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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第13章 覚醒する少女
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0から1を作るより、1を増やす方が容易い

「ああ、作ったんだよ。クリスちゃんに魔法で協力して貰ってね」


「醤油を……?ですが、いくら魔法で時短出来たとしても、大豆から作ろうとしたら、

すぐに出来るとは思えませんが……いつから、用意されたんですか?」


「いや、違うよ。イチからと言っても材料を作るところからは無理だよ。

数時間前から始めたんだ、大豆からなんて無理だよ」


「??……なら、どうしたんですの?」


「シンシアちゃん、自分で言ったじゃない。

醤油風味のソースがあるって」


「え、ええ……ですが、あれをそのまま使っても……

まさか、複雑な調理をすれば、醤油に出来るんですの?」


「はは、流石にそれは手間だし、難しいよ。……」


ちーちゃんはぼそりと、私の耳でなければ、聞こえない声でささやいた。


”ワタシじゃなければ”、と……


「まぁ、そんな方法を使わなくとも、クリスちゃんの魔法でどうにか出来るでしょ?」


「え……あ!まさか、魔法でソースの成分を組み替えて、醤油にしたのですかっ!?」

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