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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第13章 覚醒する少女
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開花の時は

格上相手に使えないなら意味はない。


『無形の型』の本意がどうこう以前に、それでは必殺技の意味がない。


格上相手でも、逆転の一手……決めることさえ出来れば、大金星を狙えるものが必殺技でなければならない。


そう考えると、現状『改』は真意に近づいたと言っても到底、必殺技の体をなしていない。


「踊る剣技と重ねてみる……?」


とは言っても根本的な解決にならないだろう。


改善点としてはズレている。


真意には近づいたのに、技としては不完全。


これを解消しなければ、この技に”先”はない……


「どうしたの?難しい顔をして……」


「……!」


顔を上げる。


すぐ近くにちーちゃんが立っていた。


一人になりたいから屋根の上にいたのもそうだけど、気配に一切気づかなかった。


集中していたのもそうだけど、ちーちゃんの走法?動きかたが全く違うような……


「大丈夫?」


「あ、いえ……少し悩んでいて……」


「また、あの課題?」


「え、ええ」


「頭で考えてもわかるものじゃないと思うけどね。身体を動かして実践してみないと」

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