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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第13章 覚醒する少女
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そもそも、迷いはしない

簡単な話、私が馬車を離れるのなら、馬車を守れるのはちーちゃんしかいない。


そもそも、戦闘要員というか、戦えるのが私とちーちゃんしかいない以上、そうする他ないだろう。


一応、傭兵などに護衛を頼むという手段もあるにはあるけど、

その分余分な費用がかかるし、実力という点でも見劣りしてしまう。


故にちーちゃんには悪いのだけど、選択の余地などなかったのだ。


「……ま、馬車に乗っていくのと、砂漠を渡ることを考えたら、馬車のほうが楽でいいけどね」


それもそうだ。


「それじゃあ、決まりですね。

出発はどうしましょう?」


「いつでも大丈夫ですが……シンシアさんの都合はどうなんですか?」


私達の準備なんて、シンシアさんのそれを考えると知れている。


私に限って言えば、今すぐに出発しても差し支えはない。


「そうですね……明日一日で準備を済ませましょう。

明後日の朝に出発がいいかと」


「いいと思いますよ。

他のみんなはどうです?」


「問題ないよ」


(なん)もないで。セレナはんにしても、馬車に積んでもらうだけやし」


「じゃあ、決定で」

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