表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第13章 覚醒する少女
854/1085

主役おいてけぼり、なお……

「そうですか……では、醤油の生産というのはどうでしょうか?」


「ん?わざわざ、完成品のソースの成分を組み換えて売るの?

それが許されるのかどうかは置いておくにしても、それもコストが高くなると思うけど……」


「いえ、その場合は大豆からですわ。チヒロさんの知識なら……出来ますよね?」


「まぁ……不可能ではない、かな。クリスちゃんの協力前提だけど」


「移動の時間で熟成させることは出来ないのですか?」


「いや……時短どうこうを考えなくとも、製造所じゃなく、設備もないんだから、

魔法でどうこうしないといけない手順はあるよ」


「そうですか。出来れば、クリシュナさんのお手を(わずら)わせたくないのですが……

協力いただけますか、クリシュナさん?」


「…………ぶつぶつ」


「クリスちゃん?」


「……そうか、これは麺を通してスープを味わうという考え方が正しいのか。

故にこのシンプルさ……いや、もっと違うアプローチのスープでも合うのかな?

麺はどうだろう?このちぢれ麺で完成されていると考えることは出来るけど、

スープに絡ませるという意味では、実はストレート麺の方が向いている。

だけど、絡んでいる”感”という意味ではちぢれ麺で、決して間違いとは言えない。

スープ単独でも麺単独でも完成しえない、これは。

至高だ。でも、それで満足してしまっては先がない訳だし……」


「……あっ」


「そういえば、カレーの時のこんな感じになってたね……」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ