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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第14章 邂逅する少女
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願えば、叶う?

段落下げの処理、これまでやってなかったかも知れません。

おりを見て、修正していこうと思います。

「まー、退屈でも、大いに結構やないか。

 何も困ったこと、おこらんかったって言(ちゅ)うことやし」


「あなた、二日前と言ってること180度変わってるよ」


「180……?なんて?

 いや、まぁ、ええねんけど、クリスはんに言われたくはないわ」


「じゃあ、お互いさまだね」


「あー……うん。もう、そういうことでええわ……」


 なんだろう。

 二人(?)の役割というか、間柄までひっくり返ったような気がする。


「せやけど、ホンマに何もなくてよかったやんか。

 まるで、トラブルが起こることを願っとるみたいやで」


「あはは……」

「うう……」


「まさかー…………」


 うん?


 今、何か聞こえなかっただろうか?


「えっ?」


 私は周囲を見渡した。


 一見、何もないように見えたが……砂に埋もれた外套らしきものが見える。


 人だ。


「まさか……!」


 私は駆け寄って、砂をかき分けて、引っ張りあげた。


 褐色肌の男性だ。


 意識を朦朧(もうろう)とさせながら、かろうじて生きている状態だった。


「はー……”言葉は波動”って、ホンマなんやな」


「そんなこと言ってる場合じゃないって!」


 というか、なんで、そんな言葉は知っているのか……

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