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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第13章 覚醒する少女
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痙攣

ちーちゃんは丼鉢を用意すると、手際よく既に準備していたものを鉢に入れていった。


途中に麺のようなものが入った、麺料理のようだ。


「ま、まさか、それは……!?」


()()()では食べれなかったでしょ?……はい、どうぞ」


シンシアさんは、差し出された丼鉢をまじまじと見て、息をのんだ。


「……ら、ラーメンですって!?」


シンシアさんの声も身体も震えた。


「うん、所謂(いわゆる)醤油ベースの中華そば、だね。

元々の中国にあったやつとか、家系とかじゃなくて、日本式の昔ながらの」


「っ…………!!」


シンシアさんは、ぶるぶる震えている。


「まぁ、何というか、別に中華そば原理主義者って訳じゃないんだけど、

きっと、久しぶりだろうから、こういうシンプルなのの方が食べたいかなって」


「…………!!」


シンシアさんの震えが……止まらない。


「あ、でも、ダシは野菜ベースだから、昔ながらのって風にも言い切れないか……

流石に、鶏がら用意するのも、煮込む時間もなかったから……

もちろん、インスタントのスープの素もないしね」

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