表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第13章 覚醒する少女
861/1085

万が一の保険

「ま、それはともかくとして、蝶が傍に居る限りは、馬車側の状況がわかることになりますね。

と言っても、そちらから私への一方通行ですが……」


顔を見合わす。


問題点があるとすればそこになるだろう。


蝶とセレナの意識を共有しているといっても、蝶がいないとセレナが意思疎通の手段がない以上、

どうしてもそうなってしまう。


「それでいいと思いますわ。

トラブルがあったとしてもクリシュ……ナさんなら自力でどうにか出来るという信頼があります。

万が一があるとしたら、こちらです。

その時、すぐに駆け付けることが出来なくともクリシュナさんに情報が伝わるのなら、

最悪は避けれると思いますわ」


「…………

そう、ですね」


私は自分に言い聞かすように頷くと、ちーちゃんの方を向いた。


「選択の余地はないと思います。

ちーちゃんも馬車にいてください」


「……そうだろうね。

自分で決めつけるのはよくないと思って、決まってない風に言ったけど、そんな気がしてた」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ