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最強一家の末娘~鬱フラグブレイカーの救済録~  作者: 結城コウ
第13章 覚醒する少女
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分類、定義

セレナの傍にいた蝶がふわりと舞い上がるように、私達の傍にまで、近寄ってきた。


「あの……なんやいうお母さんに反応したんやろ?」


「そうだけど……」


「……?」


あれ?なんで蝶が、セレナがアミテさんとのことを知ってるんだろう……?


あの時は確か……?


ちーちゃんが昏睡したきっかけだし、後から誰か話したのかな……


「でも、あの人は純粋なモンスターという訳やなかった。

後天的に、モンスター化した人間や」


「そうだね。でも、機能(システム)はモンスターと判断した」


「それや。引っかかるのは」


「なにが?」


「あのお母さんには反応しといて、なんで、わたしには反応してへんのや?」


「そんなの――――アンタをモンスターと認識してないからじゃないの?」


「なんでや?」


「知らないって、そんなの……ていうか、モンスターと思われたいの?」


「んーー……という(ちゅー)かな、わたし自身突然変異や。

蝶と呼ばれとるが、自分の分類を蝶と呼ぶのは(ちゃ)う気がすんねん」


「だから、モンスターだって?」

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