願えば、叶う?
段落下げの処理、これまでやってなかったかも知れません。
おりを見て、修正していこうと思います。
「まー、退屈でも、大いに結構やないか。
何も困ったこと、おこらんかったって言うことやし」
「あなた、二日前と言ってること180度変わってるよ」
「180……?なんて?
いや、まぁ、ええねんけど、クリスはんに言われたくはないわ」
「じゃあ、お互いさまだね」
「あー……うん。もう、そういうことでええわ……」
なんだろう。
二人(?)の役割というか、間柄までひっくり返ったような気がする。
「せやけど、ホンマに何もなくてよかったやんか。
まるで、トラブルが起こることを願っとるみたいやで」
「あはは……」
「うう……」
「まさかー…………」
うん?
今、何か聞こえなかっただろうか?
「えっ?」
私は周囲を見渡した。
一見、何もないように見えたが……砂に埋もれた外套らしきものが見える。
人だ。
「まさか……!」
私は駆け寄って、砂をかき分けて、引っ張りあげた。
褐色肌の男性だ。
意識を朦朧とさせながら、かろうじて生きている状態だった。
「はー……”言葉は波動”って、ホンマなんやな」
「そんなこと言ってる場合じゃないって!」
というか、なんで、そんな言葉は知っているのか……




