアさんなら、換金出来ると喜ぶかも知れないけど……正直、私自身には必要なものではない。


「それと、これから助けてもらう分だ」


男はさらにもう一つ宝石を引きちぎって差し出した。


「……助けてほしいって、具体的には何を?」


「!『パラダイム』まで、同行してもらえないだろうか」

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