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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第13章 覚醒する少女
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キミの頭の中はいつもそれなのか?

「クリスちゃんは成分を分子単位で分解、結合出来るからね。

要は醤油と同じ成分にすればいいだけだよ」


「か、簡単に言いますわね。科学的なことをいうなら、そうなのかも知れませんが……」


シンシアさんはちらりと丼鉢を見た。


「……それはそうと、替え玉って、いただけます?」


「うん、用意するね。クリスちゃんも食べる?」


「あ、お願いします」


ちーちゃんは手際よく、私の前に新しい丼鉢と、シンシアさんの前に新しい麺を出した。


私はすぐに食べ始めた。


「…………」


初めて食べる料理のはずなのに、どこか懐かしさを感じた。


一方、シンシアさんは出された麺をじっと見つめていた。


「どうしたの?」


「あ、いえ……せっかくなら、商売に出来ないかと思って……」


「カレーの時もそんなこと言ってたね」


「チヒロさんの意見としては、どうなのですか?これで商売出来ると思いますか?」


「……いや、ワタシは料理は作れても商売はやってこなかったからね。

常にその時のベストを求めたしまうから、コストがかかり過ぎると思うよ。

一杯いくらで売るつもりか知らないけど、これで採算を取れるようには出来ないかな」

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