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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第5章 戦い続ける少女
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朝の一大事件 中編

「駄目って……どうして?」


「わたしじゃ、クリスさんの髪を切るなんて大役勤まりませんよ!」


「そんな大袈裟な……ちょっと鬱陶しくなってきたから、ちゃちゃっと適当に切ってくれればいいよ」


「ええっ!?」


と、そんなところで、シンシアさんが洗面所から戻ってきた。


「どうしたんですか?そんなに騒いで」


「クリスさんが髪を切ってくれっていってるんですよ!」


「なん……ですって!?」


「シンシアさんまで……大袈裟ですよ、髪切るくらいで」


「な、なに言ってるんですか!?

クリシュナさんは今の時点でもショートめなのに、さらに短くするんですか!?」


「いや、鬱陶しくなってきたから――」


「いやいや!全然鬱陶しくないですよ!」


「いや、私が――」


「それ、男の子の考え方!」


「でも、戦う時、邪魔になるし――」


「後ろで結べばいいじゃないですか!」


「……あの、どうして、シンシアさんはそんなに反対するんですか?」


「……知らないんですか?」


「え、なにをです?」


「作中で髪型を変えたキャラは大抵、前のほうがよかったって言われるんですよ!」


「な、なんの話ですか!?」

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